サービス精神旺盛な華原朋美
ご主人は「お子さんが小さいうちに……」と“腹をくくった”
ちなみに、リモート会見では、『アウト×デラックス』の企画で「7kg やせた」というのを「うそです」と、ぶっちゃける場面も。実際には1.5~2kg減だったとか(笑い)。
そんなの全然関係ないです。これは、それまで朋チャンの辞書にはなかった“幸せ太り”なのですから。
「妊娠する前に思っていたことは、今後私はきっと死ぬまで独りぼっちで生活するのかなって」
「結婚願望も何度かあったんですけれども、いつからか結婚はもうしたくないって思ったんですね」
「けんかもしますし続いたことがないので、結婚は私には向いていないって思ってますね」
朋チャンが自身のYouTubeチャンネルで、こう語ったのは2020年12月のこと。でも実はその1か月前、(2年半前にイベントで出会っていた)にゃんちゃんと再会を果たしているのです。
2020年8月末に朋チャンがフリーランスになったとき、SNSを通じて仕事のオファーをしていらした何人かのうちの1人が、にゃんちゃん。その際も、熱を感じたそうですが、再会したときには、「この人と手をつないでいろいろなところに行ったら楽しいだろうなとか、息子も喜ぶだろうなとか、そういうことばかり考えていた」という朋チャン。抱き合ったときに肌と肌がすごく合うそうで、「やさしさに包まれている感覚を感じ取ることができた」「この人しかいないと思った」というのですから、これは本物でしょう。
所属事務所の社長さんであり、もともと芸能プロではなくイベントを仕切ったり、テレビ番組のキャスティングをしてきたにゃんちゃんは、私も某クイズ番組の現場でお目にかかっているのですが、腰が低くて、やさしくて、とっても頼もしそうなかた。でも、タレントさんを守るためにはビシッとおっしゃったり、怒ったりしてくださるかたとのことで、一緒にお仕事をしている女性スタッフには特に評判がいいかただと聞きました。
何より、息子さんがにゃんちゃんを「パパ、パパ」と呼び、なついているというのも朋チャンにとっては大きな安心材料だったことでしょう。にゃんちゃんも、お子さんが小さいうちに……と「腹をくくった」(仕事で彼を知る女性談)のだそうです。
なんでもかんでもコロナと結びつけるのもどうかと思いますが、Stay Homeで夫や家族とあらためて向き合ったとき、離婚が頭をかすめる女性もいらっしゃれば、逆に家族の必要性を感じ、シングルならば積極的に婚活するのがイマドキの結婚事情。
「悔しいとか、悲しいとか、つらいとか、ありましたけど、いまは結婚したことで自分の人生が急展開するんだなという気持ちになっている。歌って、バラエティーも楽しんで、お仕事いただけたら」と朋チャン。
確かに「急展開」なのかもしれませんが、V字回復などというのではなく、朋チャンの人生は、ゆるやかなカーブを描きながら幸せへと進んでいっているのではないでしょうか。
にゃんちゃん、朋チャンのことをよろしくお願いしますね。どうか、末永くお幸せに!
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2021年9月9日号