芸能

5年ぶり民放ドラマ主演の香取慎吾「月曜夜10時」に運命感じる

「“ぼく昔、テレビドラマ出たことあるんだよ”くらいのテンションだったから、本当にうれしい」(香取)

「“ぼく昔、テレビドラマ出たことあるんだよ”くらいのテンションだったから、本当にうれしい」(香取)

 香取慎吾(43才)が主演を務めるドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(毎週月曜22時~、テレビ東京系)が1月25日にスタートする。SNSトラブル専門の「警視庁指殺人対策室」で顔の見えない犯罪者=アノニマスと闘う捜査官たちの活躍を描くこのドラマ。その見どころについて、放送作家でコラムニストの山田美保子さんが香取に話を聞いた。

 * * *
芝居は苦手。仕事の中でいちばん難しい

山田:このところ、毎日のように『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京系)の最新情報が更新されて。すごく話題になっていますね。

香取:ありがとうございます。民放ドラマは5年ぶり? え? 『ストレンジャー~バケモノが事件を暴く~』(テレビ朝日系)以来? へ~(しみじみ)。自分では、あんまり把握できてないんですよね。で、テレ東さんには33年ぶりに来ました。新しい社屋も初めてだったから、いろいろな場所を説明してもらいながらやった初日の衣装合わせやポスター撮りでは、すごくワクワクしました。『あぶない少年III』以来ということも皆さんから驚かれるんですけど、ぼく、小学生でしたからね。お芝居っぽくはやってましたけど、スケボーに乗ったりしてバラエティーみたいなカンジだったから、ドラマという印象はなかったです(苦笑)。

 ぼくは“お芝居”は苦手で、いろんなお仕事をさせていただいているなかでも、いちばん難しいなって思ってしまうんです。ただ最近、お芝居でのぼくのスイッチの入り方を褒めてくださるかたがいらっしゃる。(稲垣)吾郎チャン(47才)も言ってたかな。だけどぼくからすると、事前の準備ができないタイプで、もう行き当たりばったりで「本番」って言われたら120%で、やるでしょ。それしかできないって言うと、「みんな、それができないんだから」って。

 音楽とかアートとかは準備を詰めるところまで詰めてやってますし、放送作家のような役割を担っている『ななにー』(『7.2 新しい別の窓』・AbemaTV)でも、毎月トンデモない量の打ち合わせをしています。ブラッと商店街を歩くようなロケでも、なんでそんなに打ち合わせしてるんだろうと思うくらい、やってるんですけれど、お芝居の現場では完全に“お任せ”。ほんと、いちばん身を任せていますね。久々のこういうカンジを思いっきり楽しみたいなって思っています。それと、月曜夜10時という枠に関しては、ずっとその時間帯に番組をやらせてもらっていたので…、運命のようなものも感じているところです。

関連キーワード

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン