笑いの絶えない夫婦(2021年11月)

笑いの絶えない夫婦(2021年11月)

 紀子さまは今年9月に文書で、眞子さんについて《近況や生活については、本人の希望もあり、お答えは控えます》としながらも、《今は直接会うことが叶いませんが、庭の花の世話をしながら、木香薔薇のアーチを作り、いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩くことができましたら、と思っております》と、眞子さんのお印の花に触れながら、長女への思いを綴られていた。

「文書で眞子さんへのメッセージを強く打ち出されたのは、お気持ちを眞子さんに直接お伝えできる状況になく、報道という間接的な手段を使わざるをえないという現状を意味すると囁かれました。『お喜びのご様子』という最側近の会見も、同じ構図でしょう」(前出・皇室記者)

 今年の秋篠宮さまの誕生日会見でのご発言は、図らずもその証左となった。

「小室さんには言及しなかったものの、秋篠宮さまは眞子さんについて“自分のことについて話すのを控えてほしいと申しているようなので、私からは何も話せない”という趣旨の発言をされました。“自分が直接話したわけではない”という伝聞の強調は、親子関係の溝が修復できていないということを示唆されているのでしょう。眞子さんへの思いやりを感じさせる一方で、小室さん夫婦へのやるせない思い、忸怩たる気持ちがほとばしるようなお言葉でした」(前出・皇室記者)

 結婚から1年が経過しても娘との対話はままならない──原因は無論、小室さんにある。

結婚は駄目だとは言えない

 秋篠宮さまは小室さんに不信感を抱かれて久しいという。

「渡米後、2度目の司法試験の受験時には、結果どころか受験をしたかどうかすら、秋篠宮さまへの連絡はなかったそうです。娘を案じる父親としては、大いに不満だったとしても不思議はありません」(前出・宮内庁関係者)

 秋篠宮さまは当初、小室さんのことを「非常に真面目な人」だと評されていた。しかし、2017年12月に小室家の金銭トラブルが発覚した後の対応で、その評価は一変する。

「秋篠宮邸に説明に訪れた小室さんは、“貸与ではなく贈与と認識している”と自分たちに非はないことを主張するばかりだったといいます。小室家側に立った眞子さんもそれに同調した。国民に納得してもらえるような説明は一向になされませんでした」(前出・宮内庁関係者)

 それでも秋篠宮さまは、結婚を反対することはなかった。前出の『秋篠宮』によれば、《私は立場上、憲法を守らなくてはいけません。ですから、二人が結婚したい以上、結婚は駄目だとは言えません》というお考えだったという。

 実際に、できる限りの準備を進めてもいた。別の宮内庁関係者が当時の状況を明かす。

「イメージの通りですが、皇族の結婚は儀式が多い。儀式に伴う装備には、さまざまなお金がかかります。秋篠宮ご夫妻は、小室家の経済事情を慮られ、そのキャパシティーを超える費用は肩代わりする方向で話を進められていた。実際に納采の儀に向けて用立てられた物もあったと聞いています」

関連記事

トピックス

若手俳優として活躍していた清水尋也(時事通信フォト)
「もしあのまま制作していたら…」俳優・清水尋也が出演していた「Honda高級車CM」が逮捕前にお蔵入り…企業が明かした“制作中止の理由”《大麻所持で執行猶予付き有罪判決》
NEWSポストセブン
「正しい保守のあり方」「政権の右傾化への憂慮」などについて語った前外相。岩屋毅氏
「高市首相は中国の誤解を解くために説明すべき」「右傾化すれば政権を問わずアラートを出す」前外相・岩屋毅氏がピシャリ《“存立危機事態”発言を中学生記者が直撃》
NEWSポストセブン
3児の母となった加藤あい(43)
3児の母となった加藤あいが語る「母親として強くなってきた」 楽観的に子育てを楽しむ姿勢と「好奇心を大切にしてほしい」の思い
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
神戸ストーカー刺殺“金髪メッシュ男” 谷本将志被告が起訴、「娘がいない日常に慣れることはありません」被害者の両親が明かした“癒えぬ悲しみ”
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
木瀬親方
木瀬親方が弟子の暴力問題の「2階級降格」で理事選への出馬が絶望的に 出羽海一門は候補者調整遅れていたが、元大関・栃東の玉ノ井親方が理事の有力候補に
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン