国内

愛子さま、御所でW杯戦士とご面会 森保監督や長友選手らにねぎらいの言葉

両陛下とともに日本の勝利を喜ばれた(2022年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)

両陛下とともに日本の勝利を喜ばれた(2022年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)

 天皇皇后両陛下や皇族方の動静の一部は、宮内庁からの発表や、報道を通して広く世間に伝えられるが、一方でプライベートの「お忍び」でのお出かけや来客のお出迎えも少なくない。暖かい日差しがあった1月中旬の平日の午後、皇居の門を数台の車列がくぐり、御所へと向かった。乗っていたのは精悍で屈強な男たちだった。

「昨年のW杯でサッカー日本代表を率いた森保一監督(54才)と、長友佑都選手(36才)など複数の選手が御所を訪れました。スーツに身を包み、若い選手は緊張しているように見えたそうです」(宮内庁関係者)

 迎えたのは、両陛下と愛子さまだった。

「愛子さまは訪れた選手らにねぎらいの言葉をかけられ、手に汗握る試合展開から目が離せなかったことなど、素直な感想を述べられたそうです。長友選手の『ブラボー!』もご存じの愛子さまは、選手たちとの“夢の共演”に少し緊張されつつも、楽しげに歓談されたようです。

 日本サッカー協会の名誉総裁を務め、開催国・カタールへも観戦に行かれた高円宮妃久子さまも同席され、愛子さまが選手とお話になる様子を微笑ましくご覧になっていたといいます」(前出・宮内庁関係者)

 本誌『女性セブン』の取材に宮内庁は「私的なものであるため、内容については控えさせていただきます」と回答した。

 W杯カタール大会(昨年11月20日?12月18日)には、日本中が熱狂。日本にとって大事な初戦となった11月23日のドイツ戦では、死闘の末に逆転勝利をもぎ取った。歴史に残る戦いを、愛子さまはリアルタイムで観戦されたという。

「愛子さまはドイツ戦をテレビでご覧になり、画面越しに祈るような気持ちで声援を送られたそうです。その日、陛下は宮中祭祀の『新嘗祭』に臨まれ、雅子さまは御所でお慎みだったため、試合を観戦されなかったのですが、手に汗握る試合展開と興奮を、あとから愛子さまからお聞きになったそうです。強豪国を相手に勝利を挙げたことに、ご一家で『ブラボー!』と喜びを分かち合われたことでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 この大会に、雅子さまも昨年12月9日の誕生日文書で《日本代表チームがすばらしい健闘をし、多くの人々に、大きな感動や夢とともに、困難に立ち向かう勇気を与え、日本の人々が心を一つにする機会になったことも印象に残る出来事》と触れられた。

 実のところ、愛子さまのサッカー観戦歴はかなり長い。記念すべき“初観戦”は物心がつかれる前だ。

「2002年の日韓大会では、愛子さまはまだ生後6か月でしたが、陛下とお揃いで日本代表のユニフォームをお召しになり、膝の上に抱かれながら、ご一家でテレビ観戦されました」(別の宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
【エッセイ連載再開】元フジテレビアナ・渡邊渚さんが綴る近況「目に見なえい恐怖と戦う日々」「夢と現実の区別がつかなくなる」
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
名物企画ENT座談会を開催(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏/撮影=山崎力夫)
【江本孟紀氏×中畑清氏×達川光男氏】解説者3人が阿部巨人の課題を指摘「マー君は二軍で当然」「二軍の年俸が10億円」「マルティネスは明らかに練習不足」
週刊ポスト
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン