長いがん闘病の末に2017年6月、天国へと旅立った

長いがん闘病の末に2017年6月、天国へと旅立った

 地下1階、地上2階建ての豪邸は、ヨーロッパのお城のようなたたずまいだった。

「敷地は約50坪。團十郎が2億円で購入し、1億8000万円のローンを組んだとされます。地下には夫婦ふたりのこだわりの大きなお風呂が作られ、内装や家具は麻央さんが選んだといいます」(前出・芸能関係者)

 そのマイホームで、2011年に長女・ぼたん(11才)と2013年に長男・新之助(10才)が誕生した。しかし、麻央さんの病気が判明して以降、一家は都内の別の場所にあるマンションへと移り住んだ。

「家賃170万円ともいわれる高級マンションです。セキュリティーはもちろん、麻央さんの体調を考慮して、階段の上り下りをしなくていいように選ばれました。すべては麻央さんの闘病のためだった」(前出・芸能関係者)

 無人になった邸宅は、麻央さんの死後、しばらく経ってからリフォームが施され、歌舞伎の稽古場へと姿を変えた。サウナなどが設置されたが、子供たちが麻央さんの思い出に接することができるよう、麻央さんの部屋はそのままの状態で残された。

 2021年、團十郎は自身のYouTubeチャンネルで、改装中の自宅に子供たちを案内する様子を公開。「ママの部屋とか、そのままだよ」と團十郎が説明しても、子供たちは目の前の変化に寂しさを拭えない。しかし、別の動画ではぼたんが、「私はこれからを考えると、ママと過ごせた場が、このように泊まれるような、いつでも来れるような場所になってうれしい」と話し、新之助も「ぼくもすっごいうれしいです」と明かしていた。

「リフォームは行いましたが、邸宅には麻央さんの息づかいが残っていました。思い出も多く詰まっており、まさに麻央さんの『形見の自宅』だった」(前出・芸能関係者)

関連記事

トピックス

【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
『教場』では木村拓哉から演技指導を受けた堀田真由
【日曜劇場に出演中】堀田真由、『教場』では木村拓哉から細かい演技指導を受ける 珍しい光景にスタッフは驚き
週刊ポスト
どんな演技も積極的にこなす吉高由里子
吉高由里子、魅惑的なシーンが多い『光る君へ』も気合十分 クランクアップ後に結婚か、その後“長いお休み”へ
女性セブン
各局が奪い合う演技派女優筆頭の松本まりか
『ミス・ターゲット』で地上波初主演の松本まりか メイクやスタイリングに一切の妥協なし、髪が燃えても台詞を続けるプロ根性
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン