最も有力と見られているのが国立の「筑波大学附属高校」(東京・文京区)だ。悠仁さまが通うお茶の水中と道を挟んで隣接しており、通学時のルートや警備体制などが確立されている “アドバンテージ”がある。こちらも、直近で東大合格を約30人出している名門だ。
「悠仁さまの東大進学は紀子さまの悲願ともいわれています。仮に実現すれば、初の“東大出身天皇”になる。そのためには、なんとしても進学実績のいい高校に入学させたいと、紀子さまも前のめりなんです」(宮内庁関係者)
この筑附が秋篠宮家にとっての“第一候補”といわれる背景には、「提携校進学制度」の存在がある。2017年にお茶の水女子大と筑波大の連携の一環でできた制度で、両大学の附属校の生徒の若干名が進学のタイミングで“交換入学”するものだ。
「学力テストは不要で、面接とレポートで合格者を決定するとされています。ただ、男女共学かつ高偏差値の筑附からお茶の水へ進む理由は見当たらず、事実上“お茶の水から筑附への抜け道”です」(前出・受験塾関係者)
制度が作られた時期は、悠仁さまが「中学選び」をされていた頃とぴったり重なる。
「お茶の水小に通う男子は、高校進学を見越して中学受験を意識する人も多い。当時は、“悠仁さまが筑附中に進学するために、紀子さまが主導して設けられた制度ではないか”という声もありました」(前出・受験塾関係者)
ただ、同じ頃に長女・眞子さんの結婚問題が持ち上がった。
「さらに嫁ぎ先の母親の金銭トラブルが報じられ、秋篠宮家への風当たりが強くなった。紀子さまは制度を使うことを断念し、悠仁さまはお茶の水中にそのまま進学されることになったといわれています。眞子さんが結婚してアメリカに渡り、一応の決着をみたいま、紀子さまがこの制度を使っての筑附への進学を検討していてもおかしくありません」(前出・宮内庁関係者)