2004年に初めて『24時間テレビ』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーになると、合計5回大役を務めた(写真は2004年)
ステージ上で輝くだけではない。そのパワーをステージの外、テレビに映らないところでも届け続けた。メンバーが先生役になり授業を行う名物イベント、『嵐のワクワク学校』も始まりは2011年3月の東日本大震災発生後のチャリティーイベントだった。2016年の熊本地震や2018年の西日本豪雨、2019年の東日本台風の際にも被災地などへの寄付を続け、ファンのみならず、嵐を知らない人たちにも「ワクワク」が波及された。
名実共に国民的スターたらしめたのは平成から令和に変わったときだろう。御代がわりと天皇陛下の即位を祝った2019年の「国民祭典」の祝賀式典で、その日のために作られた奉祝曲を5人が歌い上げると、感極まった皇后雅子さまが涙ぐまれるシーンは多くの人に感動を与えた。
※女性セブン2024年11月7日号