吉田松陰一覧/4ページ

【吉田松陰】に関するニュースを集めたページです。

NHK大河『花燃ゆ』 大コケの背景に作品巡る政治的配慮あり
NHK大河『花燃ゆ』 大コケの背景に作品巡る政治的配慮あり
 NHKの大河ドラマ『花燃ゆ』が視聴率歴代ワースト3位という不名誉な記録とともにスタートした。大コケの背景には作品を巡る”政治的配慮”があると指摘するのは、本作決定時からその経緯に疑問を呈してきたジャーナリストの鵜飼克郎氏である。籾井勝人会長のもと、安倍ポチ路線を突き進むNHKに公共放送を名乗る資格はあるのか。 * * * 幕末の長州藩士で維新志士の理論的指導者であった吉田松陰の妹・杉文の生涯を描く新大河ドラマ『花燃ゆ』が出鼻をくじかれた。  1月4日放送の初回視聴率は関東地区で16.7%。1989年の『春日局』(初回14.3%)、1977年の『花神』(同16.5%)に次ぐ史上3番目の低さとなり、第2回も視聴率13.4%とまったく振るわなかった。  井上真央演じる主人公・文は松陰の末妹で、松下村塾の塾生である久坂玄瑞と結婚した女性だ。久坂の死後、群馬県令を後に務める楫取素彦と再婚したが、歴史上の人物としては無名で、作品化されたことはほとんどない。当然ながら人気作家による原作もなく、オリジナル脚本で制作される。視聴率を稼ぐには不利な条件ばかりが揃っていた。  関係者の間では、そんな大コケ濃厚の大河ドラマが制作された背景に「NHKの安倍政権への阿りがある」と当初からいわれていた。安倍首相の地元・山口が大河の舞台となるよう無理に決まった作品だという“疑惑”である。  制作発表までの経緯は異例続きだった。まず目に付くのが、制作発表の「遅れ」だ。通常、大河ドラマは放送開始2年前の5~8月に発表される。  たとえば来年放送予定の戦国武将・真田幸村の生涯を描く『真田丸』の制作発表は昨年5月12日に行なわれた。2012年放送の『平清盛』が2010年8月4日、2013年放送の『八重の桜』は2011年6月22日に発表されている。「キャスト調整に手間取って発表が遅れた」(NHK関係者)とされる昨年放送の『軍師官兵衛』は、発表が2012年10月10日にずれ込んだが、これでも異例の遅さである。 それに対し、『花燃ゆ』の制作発表はさらに遅く2013年12月3日だった。他の年より数か月~半年も遅れたのはなぜなのか。  筆者が『花燃ゆ』制作発表直後(2013年12月)に舞台となる山口県萩市を取材すると、さらに奇妙な経緯が浮き彫りになった。当時、萩市の商工観光部観光課課長はこう証言した。 「NHKのチーフ・プロデューサーがこちらに来たのは9月のことです。脚本家2人を連れて、『山口県に何か大河ドラマの題材がありませんか』などと聞かれ、市内の案内も頼まれました」  例年なら制作発表が終わっている時期にもかかわらず、題材も主人公も未定。しかも舞台となる「場所」だけが決まっていたような言い方だ。 「最初男性の主人公候補を提案したが、NHK側からは『女性で誰かいないか』といわれ、伊藤博文夫人などの話をしました。その後、10月になって『吉田松陰ではどうか』と聞かれ、妻や3人の妹について説明した。『女性でいろいろ面白い話がありますね』という反応でしたね。まさか2015年の放送とは思わず、もっと先の大河のリサーチかと思っていました」(同前)  2009年放送『天地人』のチーフ・プロデューサーは雑誌インタビューに〈2006年あたりからこの大河ドラマ48作目の題材を考えはじめていたのですが、当初、局内で「直江兼続でいきたい」と話したとき、みんな知らないわけですよ〉(『時代劇マガジン』2009年1月号)と答えていることからもわかるように、放送の数年前から作品の構想が立てられることも通例で、「主人公を誰にするか」は最重要視されるといわれてきた。「舞台は山口県であること」が重視された形跡がある『花燃ゆ』は不自然きわまりない。それも、安倍政権発足直後に決まった方針と推測され、それ以外に「山口」である必要性は見当たらないのである。●取材・文/鵜飼克郎(ジャーナリスト)※週刊ポスト2015年1月30日号
2015.01.18 16:00
週刊ポスト
大河『花燃ゆ』 女性に見てほしいとイケメンをキャスティング
大河『花燃ゆ』 女性に見てほしいとイケメンをキャスティング
