国内

雅子さま、皇后になられて初めて迎える阪神・淡路大震災追悼式典に出席 “水仙の花を手向けた”美智子さまから受け継がれる被災地訪問への思い

現在の皇室にとって重要な公務のひとつとなった被災地訪問

現在の皇室にとって重要な公務のひとつとなった被災地訪問

 平成の時代に上皇ご夫妻が確立され、現在の皇室にとって重要な公務のひとつとなった被災地訪問。今年、30年前の震災で失われた命を弔い、復興を祈られるのは天皇皇后両陛下だ。大役を果たすため、雅子さまはご自身のご体調管理に余念がないようで──。

 1月の皇室は忙しい。新年祝賀の儀や新年一般参賀など、新年恒例の皇室行事が続く。10日には皇居・宮殿で研究者から講義を受けられる講書始の儀が行われた。

「新年行事が立て込み、翌週には泊まりがけの地方公務も控えるタイミングでのご出席でしたが、雅子さまは穏やかな笑みを浮かべられ、自信がにじみ出ているように感じられました。それだけうまく体調管理をなさっているということでしょう」(宮内庁関係者)

 1月17日で阪神・淡路大震災から30年を迎える。その犠牲者を悼む「1.17のつどい ─阪神・淡路大震災30年追悼式典─」に出席するために、天皇皇后両陛下は16、17日の日程で兵庫県神戸市を訪問される運びとなった。1日目はホテルで復興状況などの説明を受けられた後、兵庫県の歴史を展示した「兵庫津ミュージアム」を訪問され、2日目は追悼式典に出席された後、「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」を視察される。

「この日程は、上皇ご夫妻が発災から10年後の2005年に、追悼式典に出席されたときと大きく異なります。その際は2泊3日で、移動日の初日と最終日には2か所、移動のない2日目は4か所の施設を訪問されました。

 当時すでに70才を超えられていた上皇ご夫妻の日程と比較しても、今回はかなりゆとりを持ったスケジュールになっています。予定を詰め込みすぎて雅子さまにご負担がかかってはいけないという配慮だとみられます」(前出・宮内庁関係者)

 毎年恒例の皇室行事の日程さえ変更するという大胆な措置も取られたようだ。

関連記事

トピックス

母の日に家族写真を公開した大谷翔平(写真/共同通信社)
《長女誕生から1か月》大谷翔平夫人・真美子さん、“伝説の家政婦”タサン志麻さんの食事・育児メソッドに傾倒 長女のお披露目は夏のオールスターゲームか 
女性セブン
万博初日、愛子さまは爽やかな水色のセットアップで視察された(2025年5月9日、撮影/JMPA)
《雅子さまとお揃いパンツスーツ》万博視察の愛子さま“親子シミラールック”を取り入れたコーデに「ネックレスのデザインも相似形でした」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ぐんぐん上昇する女優たちのCMギャラ(左から新垣結衣、吉永小百合、松嶋菜々子/時事通信フォト)
【有名女優のCMギャラ一覧表】1億円の大台は80代と50代の2人 10本超出演の永野芽郁は「CM全削除なら5億円近く吹っ飛ぶ」の声も
週刊ポスト
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
《美女・ホテル・覚せい剤…》元レーサム会長は地元では「ヤンチャ少年」と有名 キャバ嬢・セクシー女優にもアテンダーから声がかかり…お手当「100万円超」証言
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
【独占直撃】元フジテレビアナAさんが中居正広氏側の“反論”に胸中告白「これまで聞いていた内容と違うので困惑しています…」
NEWSポストセブン
不倫報道の渦中、2人は
《憔悴の永野芽郁と夜の日比谷でニアミス》不倫騒動の田中圭が舞台終了後に直行した意外な帰宅先は
NEWSポストセブン
「全国赤十字大会」に出席された雅子さま(2025年5月13日、撮影/JMPA)
《愛子さまも職員として会場入り》皇后雅子さま、「全国赤十字大会」に“定番コーデ“でご出席 知性と上品さを感じさせる「ネイビー×白」のバイカラーファッション
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン
永野芽郁のCMについに“降板ドミノ”
《永野芽郁はゲッソリ》ついに始まった“CM降板ドミノ” ラジオ収録はスタッフが“厳戒態勢”も、懸念される「本人の憔悴」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)
《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(時事通信社/読者提供)
《動機は教育虐待》「3階建ての立派な豪邸にアパート経営も…」戸田佳孝容疑者(43)の“裕福な家庭環境”【東大前駅・無差別切りつけ】
NEWSポストセブン
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン