一方で、眞子さんは表立った活動を控えている。
「小室さんは平日仕事ですから、眞子さんが中心となって引っ越しの準備を進めている。それももう佳境でしょう。彼女は現在、佳子さまがひとりで暮らされる、秋篠宮邸近くの『分室』(東京・赤坂御用地)に私物を残してきていますから、その送付手配なども行っているのではないでしょうか。現在のマンションは11月中旬で解約する運びになることが正式に決まったので、早ければ10月中の週末にも引っ越すかもしれません」(皇室ジャーナリスト)
夫婦の新居は前述の通り、ニューヨーク郊外の高級住宅街にある。ヘルズキッチンとは打って変わって静謐な空気をまとったこのエリアには、広大な庭のある豪邸が整然と立ち並び、各家は樹齢が数十年に上る大木に囲まれている。まるで一帯が森林のようだ。心なしか、ニューヨークの中心部よりも肌寒い。夕方にはリスが走り回るなどの光景も見られる、のどかな環境である。
人通りもマンハッタンと比較すると段違いに少なく、ジョギングやスケボーの練習、犬の散歩をしている人とごくたまに遭遇するのみ。車移動が一般的なのだろう。
「この地域の治安のよさは折り紙付きで、アメリカでは珍しく、夜間に散歩をしても危険ではない地区として知られています。というのも、住んでいるのが富裕層ばかりなんです。医者や銀行員、駐在員も多いかな。日本人にも古くからゆかりのある土地と聞いていますから、小室さん夫婦にとっても安心でしょう」(新居の近隣住民)
1900年代前半に建築された邸宅は2階建てで、ブラウンのレンガ調の屋根と白い外壁。クラシカルな外観だ。間取りは3LDKで、外庭と地下室も付いている。1階は、家族の共用スペースとして、リビング、ダイニングなどがある。2階はプライベートスペースで、メインのベッドルームのほかに、2つのベッドルームを備えている。つまり、家族何世代かが一緒に暮らせるように造られている邸宅なのだ。
小室さん夫婦にとって、このタイミングに「子供部屋」が必要になったということなのだろう。
「小室さん夫婦がこの家を選んだ理由には、子育てのしやすさもあるのでしょう。これだけ自宅が広ければ、子供が何人いてもまったく問題ありません。また、この地域は治安のよさのみならず、公立学校のレベルが高いことでも有名です。そうした教育のことまで視野に入れて、引っ越し先を決めたのでしょう。さらに、小室さんの母・佳代さんや、小室さんの祖父を呼び寄せて暮らすことも将来的には考えているのではないでしょうか」(前出・在米ジャーナリスト)