休日はパパの顔の海老蔵と一緒に歩く、麗禾ちゃんと勸玄くん
6月28日、海老蔵はインスタライブで、お金に関するこんな発言をしている。視聴していたファンが振り返る。
「弟子のことも考えないといけないからと前置きした上で、“お金が必要”と話していました。資金集めとして有料の動画配信を考えていて、1回の配信で1000円だとキツいから、5000円がいいと話していたんです。海老蔵さんはお金には困っていないと思っていたので、びっくりしました」
海老蔵は、年会費2万円の後援会やファンクラブからの収入に加え、ブログの広告収入が年収で4000万円を超えると一部で報じられている。
歌舞伎の世界でも有数のビジネス手腕を持つ海老蔵だが、来年は物入りになるタイミングだ。
「延期になった襲名公演は、来年5月から開催するという話があるようです。襲名公演は“襲名貧乏”という言葉があるくらいに、費用が掛かる。團十郎の名に恥じない公演をするためにも、お金は必要ということなのではないでしょうか」(前出・歌舞伎関係者)
◆海老蔵二十四番って一体何だ?
「攻め」ばかりではない。「守り」の錬金術も駆使している。
「実は役者名や演目名など、成田屋に関連する50以上の名称が、商標登録されているんです。しかもそのほとんどが、先代が亡くなった2013年2月3日以降に出願されている。つまり、海老蔵さん主導で進められたことなのではないでしょうか」(別の歌舞伎関係者)
弁理士で海特許事務所所長の古岩信嗣さんはこう話す。
「商標登録とは、特定の商品やサービスに対して商標を独占的に使用する権限を国に認めてもらうことをいいます。例えばタレント名を商標登録することで、ほかの役者がその名前を名乗ったりすることへの抑止力となります。日本のエンターテインメント界でも商標にまつわるトラブルが増えているので、商標登録する事例は増えています」
今年6月9日、海老蔵は『海老蔵二十四番』『勧進帳』『助六由縁江戸桜』『暫』などの商標登録をまとめて出願している。冒頭、歌舞伎ファンがザワついたのは、ここに『EBIZO THEATER』なる文言が含まれていたからだ。