両陛下はこの大会で、スタジアムへも足を運ばれている。
「埼玉スタジアム2002で開催された日本対ベルギー戦を、ベルギーのフィリップ皇太子(当時)夫妻とともにご覧になっています」(前出・宮内庁関係者)
両陛下の影響でサッカーにお詳しい愛子さまは御所での面会でも「森保監督に戦術面や選手起用について、突っ込んで質問されたようです」(前出・宮内庁関係者)という。また愛子さまは、女子サッカーの試合にも強く関心を持たれている。
「2011年になでしこジャパンがW杯を初制覇した際には、小学生だった愛子さまは、休み時間や放課後にお友達と学校のグラウンドでサッカーをする機会が増えました。なでしこジャパンの大ファンにもなり、この頃からスタジアムで試合を見てみたいと思われるようになったようでした」(前出・宮内庁関係者)
その3年後、スタジアムでの生観戦が実現する。2014年8月、ご一家揃って都内のグラウンドを訪れ、全国高等学校総合体育大会の女子サッカーの試合をご覧になった。
「野球と相撲はすでにご覧になったことがあった愛子さまも、サッカーの試合を生で観戦されるのは初めてでした。夏休みを利用して両陛下に同行された愛子さまは、真夏の肌を刺すような日差しのもと、時折帽子をかぶって、隣に座った陛下からルールなどの説明を受けながら、真剣な眼差しでボールの行方を追い、俊敏な選手の動きに見入られていました。
帰り際には関係者から『愛子さまもサッカーをいかがですか』とすすめられ、笑顔を見せられる一幕もありました」(前出・宮内庁関係者)
愛子さまの激励を糧に、日本サッカーはさらに飛躍していくことだろう。
※女性セブン2023年2月16日号