 1月4日からスタートしたNHK大河ドラマ『花燃ゆ』(毎週日曜20:00~)。ストーリーは、吉田松陰の末妹・文を中心に人間模様を織り交ぜ、幕末の動乱の中、強い絆で困難を乗り越えた家族、そして松陰の志を継いだ若者たちの青春群像を描くものだ。 吉田松陰の末妹・文(井上真央、27才)を主人公に立てた今回の大河ドラマだが、イケメン大河、セクシー大河との呼び声高い。 吉田松陰には伊勢谷友介(38才)、後に文の夫となる久坂玄瑞には東出昌大(26才)、高杉晋作には高良健吾(27才)、入江九一には要潤(33才)が起用され、旬のイケメンが勢揃いだ。 「舞台は幕末から明治。西洋諸国の進出に危機感を募らせた若者たちが、明治維新を推し進め、命を懸けて日本を変えようとする姿をぜひ、女性に見てほしいと思いました。そのための入り口の1つとして、イケメン俳優たちをキャスティングしました。ビジュアルだけではない素晴らしい演技力も持ったかたたちばかりです」(プロデューサー・土屋勝裕さん) 歴史的に見れば決してメジャーとはいえないヒロインだが、それゆえさまざまな楽しみ方ができるというのはコラムニストのペリー荻野さん。 「せっかく今をときめく俳優陣が勢揃いしているので、お気に入りの誰か1人の視点から見てもいい。また“吉田松陰という困ったお兄ちゃんがいた家”というホームドラマとしても楽しめそう」※女性セブン2015年1月29日号
2015.01.18 07:00
女性セブン
NHK大河『花燃ゆ』 撮影現場で感動呼ぶ井上真央マジック発生
NHK大河『花燃ゆ』 撮影現場で感動呼ぶ井上真央マジック発生
 井上真央(28才)が主演を務めるNHK大河ドラマ『花燃ゆ』が、1月4日からスタートした。井上は、幕末の志士を支えた吉田松陰の妹・文を演じる。 第2話では、兄・吉田寅次郎(伊勢谷友介・38才)の脱藩によって、姉・寿(優香・34才)は決まりかけていた縁談が破断になり悲しみに暮れた。また、伊之助(大沢たかお・46才)は萩に残していた母親を亡くして落ち込む。そんなふたりを見た文(井上真央)は、伊之助への思いを押し殺しながらも「寿姉さまをお嫁さんにしてください」と懇願する。 同作第2話の山場は、伊之助への思いが溢れた文が泣き崩れるシーン。井上の切ない表情が見る者の心を震わせた。 昨年8月にクランクインした同ドラマ。撮影現場では井上が周囲にちょっとした感動を与えるという“井上マジック”が巻き起こっている。「井上さんは役柄同様、妹キャラで、決して現場の先頭に立ったり仕切るタイプではないんですが、さらりと人を感動させてしまう。例えば伊勢谷さんがクランクインした日、井上さんは撮休だったんですが、撮影現場に来ちゃったんです。みんながびっくりするなか、彼女は“だって、お兄ちゃんの初日だから”って平然と答えたんですけど、伊勢谷さんはすごく感動していましたね」(番組関係者)  また、文の兄・梅太郎を演じる原田泰造(44才)とのこんな話も。 「井上さんはスタジオの冷蔵庫に、自分で食べるためのチョコレートを常備しているんですが、原田さんがそうとは知らず食べてしまったことがあったんです。原田さんは他の人からそのことを聞いて申し訳ないと思い、後日井上さんにチョコレートを買って行ったんですよ。でも井上さんは逆に恐縮しちゃって、原田さんにお気に入りのチョコレートをプレゼントしたそうですよ」(芸能関係者) 井上はこんな性格ゆえ、一度親しくなった友人とは、深いつきあいになる。彼女の代表作のひとつ、ドラマ『花より男子』(TBS系)の共演者である、嵐の松本潤(31才)や小栗旬(32才)とは今もたびたび“花男飲み”をしている。 「ああ見えて井上さんは肉食女子だから、焼き肉やしゃぶしゃぶ、もつ鍋を食べに行くことが多いんですよ。いまだに互いの誕生日を祝い合ったりしていますし、本当に気の合う仲間なんでしょうね」(テレビ局関係者)  2013年1月に、ハワイ・ラナイ島で行われた小栗と山田優(30才)の挙式には、井上も松潤も出席。この時井上は、山田からのブーケトスをゲットしたという。 ※女性セブン2015年1月29日号
2015.01.18 07:00
女性セブン
幕末好き女性「氷上で血を流す羽生結弦は現代の志士」と語る
幕末好き女性「氷上で血を流す羽生結弦は現代の志士」と語る
 新しくスタートしたNHK大河ドラマ『花燃ゆ』は幕末が舞台。吉田松陰を伊勢谷友介が演じるほか、注目のイケメン俳優が幕末の志士を演じる。現在そんな幕末の時代に心惹かれる女性が増えているという。 小学生で幕末志士にハマった歴女・本誌記者Sと時代劇研究家のペリー荻野さんが、土方歳三、沖田総司ら幕末志士の名シーンをひも解きながら幕末愛について語り合った。 * * *S記者:私は小学6年生で司馬遼太郎の『新選組血風録』を読んで以来の沖田総司ファン。剣が強いのに、労咳(ろうがい)で早世するという強さと儚さのギャップにときめくんです…。ペリー荻野:新選組は鉄板ですね。入隊したら死と隣り合わせの隊務が待っていて、粛清も過酷で辞められない。今でいうブラック企業ですよ(笑い)。傾いた幕府を必死で守る“滅びの美学”もたまらない。沖田の喀血もそうだけど、若い男が血を流す姿ってゾクッとするんですよ。S記者:わかるわ~。フィギュアスケートの羽生結弦クンが氷上で血を流したときも心配しながらもドキドキしたっけ。羽生クンはまさに現代の志士。己の信念のために戦う姿にキュンとくる。高杉晋作も労咳だった。『龍馬伝』では血を吐いていましたね。ペリー荻野:高杉は萌えの結晶ですよ。頭が良くて、行動力があって、剣も強い。三味線を弾いて唄っちゃうところは、今でいう“バンドマン”。モテの要素がもりだくさん!S記者:土方も俳句を詠んでましたし、趣味人だと萌えポイント上がりますよね。最近は、ゲームやアニメをきっかけに幕末好きになる女子が増えていて、『薄桜鬼(はくおうき)』って乙女ゲームがものすごい人気なんです。ペリー荻野:舞台にもなって話題ですよね。S記者:主人公の女の子が男装して、新選組の中で生き、隊士と恋に落ちて行くんですが、これがかなり萌える!!ペリー荻野:やっぱり血を流してるの?S記者:もちろん(笑い)。総合プロデューサーの藤澤経清さんによると、信念のために戦いながらも主人公を守ってくれる“男の背中”が描かれている。そこが人気の秘密なんですって。ペリー荻野:最近、俺についてこい男子がいないから新鮮なのかも。※女性セブン2015年1月22日号
2015.01.11 16:00
女性セブン
大河『花燃ゆ』 滅びの美学・イケメンの流血等幕末に乙女萌ゆ
大河『花燃ゆ』 滅びの美学・イケメンの流血等幕末に乙女萌ゆ
 スタートしたNHK大河ドラマ『花燃ゆ』は幕末が舞台。吉田松陰を伊勢谷友介、松陰の門下生・久坂玄瑞を東出昌大など。注目の俳優がどんな志士たちを演じるのか楽しみ。幕末に生きた美しい男たちの血みどろのドラマには胸キュン要素がいっぱいです。「若い男たちが己の志を貫くため、血を流しながら懸命に生き抜くさま――これぞ幕末ドラマのツボなんです」 こう語る時代劇研究家のペリー荻野さんは、1974年にNHK大河ドラマ『勝海舟』を見て以来、幕末にハマった。「幕末とは、明治新時代を迎えるまでのわずか十数年のこと。動乱の世の中に不良が実力でのし上がっていく痛快さ、20代そこそこの青年たちが滅びるとわかっていながら戦い抜く切なさとか、乙女心に刺さる要素が満載なのです」(ペリー荻野さん、以下「」内同)「2004年の『新選組!』あたりから幕末好き女子がグンと増えました。近藤勇役の香取慎吾はじめ、若い俳優を起用したのが斬新で『新選組ってこんなに若かったんだ』とみんな驚き、時代劇のハードルが下がりました。 大河ドラマ54作品中13作は幕末がテーマ。よく取り上げられてはいたのですが、人間関係が複雑なせいか、視聴率がふるわなかった。でも 2008 年の『篤姫』で女性目線の幕末史を描き、最高視聴率29.2%を記録。『花燃ゆ』も、主人公は吉田松陰の妹・文の視点で描かれるので期待できそう」 幕末好き女子に絶大な人気を誇るのが土方歳三だ。「私の中で土方といえば栗塚旭! 『新選組血風録』『燃えよ剣』と2作続けて土方を演じていますが、作者の司馬遼太郎に『あなたこそ土方歳三や』といわしめた名優」クールな土方を演じるために監督からしゃべるな、笑うな、動くなと指導されたとか。「私のベストは、1974年の大河『勝海舟』で、萩原健一が演じた岡田以蔵。勝海舟を斬れと命令されたものの、勝の人柄に惚れた岡田は斬れずに悩む。 その後の『傷だらけの天使』では不良イメージで大人気になっていくショーケン。彼が苦悩する姿はまさに萌えでした」※女性セブン2015年1月22日号
2015.01.11 07:00
女性セブン
NHK大河「花燃ゆ」 視聴率は出遅れ気味でも期待できるの評
NHK大河「花燃ゆ」 視聴率は出遅れ気味でも期待できるの評
 いわゆる「ツカミ」はどうか。ドラマの序盤、目先の視聴率だけでは測れないポテンシャルをどう見るか。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が2015年のNHK大河について分析した。 * * * 1月4日にスタートした NHK大河ドラマ『花燃ゆ』。 初回の視聴率は関東地区16.7%(ビデオリサーチ調べ)、「史上3番目の低さ」などと喧伝されていますが、いやいやどうして。数字なんかにとらわれず、期待をもって見続けたい。そう感じた初回ではなかったでしょうか。 今回の大河ドラマは、吉田松陰の妹・文が主役。井上真央という紅一点の周辺には、松陰の伊勢谷友介、小田村伊之助の大沢たかお、久坂玄瑞に東出昌大、高杉晋作に高良健吾、入江九一に要潤……キラ星のようにイケメンが勢揃い。キャッチコピーは「幕末男子の育て方。」とか。NHK大河としては、かなりチャラいフレーズですが、中身はどうしてどうして。ドラマの骨格は太い。多少、筋立て優先のご都合主義に閉口しましたが、全体としては期待できそうな匂いがぷんぷん漂っています。 理由として、3点あげられるのではないでしょうか。【1】骨格がしっかりしていて、何がポイントかという「地図」が描けている 兵学・吉田、儒学・小田村といった長州藩の立ち位置、海外と日本との関係性、公と個との距離感、幕末に本が持っていた価値と力、「何のために学問をするのか」といった哲学とテーゼ、妹・文と周囲の男たちの星座のような位置取り……。それぞれにすっきりと「地図」が描けている。だから説明もくだくだしない。幕末という時代の緊張感とドラマのシーンとが有機的につながっている、と感じさせてくれる。【2】役者と演出が効いている たとえば、伊勢谷友介と大沢たかおが、「禁書」をめぐって議論するシーン。何が良いといって、互いの瞳がキラキラと光り、うっすら涙すら滲んでいたこと。言葉が言葉を超えて「魂の言葉」に転換している。「情感」が役者のリアルな身体から溢れ出ている。それを画面にいっぱいに映し出す。これってまさしく「テレビドラマの醍醐味」ではないでしょうか? もしかしたら、幕末の志士たちとはこんな風にピュアだったのか、と想像させる演出力。「イケメン」とか呼ばれている男優たちが、自分の存在を賭けて本気の勝負をかけている。チャラチャラした評判をぶっとばすくらいの気合いを入れ、互いに演技を競い合う。そんな緊張感を感じる現場に、今後の展開も期待が膨らみます。【3】歴史のはざまに落ちていた、無名の女性が主人公 書かれた「歴史」とはたいてい、戦いとその結果であり勝った側の価値観や視点が反映されるもの。そうした「太文字」の出来事の間に、実は、無数の人間ドラマが埋まっているのです。今回は明治維新を素材にするとはいえ、「太文字」のタイトルに寄りかからず、吉田松陰の影にかくれた妹の視点から、人々のドラマに挑もうとしています。 私はふと、『篤姫』を思い出しました。島津家に生まれ徳川家に嫁ぎ、第13代将軍徳川家定の御台所となった、「無名」の女の生き様を描いたあの大河ドラマ。非常に興味深く見応えがあり視聴率も高く、人気を集めました。奇しくも、『篤姫』の原作者・宮尾登美子さんの訃報が届いたタイミングで『花燃ゆ』がスタート。どうか『篤姫』に迫り、それを超えていくようなドラマになっていって欲しい。『花燃ゆ』の初回を見ていて、思い至りました。 朝ドラ『マッサン』に足りないのはこの面白さではないか、と。「ウイスキー作りへの情熱」といった主旋律以外には、時代性も歴史性もくっきりと浮かんでこないし手応えが薄い。いったい、当時の人たちがどんな政情の中でどんな食卓を囲みどんな楽しみを持ってどんな買い物をしていたのか。3か月間も「ウイスキー作りが好き」というワンテーマを、怒鳴るばかりの猪突猛進型主人公に繰り返されると、「もうわかったよ」とか言いたくなってしまうのです。 長丁場のドラマで視聴者を惹きつけるためには、時代の中の位置取りやバラエティある演技を引き出すことが、必要不可欠でしょう。ドラマブームと言われる昨今。朝ドラと大河ドラマは、まさしく日本を代表するドラマ。だからこそNHKには、時代と社会をしっかり土台として描き、その上に主人公の人生模様を描き切るという王道を歩いて欲しいのです。
2015.01.10 16:00
NEWSポストセブン
年末年始のTVはこれを見よ 忠臣蔵ほか注目の時代劇3作品
年末年始のTVはこれを見よ 忠臣蔵ほか注目の時代劇3作品
 年末年始は芸のないタレントが騒ぐだけのバラエティばかりかと思われがちだが、人間の生きざまをじっくり追ったドキュメント、重厚なドラマや見逃していた話題の映画、息詰まるスポーツ中継など、見応えのある番組も少なくない。年末年始だからこそテレビの前にどっしりと腰を落ち着けて見たい時代劇を3本紹介しよう。(1)『忠臣蔵~決断の時~』時代劇専門チャンネル 12月31日(水)8:00~18:00 中村吉右衛門が大石内蔵助を演じ、元禄赤穂事件を赤穂浪士側から描いたオーソドックスな「忠臣蔵」。2003年にテレビ東京系で「新春ワイド時代劇」として4部構成で放送されたこの作品を大晦日に一挙放送する。(2)『新春ワイド時代劇「大江戸捜査網2015~隠密同心、悪を斬る!」』テレビ東京系 1月2日(金)18:00~23:09 往年の名作時代劇が23年ぶりに復活。遊び人の小弥太(高橋克典)は、町人を守るため同心の秋草(松岡昌宏)と戦い、投獄される。義侠心の強さを見込まれた小弥太は、芸者のお竜(藤原紀香)、魚屋のお吉(夏菜)らと、虐げられる庶民の平安のため“隠密同心”となる。(3)(新番組)『大河ドラマ「花燃ゆ」』NHK総合 1月4日(日)20:00~21:00 幕末の思想家・吉田松陰(伊勢谷友介)の末妹・文(井上真央)の生涯を描くNHK大河ドラマ第54作。久坂玄瑞(東出昌大)、高杉晋作(高良健吾)ら幕末の志士たちとの人間模様を軸に、2人の女性脚本家が幕末から明治維新という激動の時代を生きた女性の物語をつづる。※週刊ポスト2015年1月1・9日号
2014.12.26 16:00
週刊ポスト
大河『花燃ゆ』撮影をNHK会長も視察 政権に配慮との声も
大河『花燃ゆ』撮影をNHK会長も視察 政権に配慮との声も
