筑波大学に通われている悠仁さま(写真/時事通信社)
都心から約70km、豊かな自然に囲まれた学び舎で、初めての夏を迎えられた悠仁さま。いま、そんな悠仁さまの周囲で、とある“壮大な”計画が持ち上がっているという──。
「筑波大学の生命環境学群生物学類で学ばれている悠仁さまは、日々の研究だけでなく、バドミントンサークルに所属し、ご学友と汗を流されています。9月に執り行われる成年式のリハーサルは、8月上旬からの夏休み期間に集中して行われるようです」(宮内庁関係者)
そんな中、筑波大学は異例の発表を行っていた。
「7月4日、工事の入札情報が公開されました。それによると、悠仁さまが日頃授業を受けられるエリアにある『生物・農林学系A棟』という校舎で、7月末から10月末までの3か月間、トイレの改修工事が行われるというのです。この建物は講義室や生物学系の研究室などが入っていて、悠仁さまも日常的に使っておられます」(筑波大学関係者)
関係者の間で議論が紛糾しているのが、茨城県つくば市内の新築一戸建ての価格相場を遥かに上回る改修費用だ。
「公開されている資料によると、今回の工事費用は、電気設備の設置などを含めて合計で最大7000万円とされています。2023年には同じ国立の金沢大学が老朽化したトイレを改修しましたが、このときの費用は300万円前後。新たに建物を建設するわけではないにもかかわらず、最大7000万円という数字は巨額だという印象が拭えません。この金額は果たして妥当なのかどうか……」(前出・筑波大学関係者)
振り返ると、悠仁さまの進学先ではたびたび、老朽化部分が改修されてきた。
「お茶の水女子大学附属小学校に入学された際は、外壁の改修や、塀を高くする工事が行われています。
今回のトイレ工事も、テロ対策という観点があるかもしれません。2019年には、悠仁さまが通われていた中学校に不審者が侵入し、悠仁さまの机に刃物が置かれる事件も発生しています。大学側としても、将来の天皇である悠仁さまに万が一のことがあっては取り返しがつきませんからね。工事によって、最新のセキュリティー対策が追加される可能性もあります」(皇室ジャーナリスト)
筑波大学ではこの4月以降、新たな対策を講じ続け、鉄壁のセキュリティー体制を敷いている。
「悠仁さまが講義を受けられる棟は、学生証がなければ出入りできなくなりました。さらに、茨城県警が大学構内を巡回するようにもなっています。安全性を期すのはわかりますが、自由で開放的なキャンパスの雰囲気が変わってしまい、少しさみしさを覚えます」(別の筑波大学関係者)
一連の工事について、改修工事の詳細や悠仁さまとの関係を筑波大学に尋ねたところ、
「老朽化した建物が数多くあるため、計画的に改修工事を進めています。今回は、もともと計画されていたもので、2フロアの男女トイレで和式トイレの洋式化を含む一般的な改修を行う予定です」
と回答し、悠仁さまとの関係については明言を避けた。戦後の男性皇族として初めて、学習院大学以外の大学に進学された悠仁さま。この秋は、新たに“高性能”トイレを備えた学び舎で学業に励まれることになりそうだ。
※女性セブン2025年8月14日号