国内

「週刊ポスト」本日発売! 小泉純一郎と滝クリの自民党総裁選ほか

 9月9日発売の「週刊ポスト」は、激動の9月を読み切るカラー大増ページのスペシャル合併号。自民党総裁選では、大本命に躍り出た小泉進次郎氏の援軍として、ついに父・純一郎氏が動き出した。総理・総裁となればファーストレディになる滝川クリステル氏にも注目が集まり……。大反響の発がん性物質を含む食品追及では、毎日の食卓を豊かにしてくれるハム・ソーセージ・ベーコンにも危険が潜むことが明らかに。経済、相場、芸能、スポーツ、さらにヤクザ世界のスクープ情報も満載です。

今週の見どころ読みどころ

◆<政界深層>小泉純一郎が「進次郎出馬」を承認した「おそるべき勝負勘」
かつて「小泉劇場」で国民を熱狂させ、政界を激震させた小泉元首相は、息子の将来について「50歳までは総裁選に出るな」と釘を刺してきた。進次郎氏自身は、「大人だから自分の進退は自分で決める」と強調しているが、政界関係者の誰もそれを信じてはいない。今回の出馬の裏には、やはり偉大な父の意向があったようだ。さらに、夫人の滝川クリステル氏には、早くも「アッキー以上の“モノ言うファーストレディ”になる」という下馬評が飛び交っている。

◆「弔い選挙」直前、池田大作・創価学会名誉会長の相続が動いた!
昨年11月に死去した池田氏の自宅は、創価学会の本部がある東京・信濃町にある。463平方メートルの広大な敷地に建つ一軒家は、時価5億円にも達すると推測されている。その自宅の相続が確定した。登記されたのは今年7月17日。その日は創価学会にとって大切な日で、池田氏の武勇伝として伝わる重大事件にまつわる日付なのである――。

◆「山一抗争」3巨頭射殺事件から40年間逃げ続けて逮捕されたヒットマンの素性
9月2日に長崎で逮捕された男の正体に、ヤクザ界隈は騒然となった。逮捕容疑は市議会議員に対する名誉棄損だったが、なんとこの男、40年前に日本中を震撼させた山一抗争で、当時の山口組組長や若頭を射殺した事件の指示役として指名手配されていた元組長だったのだ。警察の懸命の追跡を逃れ、山口組には詫び状を届けて姿をくらませていた40年間、何をしていたのか。射殺事件そのものは時効が成立しているが……。

◆厚顔無“敵”の斎藤兵庫県知事をなんとかして辞めさせられないのか
東大卒、元キャリア官僚の似非エリートによるパワハラ事件という軽い扱いでいいわけがない。すでに2人の自殺者が出ており、彼らには家族も友人もいる。知事として不適格であることは百条委員会の調査でも明らかすぎると感じるのに、本人だけは頑として辞職を拒否し続けている。行政責任はもちろん、民事や刑事で責任を問われる可能性もある斎藤知事は、しかし辞任にいたる可能性はいまだ高くない。本人が辞めないなら県議会による不信任決議か住民によるリコールしかないが、どちらもハードルが高いため、斎藤知事はたかをくくっているのかもしれない。知事を擁立して支えてきた維新の会、そして兵庫県民の決断に注目が集まる。

◆巨人「4年ぶりV」の最後のキーマンに浮上した浅野翔吾を支える「イチローの教え」
高卒2年目、身長170センチの若者がジャイアンツの躍進を支えている。8月にブレークした浅野は、ケガでリタイアしたヘルナンデスの穴を十分に埋めて阿部監督を喜ばせているが、その裏には「イチローの指導」があったという。いまや「小さな大谷になれる」とまで言われるそのバッティングの秘密を探った。

◆本当にすごかった! 佳子内親王は「健常者は使わない2つ目の手話」も達人級
母である紀子妃にならって幼少期から手話を身につけてきた佳子さまは、公務で手話を披露することも多く、外国訪問ではその国の手話を事前に学ぶほど。全日本ろうあ連盟に非常勤嘱託社員として勤務しているのだから当然といえば当然だが、ネット上では「本当の実力は?」といった疑問も出ていた。本誌が手話のスペシャリストに取材すると、実は佳子さまは文法の違う2つの手話をTPOに応じて使い分けているのだという。

◆楽天・三木谷浩史社長が喝破「日本を滅ぼすのは高い税率だ」
ユニクロを率いる柳井正氏がテレビ番組で「少数精鋭で仕事をしないと日本人は滅びる」と発言して物議をかもしたが、その柳井氏と競い合ってきたアントレプレナーである三木谷氏はどう聞いたか。「柳井さんの真意はわからないが」としつつ、日本を滅ぼすのは諸外国に比べて高すぎる税率だと指摘した。折しも自民党総裁選の候補者たちは揃いも揃って“財務省派”で、新政権は“増税メガネ”の再来になると予測されているのだが……。

◆東大卒、元No.1キャバ嬢の異色投資家が厳選した「乱高下相場で選ぶ5銘柄」
その攻撃的な手法から「ウルフ村田」と呼ばれる女性投資家は、桜蔭高校→東大→長銀というエリート路線を歩みながら、退職してキャバクラ勤め、さらに投資家へと転身した異色のキャリアを持つ。その村田氏は、「マクロな視点などわかりません。トランプかハリスかなんて、決まってから動けばいいんです」と言う。

◆<総力特集>老後のお金で「失敗した人たち」から学ぶ幸せの法則
資産形成や運用では多くの人が「夢のような未来」ばかり見て失敗する。しかし、失敗は成功の母と言い、他人の失敗データほど有用な参考書はない。マネーの賢者7人が、投資、年金、住まい、保険、介護、相続、ペットの7分野で、過去に起きた失敗例から導き出した幸せの老後を提唱する。

◆セブン-イレブンだけじゃない! 次に買収の標的になる日本企業ランキング
セブン&アイにカナダから買収提案があったというニュースは日本の産業界のみならず、普段からコンビニやスーパーを使う国民にも、「ああ、日本はこんなにお安い国になってしまったのだ」とショックを与えた。しかし、M&Aの世界では今回の提案は至極当然だった。やや専門的なEV/EBITDA倍率という指標を使って「お買い得な日本企業」を調べると、さらに恐ろしい未来が見えてきた。

◆ほとんどのハム・ソーセージ・ベーコンにも発がん性リスク物質が使われていた
食パンや菓子パンに健康を害する疑いのある物質が表示されないまま使われている実態を追及した本誌特集は大きな反響を呼んだ。さらに、毎日の食卓に上がる加工肉にもWHO(世界保健機関)が発がん性を警告する物質が含まれていることがわかった。1日50グラムの加工肉摂取で大腸がんリスクが18%も上がるとされる物質が、なぜ使い続けられているのか――。

◆<お楽しみグラビア>カラーで見る吉本新喜劇「乳首ドリルの瞬間」
いまや全国区の人気となった吉本新喜劇をカラーグラビアで徹底解剖する。すっちー、島田珠代ら人気芸人のインタビューも含め、爆笑の舞台を誌面で楽しめます。すな、すな、せんのかい!の決定的瞬間も(笑)。

◆<あなたの青春もここに>「学園祭の女王」たちの競演プレイバック
1980年代から1990年代にかけて、大学の学園祭といえば人気アイドルの華やかなステージが注目の的だった。各大学で争奪戦が繰り広げられた人気アイドルたちの華麗な姿をカラーグラビアで復刻する。美脚がまぶしい森高千里、令和ではギョッとするほどのハイレグを披露した杉本彩はじめ、西田ひかる、上戸彩、長澤まさみらが登場。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

米倉涼子を追い詰めたのはだれか(時事通信フォト)
《米倉涼子マトリガサ入れ報道の深層》ダンサー恋人だけではない「モラハラ疑惑」「覚醒剤で逮捕」「隠し子」…男性のトラブルに巻き込まれるパターンが多いその人生
週刊ポスト
新聞・テレビにとってなぜ「高市政権ができない」ほうが有り難いのか(時事通信フォト)
《自民党総裁選の予測も大外れ》解散風を煽り「自民苦戦」を書き立てる新聞・テレビから透けて見える“高市政権では政権中枢に食い込めない”メディアの事情
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン
女性初の自民党総裁に就いた高市早苗氏(時事通信フォト)
《高市早苗氏、自民党総裁選での逆転劇》麻生氏の心変わりの理由は“党員票”と舛添要一氏が指摘「党員の意見を最優先することがもっとも無難で納得できる理由になる」 
女性セブン
出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
《水原一平を待ち続ける》最愛の妻・Aさんが“引っ越し”、夫婦で住んでいた「プール付きマンション」を解約…「一平さんしか家族がいない」明かされていた一途な思い
NEWSポストセブン
公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反容疑で家宅捜査を受けた米倉涼子
「8月が終わる…」米倉涼子が家宅捜索後に公式SNSで限定公開していたファンへの“ラストメッセージ”《FC会員が証言》
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
巨人を引退した長野久義、妻でテレビ朝日アナウンサーの下平さやか(左・時事通信フォト)
《結婚10年目に引退》巨人・長野久義、12歳年上妻のテレ朝・下平さやかアナが明かしていた夫への“不満” 「写真を断られて」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか
NEWSポストセブン