 1月4日から大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK総合)が始まる。幕末から明治維新にかけての日本の動乱期に長州(山口県)の萩を舞台に活動した吉田松陰ら長州藩士の姿を、彼らを支えた家族の視点から描く。主演の井上真央(27)は松陰の妹・文(ふみ)を演じる。井上は2011年に朝ドラ『おひさま』の主役を演じて、ついに大河の主演の座も射止め、まさに順風満帆。 ただし、今回の大河は制作発表から物議を醸した「問題作」だった。通常なら放送2年前の春から夏にかけて制作発表されるのが通例だが、『花燃ゆ』の発表は2013年の12月までずれ込んだ。 吉田松陰は安倍晋三首相が「尊敬する」と公言する人物。「総理の地元の山口県ありき」で急遽、舞台の選定が行なわれた形跡もあったため、「NHKが時の政権に配慮したのではないか」との疑惑が取り沙汰された。 本来は番組制作にノータッチのはずの籾井勝人会長が、ドラマの内容が気になるのか、「スタジオ撮影を視察しに来ることもある」(NHK関係者)という。※週刊ポスト2015年1月1・9日号
2014.12.26 07:00
週刊ポスト
大河『花燃ゆ』井上真央 山口のタクシーで素人と間違われる
大河『花燃ゆ』井上真央 山口のタクシーで素人と間違われる
 1月4日から大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK総合、日曜午後8時~)が始まる。主演の井上真央(27)は、朝ドラ(2011年の『ひまわり』)と大河の両方で主演する3人目の女優(他の2人は松嶋菜々子と宮崎あおい)となり、名実ともに2015年は「NHKの顔」としてフル稼働する。『花燃ゆ』は、幕末から明治維新にかけての日本の動乱期に長州(山口県)の萩を舞台に活動した吉田松陰ら長州藩士の姿を、彼らを支えた家族の視点から描く。井上は松陰の妹・文(ふみ)を演じる。 注目されることになった井上だが、そんなプレッシャーを見せることなく、現場での評判は上々だという。「とにかく勉強熱心です。事前に松陰の生家や墓を訪れ、資料もかなり読み込んでいます。脚本に対して『その時は〇〇でしたよね』と史実がしっかり頭に入っているようです。最初は方言に慣れなかったようですが、テープを繰り返し聞いてかなり上達しています。 近年、大河ヒロインを務めた若手女優の中には演出家と折り合いが悪く撮影が滞るような女優さんもいましたが、井上さんは指示を的確に理解してくれるのでスタッフ受けは抜群です」(制作関係者) 井上は5歳で子役デビューし、小3の時にNHKドラマ『藏』に出演。その後『キッズ・ウォー』(TBS系)でブレイクした。子役出身者に多いといわれる尊大さは一切なく、謙虚な姿勢は一貫している。「撮影開始前のロケハンで山口に行った時、タクシーの運転手さんが井上さんに気づかずに『来年の大河はあなたと同い年くらいの女優さんが演じるからぜひ見てよ』と言うハプニングがあったのですが、彼女は笑顔で『はい!』と答えたそうです」(前出・制作関係者) ドラマの見どころを碓井広義・上智大学教授(メディア論)が語る。「知名度の低い難しいヒロインを務めるのは、子役時代からNHKに出演して演技力を磨いてきた井上さんが適役。すでに朝ドラの主役を経験している彼女が今回の大役も演じきれば、国民的女優の座を不動にできるはずです」※週刊ポスト2015年1月1・9日号
2014.12.25 07:00
週刊ポスト
幸福の科学に集団的自衛権、靖国参拝、河野談話等の見解聞く
幸福の科学に集団的自衛権、靖国参拝、河野談話等の見解聞く
 宗教と政治をめぐっては、これまでも憶測含みでさまざまなことが取り上げられてきた。だが、肝心の宗教団体が、現在の政治課題についてどう考えているかはあまり報じられていない。そこで本誌は、新宗教団体にアンケートを行ない、「本当の真意」に迫った。質問項目は以下の通りだ。【質問項目】【1】「集団的自衛権の行使」について、賛成か反対か。【2】首相の「靖国神社参拝」について、賛成か反対か。【3】いわゆる「従軍慰安婦問題」について、「河野談話の見直し」に賛成か反対か。【4】「原発の再稼働」について、賛成か反対か。【5】「女性宮家創設」の皇室典範改正に、賛成か反対か。【6】消費増税についての見解。 ここでは幸福の科学の回答を紹介する。〈●設立年/1986年(昭和61年) ●代表者/大川隆法・総裁 ●本部所在地/東京都品川区東五反田 ●信者数/1100万人〉【1】【集団的自衛権の行使】賛成。中国や北朝鮮が、核兵器を含む戦力を着々と増強している現状では、軍事同盟的性質を持つ日米安保を有効機能させる「双務性」が必要であり、政府が憲法解釈を変更し、集団的自衛権行使の容認を決断したことは当然です。 G7の有力国として、国連憲章にある集団的自衛権行使の権利(及び義務)から逃げず、防衛力を強化し、改憲する勇気と気概を持った真なる「主権国家」へと脱皮すべきと考えます。【2】【靖国神社参拝】賛成。靖国神社には、吉田松陰や坂本龍馬、木戸孝允などがご祭神として祭られています。つまり、近代国家日本の礎になった人々を数多く敬っているのです。 そして、一国の首相が国の防衛と繁栄のために命を捧げた人々を鎮魂し、感謝することは、何ら問題がないばかりでなく、宗教的には、国際的に正当なことです。首相の靖国参拝は、決して戦争礼賛行為ではなく、また、そのように報道すべきでもないと考えます。【3】【河野談話の見直し】「従軍慰安婦」は、戦後30年近く経ってから元・毎日新聞の記者が書いた本に初めて登場し、朝日新聞記者がこの問題を取り上げ、1989年頃から世間に広まりました。1965年の「日韓基本条約」締結の際に従軍慰安婦が問題とされなかったのは、強制連行による「従軍慰安婦」なるものがそもそも存在しないからです。この事実は、当会の霊言でも判明しております。 河野談話及び村山談話は、侵略主義の現在の中国をバック・アップし、歴史認識と従軍慰安婦問題で韓国が日本政府を揺さぶる材料になっております。また、アメリカ国内に慰安婦像を建立している韓国系グループは、「河野談話で日本政府自身が認めていることが証拠である」と主張しており、日本政府は、両談話について、「遡って無効である」と宣言すべきであると考えます。【4】【原発の再稼働】賛成。安全面の向上は当然考えるべきことですが、代替エネルギーが確保されていない今、エネルギー自給率4%の意味を十分に考えるべきです。エネルギー政策は同時に国防政策でもあります。 太平洋戦争が始まる前、日本の石油輸入の多くをアメリカに依存しており、それを止められたことで、開戦せざるをえなくなりました。また、電気料金の高騰は、企業活動や国民生活をさらに苦しい状況に追い込みます。【5】【女性宮家創設】皇室のことですので、本来、皇室のかたがお決めになればよいことであると考えます。【6】【消費増税】消費増税反対。デフレ脱却すらままならないのに、消費再増税に踏み切れば、反動による消費停滞で内需萎縮の長期化は避けられません。今必要なのは、増税ではなく経済成長です。「大きな政府」が民間の抑圧・統制に力を発揮すれば、経済のゼロ成長が続くだけです。 財政赤字を解決する道は、許認可行政で資本主義の精神を殺している政治家・省庁・役人をスリム化し、前例主義を排し、民間の自由の活力とやる気を鼓舞することであり、「小さな政府」と「自由主義」を押しすすめるほかにありません。※SAPIO2015年1月号
2014.12.16 16:00
SAPIO
来年の大河『花燃ゆ』ともリンクする歴史小説『池田屋乱刃』
来年の大河『花燃ゆ』ともリンクする歴史小説『池田屋乱刃』
【書籍紹介】『池田屋乱刃』伊東潤/講談社/1728円 新選組が尊王攘夷派を襲撃し、その名を高めた池田屋事件。本書は幕末を揺るがした事件を、殺された志士たちの視点で描いている。北海道開拓の夢を実現するため奔走する北添佶麿、吉田松陰の同志だった宮部鼎蔵、松陰の高弟だった吉田稔麿など、金も名誉も望まずに国のために働き、志半ばで倒れた男たちの生きざまには、深い感動がある。 本書の登場人物の多くは、来年の大河ドラマ『花燃ゆ』にも重要な役割で登場する。そのため歴史小説ファンも、ドラマ好きにもおすすめだ。※女性セブン2014年12月4日号
2014.11.20 16:00
女性セブン
安倍首相4度目の里帰り NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の番宣か
安倍首相4度目の里帰り NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の番宣か
 これほど頻繁に地元に帰りたがる総理大臣は珍しい。7月18日、安倍晋三首相は番記者を引き連れ、地元・山口県下関市に入った。永田町には「総理大臣に里心がつけば政権は末期」というジンクスがあり、お国入りはせいぜい任期中に1回が相場。だが、安倍首相の場合、昨年4月と8月、今年1月に続いて4回目。ほぼ半年に1度のペースで地元入りしている。 今回のメーンイベントは幕末の志士・高杉晋作の墓参り。7月19日朝に高杉の菩提寺「東行庵」で献花して記念撮影。午後は産経新聞社運営の「長州正論懇話会」で記念講演を行なった。地元記者が語る。「茶番ですよ。お国入りを大きく報じたのは地元紙と産経、NHKくらいで、他紙はベタ記事扱い。わざわざ高杉晋作の墓を見学したのは、来年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の番組宣伝じゃないかと見られています」『花燃ゆ』は幕末の長州の思想家、吉田松陰の妹・文がヒロインで、高杉は主要登場人物の1人だ。 NHKは墓参りをニュースで大きく報じ、「今の心境は?」という記者の質問に対して、首相が、「まさに志が定まった感じがします」──と答えるやりとりまで伝える力の入れようだった。 安倍首相もその後の正論懇話会の講演で大河ドラマを“番宣”してみせた。「来年は長州を舞台にした大河ドラマが放送されると聞いています。松陰先生の妹さんが主人公でして、来年はまさに長州が中心的なドラマにあるということです(意味不明)。 妹の文さんが嫁いだのは弟子の一人の久坂玄瑞です。その久坂家への手紙の中で松陰先生はこう記しております。『天下公正をもって』。国の将来のために尽くすことを自らの任務として自覚しているということです。この教えは150年経った今でも心に響いてくるものがあります」 もっとも、この『花燃ゆ』は安倍政権だから決まった題材ともいわれてきた。山口県の郷土史研究家は冷ややかだ。「安倍総理は昨年の夏休みに帰郷したときも、松陰神社の松下村塾に上がり込み、わざわざ松陰像の前で記者会見を開いた。地元のPRというより、自分を歴史上の英雄に重ねて自己陶酔しているように見えますね」 同ドラマはNHKが安倍首相に配慮して強引に舞台を山口にしたものだとされ、地元でも冷めた見方が広がっている。首相のお膝元でも庶民は消費増税や年金カットに苦しんでいる。ドラマにはしゃいでいる余裕などないのだ。※週刊ポスト2014年8月8日
2014.08.01 07:00
週刊ポスト
大河ドラマが安倍首相の地元に決定するまでの「異例」の経緯
大河ドラマが安倍首相の地元に決定するまでの「異例」の経緯
 NHKは2015年に放送する大河ドラマを長州藩士・吉田松陰の妹・文(ふみ)が主人公の『花燃ゆ』に決定したと発表。ドラマの主な舞台となる長州(山口県)は安倍晋三・首相のお膝元である。地元に莫大な経済効果をもたらす大河ドラマの決定に至る過程を検証すると、「異例」続きだったことが浮かび上がった。 昨年12月3日、大河ドラマ『花燃ゆ』の制作発表が行なわれ、主人公を女優・井上真央が演じると発表された。この制作発表が関係者の間では「どうもおかしい」と話題になった。「15年は織田信長を主役にするのではないかと報じられたこともありましたが、一向に正式発表がなかった。大河ドラマは例年、放送開始2年前の春から夏にかけて発表されます。それが12月までずれ込み、何かトラブルがあったのかと囁かれていました」(放送業界関係者) 確かに今回の発表は異例の遅さであった。昨年放送された『八重の桜』の制作発表は放送2年前の2011年6月22日。その前年の『平清盛』は2010年8月4日、さらに遡ってみても『江』(2011年放送)は2009年6月17日、『龍馬伝』(2010年放送)は2008年6月5日に制作発表を行なっている。 今年放送される『軍師官兵衛』は2012年10月10日に制作発表され、「キャストの調整に手間取ったのではないかと訝しがられた」(同前)というが、『花燃ゆ』はそれよりもさらに2か月遅れた。『花燃ゆ』を担当するNHKのチーフ・プロデューサーが山口県を訪れ、吉田松陰の松下村塾が置かれたゆかりの地である萩市の担当者に接触したのは昨年9月のことだった。商工観光部観光課の担当者はこう話す。「チーフ・プロデューサーは以前、萩を舞台にしたドラマを担当していただいた方です。9月にいらした時は女性の脚本家2人と一緒で、『山口県に何か大河ドラマの題材がないでしょうか』『女性で主人公にできる人はいませんか』と聞かれました。脚本家の2人が萩は初めてということで、市内の案内も頼まれました」 放送開始2年前の9月と言えば例年であれば制作発表が終わっている時期だ。その時期に「誰の物語にするか」が決まっていなくて、「山口県を舞台にしたい」という意向だけがあったような言い方に聞こえる。 萩市側からは幕末にヨーロッパに秘密留学した「長州五傑(井上馨、遠藤謹助、山尾庸三、伊藤博文、野村弥吉)」を取り上げるなどの案が提示されたが、NHK側は女性主人公にこだわったという。「高杉晋作の妻や伊藤博文の妻という話も出ました。10月に入ってから、『吉田松陰はどうですか?』と聞かれ、松陰には妻や3人の妹がいると説明しました。市内をご案内しながら、上の妹が叔父の玉木文之進を介錯した場所を見てもらい、主人公に決まった文については楫取素彦(明治維新後の群馬県令)に嫁ぐ前は久坂玄瑞(長州藩士、松陰の門弟)と結婚していたといった話をしました。『いろいろ女性で面白い話がありますね』という反応でした。 正直、2015年の放送とは思わずもっと先の話だと思っていました。大河ドラマ館の設置や観光客のための駐車場整備、宣伝活動などもこれからで、予算や人員はこれから割り当てる状態です」(萩市商工観光部観光課) 山口県に拠点を置く郷土史家もNHK側の取材の足跡について首を傾げる。「NHK関係者は秋になってから県内で精力的に動き出した。高杉晋作ゆかりの地を取材し、伊藤博文の妻を主人公にする案もあったが潰れたと聞いている。なぜそうまでして山口県を舞台にすることにこだわったのか。最終的に決まった文にしても主人公にするには史料があまりに少なく、無理矢理決めた感が否めない」 過去の例と比べてもこのドタバタは異例だ。たとえば2010年放送の『龍馬伝』を担当したチーフ・プロデューサーは雑誌インタビューに〈僕が大河ドラマを担当すると決まったのは07年の夏〉〈2010年がどんな時代になっているか本当にわからなかった〉〈久しぶりに“ご存じ”という人をやりたいという思いもあって。演出家と脚本家と3人で決めました〉(『ロケーションジャパン』2010年2月号)と語り、放送3年前の時点で坂本龍馬を主人公とすることが構想されていた言い方だ。 09年放送『天地人』を担当したチーフ・プロデューサーも〈2006年あたりからこの大河ドラマ48作目の題材を考え始めていたのですが、当初、局内で「直江兼続でいきたい」と話したとき、みんな知らないわけですよ〉(『時代劇マガジン』2009年1月号)と語っていた。 過去の作品のチーフ・プロデューサーの言葉を見ても、「誰の物語にするか」が重要であり、「どの地域を舞台にするか」は主人公から自然に決まってくるものと思える。今回はなぜ「山口県を舞台にする」ことが重視されたのか。山口県は安倍首相の地元であるため、「時の政権への配慮があったのではないか」(前出の郷土史家)と関係者の間で憶測を呼んだのも当然だろう。 NHKは口頭で「安倍首相に配慮したことはない」とした上で、文書で「明治維新で大きな役割を果たした長州を舞台に大河ドラマができないかと考え、長期にわたって取材を続けてきた」(広報局)と回答した。※SAPIO2014年2月号
2014.01.18 07:00
SAPIO
『八重の桜』新島八重以外にも多数 幕末のスーパー女性たち
『八重の桜』新島八重以外にも多数 幕末のスーパー女性たち
“幕末のジャンヌ・ダルク”と言われ、スペンサー銃と刀を片手に奮戦していた新島八重。綾瀬はるか主演で、NHK大河ドラマにもなってしまうほどの大人物だけど、幕末を駆け抜けた女傑は彼女以外にもたくさんいるんです!まずは、村山たか(1809~1876)。大老・井伊直弼の愛人にして、安政の大獄の際には、芸妓の経歴を活かし倒幕派の情報を引き出す女性工作員として暗躍。53歳のとき、井伊が暗殺される桜田門外の変が起こるや、加担の罪で三条河原に三日三晩“生きさらし”に! 辛酸を知り尽くし、その後出家するという壮絶な人生を歩んでいる。次に大浦慶(1828~1884)。日本茶輸出貿易の先駆者であり、楠本イネ、道永栄と並ぶ「長崎三女傑」の一人にして、儲けた金で龍馬率いる亀山社中の世話をしていたゴッドマザー! 維新後は詐欺被害に遭い三千両(約3億円相当)の借金を抱えてしまうものの、死ぬまでに完全返済したというから驚き!高場乱(1831~1891)もすごい人物。医者である厳格な父に男子として育てられ、10歳で福岡藩から正式に元服を男性として受理されるや、15歳で帯刀! ベルばらもビックリ、“幕末のアンドレ”と呼びたくなる男装の麗人だ。私塾「興志塾」(通称「人参畑塾」)を創設すると、乱暴者ばかりが集まり、塾はいつしか梁山泊と揶揄され、本人も「人参畑の女傑」の二つ名を頂戴することに。虚弱対質であったため表舞台に名を轟かすことはなかったが、思想の影響力は吉田松陰レベルだったとも。最後に、文系路線で杉本鉞子(1873~1950・すぎもとえつこ)をご紹介。明治生まれではあるけど、育った長岡は江戸から遠く近代化からは程遠かった。それゆえ、鉞子は武家の娘として厳格に育てられたそう。結婚を機に渡米し、自身の経験を綴った「武士(さむらい)の娘」を発表すると、なんと9ヵ国語に翻訳されるほどの大人気作品に! 日本人初の米国におけるベストセラー作家であり、その後、コロンビア大学の講師にまでなってしまった武家の娘。朝ドラでもいけそうな波乱万丈人生です。と、まぁ、探せばまだまだいる八重に負けないスーパーレディたち。次なる大河モチーフの栄冠は、誰の手に!?
2013.10.20 07:00
NEWSポストセブン
「風水で日本制圧」論文に見る韓国の怪物クレーマー化の病理
「風水で日本制圧」論文に見る韓国の怪物クレーマー化の病理
 韓国は日本からの水産物の輸入を禁止しして、五輪招致を妨害するなど、とにかく、日本のやることなすことにクレームをつけてきている。そんな韓国で、首を傾げたくなるトンデモ論調が、韓国紙大手『朝鮮日報』に掲載された。  キム・ドゥギュ又石大学教養学部教授による9月20日付コラムのタイトルは「風水を利用して日本を制圧せよ」。  教授はまず、「安倍首相は靖国神社を参拝していないが、今年8月に松陰神社を参拝した」ことを問題視した。松陰神社に祀られる吉田松陰は、「伊藤博文など朝鮮を侵略した張本人たちの直接の師匠」だからだという。 そこで、対応策として教授が提案するのが「風水の利用」である。韓国にある実相寺という寺は、「日本に流れる地の気を遮断するため、この地に寺を建てた」との縁があるそうで、教授は「鐘に刻まれた日本地図を連想させる模様を打つたびに、日本の富士山が一発殴られるそうだ」と本気で書いている。 韓国最大の発行部数を誇る大新聞がこのような論文を平気で掲載するところに、“モンスタークレーマー”と化した韓国の病理が見える。※週刊ポスト2013年10月11日号
2013.10.04 07:00
週刊ポスト

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