音楽は聴かずに出勤する小室氏
フルートとジャズピアノ
そもそもこの邸宅は、小室さんと深いつながりがある人物の持ち物だった。
「小室さんの留学先だったフォーダム大学ロースクールの中枢幹部のBさんの持ち家でした。Bさんは2年半ほど前に、約1億3000万円でこの家を購入しました。つい最近、Aさん夫婦に売却するまでは、実際に本人が住んでいたようです」(前出・新居の近隣住民)
小室さん夫婦が婚約内定会見を行った2017年9月前後には日本を訪れたこともあったというBさん。2018年に小室さんが留学した際には、フォーダム大学は彼を「プリンセス・マコのフィアンセ」とホームページで紹介したので、Bさんが小室さんの存在を知らなかったはずはない。
「2021年10月の結婚会見で、眞子さんは小室さんに『海外に拠点を作ってほしいと私がお願いした』と自ら明かしました。ふたりの渡米より前に、フォーダム大学の幹部のBさんが所有する家に移り住むという計画が存在していたのかもしれません」(宮内庁関係者)
ただ、佳代さんの金銭トラブル発覚や、2度の司法試験の不合格で、Bさんの家への引っ越し時期は当初の想定よりもかなり遅れたのだろう。世間の注目がますます夫婦の動向に集まるなかで、新たな一手を模索せざるを得なかったはずだ。
「小室さんは“皇室のコネ”を使って授業料免除の特待生として入学したのではないか、と指摘されていた時期に、フォーダム大学の執行部のBさんから自宅まで提供されたのでは、あまりにも露骨です。明るみに出れば、大学としても“特定の学生を優遇しすぎではないか”という批判にさらされかねません。
そこで、小室さんはBさんから直接ではなく、Bさんが売却した先であるオーナーと賃貸契約を結ぶというスキームに舵を切ったのではないか」(前出・在米ジャーナリスト)
そのオーナーこそ、中国出身のAさん夫婦である。Aさんは、ワンレングスボブの30代後半の女性だ。生まれは中国で、中国国内の最高峰の大学を卒業後、アメリカの名門大学に留学。さらに、アメリカの別のロースクールを卒業したエリートだ。
「彼女の専門領域は裁判の分析や調査で、主に裁判官を支援しているようですね。ニューヨーク最高裁判所関連の仕事も多数行っており、ニューヨークの法曹界でも名の通った人物です。
Aさんと小室さんの仕事の領域は重なる部分がありますから、2人が知り合いでも不思議ではない。当然、フォーダム大学ロースクールのBさんもよく知っているでしょう。ちなみにAさんはフルート、小室さんはジャズピアノと、趣味の面でも楽器という共通点があります」(別の在米ジャーナリスト)