芸能

《4月改編の余波》激変の「女性アナ相関図」NHKは和久田シフトで玉突き人事、ヒロド抜擢で『報ステ』に異変

復帰や退社などで、各局のアナウンサー人事も激変(写真はNHK・和久田麻由子アナ)

復帰や退社などで、各局のアナウンサー人事も激変(写真はNHK・和久田麻由子アナ)

“女王”の帰還にフリーアナの抜擢、事件に退社と4月改編で各局が鳴動している。戦国時代を生き抜く女性アナウンサーの悲喜交々を相関図で解説する。

 大きく動いたのはNHKだ。絶対的エースの和久田麻由子アナ(34)が産休から復帰し、4月から『ニュース7』のMCを担当することが決定。

「これにより現在『ニュース7』の林田理沙アナ(33)が『ニュースウオッチ9』へ、『ニュースウオッチ9』の山内泉アナ(29)が『ニュース7』(金?日・祝)に異動する玉突き人事が発生した。若手アナは虎視眈々と次期エースの座を狙っており、戦局は混沌としています」(女性アナウンサーに詳しいライターの島本拓氏)

 NHKは札幌放送局の船岡久嗣アナ(47)がストーカー事件で逮捕されるなど悪い意味で注目が集まる。4月改編で新しい公共放送を見せられるか。

 テレビ朝日でもビッグニュースがあった。3月末で朝日放送を退社するヒロド歩美アナ(31)を、4月から『報道ステーション』のスポーツ担当キャスターに抜擢。現在スポーツ担当の安藤萌々アナ(25)がキャスターに昇格する一方、同期で現キャスターの渡辺瑠海アナ(25)がフィールドキャスターに“降格”。テレ朝関係者が語る。

「フリー転身直後のヒロドアナにいきなり看板番組を用意するあたり、上層部の期待は高い。渡辺アナは4月から『サンデーステーション』も担当しますが、露出減は避けられません」

 フジテレビでは永島優美アナ(31)が3月末で『めざまし8』のMCを卒業。後任は小室瑛莉子アナ(24)が務める。現在、同期の竹俣紅アナ(24)が『めざまし8』で情報キャスターを務めており、それを差し置いての小室アナの抜擢。朝の顔を巡る争いは苛烈だ。

「夜の番組では、3月末で退社する三田友梨佳アナ(35)に代わり、堤礼実アナ(29)が『FNN Live News α』のMCに。ただ、堤アナは情報番組志向が強く、『めざまし8』のMCを狙っていたと言われている。本意ではなかったのかも」(フジ関係者)

関連記事

トピックス

靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン