芸能

嵐・相葉雅紀も訪れた宮古島の犬猫保護団体を直撃!

嵐・相葉雅紀がトリミングした保護犬のサラと犬猫保護団体「宮古島セーブザアニマルズ」代表の中原絵梨奈さん。

嵐・相葉雅紀がトリミングした保護犬のサラと犬猫保護団体「宮古島セーブザアニマルズ」代表の中原絵梨奈さん

 嵐の相葉雅紀が宮古島を訪れ、3年前に出会った保護犬・サラに再会する様子が『24時間テレビ45』や『嗚呼!!みんなの動物園』(共に日本テレビ系)で放送された。

 多頭飼育崩壊で保護されたサラは、今はとある家庭に譲渡されて幸せに暮らしている。かつてサラのトリミングもしたことがある相葉は、その家庭にサプライズで訪れ、喜びの再会を果たした。

 しかし『24時間テレビ45』の放送後、サラが保護されていた犬猫保護団体『宮古島セーブザアニマルズ』が、近隣住民とトラブルになっているとの報道があった。

 犬の鳴き声や糞などのごみに近隣の住民は困っているが、この犬猫保護団体との話し合いに折り合いがつかないという。

 筆者も犬を飼っていて、ペットの暮らす環境については関心がある。ただ、犬猫の保護施設とはどういうものか想像がつかない。しかもたまたま夏休みをとって宮古島にいたので、いったいどういうことか、宮古島にあるこの犬猫保護団体に直撃取材した。

* * * * * 

 宮古島といえば“宮古ブルー”の美しい海を思い浮かべるが、犬猫の保護シェルター『宮古島セーブザアニマルズ』は宮古島の内陸地域にあって、そこから海は見えない。信号もなく、さとうきび畑が続く細い道を入っていくと、

「セーブザアニマルズに告ぐ 犬の鳴き声 騒音に日々悩まされ地元住民の生活が脅かされ苦しんでいます」

 と書かれた黄色い看板が立っている。

 ということは、このあたりにあるはず・・・・・・と左右を見渡しながら車をゆっくり走らせるが、“犬猫が多数飼われている保護シェルター”的なそれらしい建物や敷地は見つからない。

 ものすごい「犬の鳴き声 騒音」が聞こえてくると思っていたのだが、想像した音量ほどではない。それでも、何頭もの犬が吠える声は聞こえてくるので、犬を飼っていない人やずっと近くに住んでいる人にとっては、耳障りに感じることもあるだろう。

左側の建物が犬猫保護施設「宮古島セーブザアニマルズ」。

左側の建物が犬猫保護施設「宮古島セーブザアニマルズ」

 看板もなく入り口も目立たないが、カーナビの住所でいうとここかな? と見つけた建物に入っていくと、代表の中原絵梨奈さんほか4名のスタッフが、3台の洗濯機で大量のタオルなどを洗っているところだった。

 突然の訪問にとまどったようであったが、取材したい旨を伝えると、「ありのままをどうぞ見てください」と中原さんが案内してくれた。

 以前は保護犬猫のことを知ってほしいという思いで、「ふれあいタイム」をもうけ、訪れた人が犬猫と遊べるようにしていた。が、タダでペットと遊べる場所と勘違いしているような人や、ボランティアさせてと押しかけてきて勝手に犬を散歩させてしまうなど迷惑行為を行う人もいた。

 犬猫たちの世話に支障が出て、スタッフにも負担がかかるので、現在は「ふれあいタイム」を中止している。なので、ほんとうは、突然訪問しても見学のために施設の中へは入れない。特別に中を見せてもらいながら説明を受けた。

家族が見つかるまで、犬猫たちが安心して過ごせる環境を作っている。

家族が見つかるまで、犬猫たちが安心して過ごせる環境を作っている

関連キーワード

関連記事

トピックス

俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」
AIを活用し遭遇リスクを可視化した「クマ遭遇AI予測マップ」から見えてくるもの 遭遇確率が高いのは「山と川に挟まれた住宅周辺」、“過疎化”も重要なキーワードに
週刊ポスト
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト