山口紗弥加一覧

【山口紗弥加】に関するニュースを集めたページです。

田中みな実が唐田えりかの事務所に電撃移籍(時事通信フォト)
田中みな実 唐田えりか所属事務所に電撃移籍「女優一本で」
 田中みな実(33)が所属する芸能事務所から移籍することがわかった。近く発表される予定だ。移籍先は女優のみを抱える事務所で、今後は女優を中心とした活動にシフトチェンジしていく方向だという。 TBSの局アナ時代から人気アナとして活躍した田中は、2014年にフリーに転向。宮根誠司や羽鳥慎一らが所属する事務所に入った。フリーアナウンサーとして情報番組でMCを務めるだけにとどまらず、女優業にも進出。2019年春放送の『絶対正義』(フジテレビ系)で女優デビューすると、高い演技力が評価された。「『絶対正義』での芝居は、多くの業界関係者の間で“あの演技は凄い”“主演の山口紗弥加と並ぶほどの演技力だ”と評判でした。 彼女の女優としての評価をさらに高めたのが『ルパンの娘』(2019年夏・フジテレビ系)での怪演です。第5話(2019年8月8日放送)にゲスト出演し、主演の深田恭子さんに負けず劣らずのセクシーコスチュームで色気を振りまいていました。“アナウンサーの殻を破った”と大評判でしたね」(芸能関係者) さらに田中のサクセスストーリーは進む。その年の年末に出した写真集『Sincerely yours…』(宝島社)が大ヒット。大胆なセクシーカットが話題となり、70万部を超える記録的な作品となった。 そんな田中が、なぜこのタイミングで事務所を移籍したのか。実はこの春、彼女にターニングポイントがあったという。「『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)への出演です。主人公のアユに対し、あらゆる手を使って嫌がらせをする秘書・礼香を演じたのですが、眼帯姿で大暴れする演技は本人もかなり疲弊したようです。一方で、“演じることの楽しさ”を感じていたのも事実。より女優業に邁進したくなったと聞いています」(前出・芸能関係者) 田中の移籍先は、彼女のその思いを汲み取る場所となるという。「8月末に広末涼子さんや有村架純さんが所属する事務所へと移るそうです。タレントやアナウンサーが一人も所属していない、女優一本の事務所。田中さんは『有吉ジャポン』や『ジョブチューン』(共にTBS系)などのレギュラー番組には今後も継続して出演していく予定ですが、女優業に本腰を入れるのは間違いなさそうです。『絶対正義』で共演した山口紗弥加さんも同じ事務所です。山口さんとはその共演以来、仲良くしていて、彼女にも移籍を相談していたようですね。その事務所には、東出昌大さんと不倫関係が騒がれた唐田えりかさんも所属しています。 田中さんの契約は秋が更新のタイミングですが、それよりも早い決断は、本人の女優専念への強い意志の表れなのではないしょうか」(別の芸能関係者) 人気女子アナから写真集クイーン、そして名女優へ。田中の快進撃は止まらない。
2020.08.14 19:15
NEWSポストセブン
「レンタルさん」は実在の人物がモデル(画像提供/テレビ東京)
ドラマ『レンタルなんもしない人』の「友人疲れ」に共感の声
「なんもしない人(ぼく)を貸し出します」「ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます」──そんな風変わりなサービスを行う実在のTwitterアカウントを元にした、ドラマ『レンタルなんもしない人』(テレビ東京系、毎週水曜深夜24:12〜)が話題だ。主役の“レンタルさん”を演じるNEWSの増田貴久には「本物そっくり」など反響が起きている。「東京最後の1日に付き合ってほしい」「出社するのが怖いので付き添ってほしい」……ドラマで描かれるレンタルさんへの依頼はさまざま。4月22日放送の第3話では、女子大生の島袋香奈(福原遥)から「明後日21歳の誕生日を迎えるので、日付が変わったら祝ってほしい」という依頼が寄せられた。 レンタルさんと誕生日ケーキを囲んでお祝いしながら、香奈は友人関係の悩みを吐露し始める。「グループLINEの返信って難しいですよね。他の人とかぶると、『手を抜いている』って思われるし、逆に全く違う内容だと『空気読めない』って思われるし。同じだけど少し違う、そういうのを送らないといけない」「LINEの既読をつけたら、なるべく早く返さないといけない。誕生日は祝われたら、祝い返さないといけない。流行りの飲み物は同じのを飲まなくちゃいけない」など、日常の気疲れを明かした。 香奈自身が「私が気を使いすぎなのかも」と苦笑いする通り、たしかに友人たちに彼女の気遣いが伝わっているようには見えず、むしろ多少“都合のいい人”扱いされているようにも感じられる。とくに「クリスマスは女友達で集まる予定で、必死にバイトも休みをとったのに、直前になってドタキャンされてしまった」というエピソードは印象的だ。「今日、バイト休んだんだけどなー」とLINEで送りかけて、結局「了解!集まるのはまたにしよう!」と返信する香奈の姿が悲しい。 SNSを介した友人付き合いの難しさを描いたこのエピソードには、視聴者から「とても共感した」という声が続々と寄せられた。SNSが社交の場の一つとして確立しつつある昨今、同様の体験をしている人が多いのだろう。 しかし、『自分の居場所はどこにある? SNSでもリアルでも「最高のつながり」の作り方』(CCCメディアハウス)などの著書がある放送作家の渡辺龍太氏は、そうした友人関係での気疲れについて、「本人の“独り相撲”の可能性がある」と冷静に指摘する。渡辺氏は、即興演劇をベースとしたコミュニケーション術“インプロ(即興力)”のワークショップを全国の企業や自治体で開催するコミュニケーションの専門家でもある。「友人に気を使いすぎてしまう性格の持ち主は、『人間なら誰でも他人に気を使うべき』というポリシーを持った人物とも言えるかもしれません。劇中の依頼者も、そんなポリシーに振り回されて独り相撲をとってしまった、と見ることも可能です。友人に最大限に気を使うと同時に、『自分に対して友人は気を使うべき』とも無意識に感じているのでしょう。ですが現実は酷で、友人は依頼者に対して別に気を使ってほしいとも思っていませんし、気を使うべきとも思っていないわけです」(渡辺氏)「なんもしない」レンタルさんとの時間を経て、元気を取り戻した様子だった劇中の香奈。もしも渡辺氏が“友人に気を使いすぎる香奈”と同じような悩みを持つ人にアドバイスを送るとしたら、どのような言葉をかけるだろうか。「まずは自分から他人への気遣いを減らして、自分を苦しめるポリシーに縛られないように生きていこう、というアドバイスを送りますね」(渡辺氏) 4月29日深夜に放送される第4話では、化粧品会社に勤める京野彩(山口紗弥加)から「離婚届の提出に同行してほしい」という依頼が寄せられる。いつも仕事優先で夫とすれ違い、相手から離婚を切り出されたという彩は、第3話の香奈とは打って変わって我の強いキャラクターの予感だ。●取材・文/原田美沙(HEW)
2020.04.29 16:00
NEWSポストセブン
番組公式HPより
NHK『だから私は推しました』が秀逸なドラマと呼べる理由
 ドラマ制作者は様々な制約の元に作品を生み出している。各局が鎬を削る各クールのラインナップのなかで、注目を集めることは簡単ではない。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * *『だから私は推しました』(NHK土曜午後11時半)が、夏のドラマの中で異彩を放っています。「地下アイドル」の「推しオタク」の世界を描き、一部のコアなファン向けのドラマと思われがち。ところが、さすが森下佳子書き下ろし脚本です。根底にはしっかりと普遍的なテーマが横たわっています。「生きづらさを抱えた人が、自分の居場所を探し続ける」というテーマ性が。「特殊な地下アイドル世界」と、「普遍的な承認欲求、居場所探し」がない交ぜになりつつ、ドラマツルギーを作り上げています。 主人公は、結婚直前にふられてしまったOL遠藤愛(桜井ユキ)。落ち込んでいる時にたまたま地下ライブに遭遇、アイドルグループ「サニーサイドアップ」に出会う。中でも特に、歌もダンスも下手な栗本ハナ(白石聖)に自分を重ね感情移入。「助けてあげたい」「私がいなきゃ」と「沼落ち」し「推し」に、つまり熱狂的ファンになる、という筋立て。 しかし、それだけではありません。毎回「警察での取り調べ」シーンで始まるのが意味深です。「なぜそんなことをしたのか」と問いつめられる愛。何らかの犯罪が起こった後らしい。つまり、地下アイドルのシーンは「回想」という構成になっているわけです。という謎解きミステリーも上手に使い、アイドルやオタ世界に拒絶感を持つ視聴者すらもドラマへ取り込んでしまう戦略。ここにも「特殊=オタク世界」と、「普遍=謎解きのスリル」とがうまく織り交ぜてあります。 脚本もさることながら、このドラマで光っているのが二人の女優です。 まず、今回が連続ドラマ初主演という桜井ユキさん。これまでは美人系の役が多く、前クールの『東京独身男子』では斎藤工や滝藤賢一のお相手として登場しました。そのスレンダー美人の桜井さんが、しかし今回は「オッサン」化しているから面白い。オタクの飲み会では周囲から「オバハン」と呼ばれていますが、化粧もファッションもそっちのけで女子度ゼロ、アイドルに入れあげて熱心に「推しごと」する姿が「オッサン」に見えてくる。美形から三枚目へ、なったことのない人物へと、桜井さんが大きく跳躍しています。 もう一人注目株は、地下アイドル・ハナを演じる白石聖さん。握手できる地下アイドルの距離の「近さ」をリアルに体現しています。踊りも歌も下手で人見知りで不器用。ぎくしゃくした素人っぽい“地下感”を上手に出し、しかし少しずつ変化し成長していく様も見え隠れする。 女優・白石聖さんの魅力とは、ちょっと頼りなさそうでいて、実は強い芯を感じさせる奥行き感にあります。ドラマ『絶対正義』では山口紗弥加演じる高規範子の高校時代と範子の娘の二役をこなし、狂気じみた演技で話題になりました。冷たい瞳は怖いほどで、相手を追い込む「正義のモンスター」になりきっていました。負のパワーが炸裂していて「この女優さんいったい誰?」と強く印象に残ったのです。 その白石さんが、今回の地下アイドル役で、思い切り花開いています。地下アイドルと推す人。「チェキ会(特典会)」に「ループ(何度も列に並ぶ)」、「MIX(イントロに乗せるコール)」と、すぐには理解できない「オタク専門用語」がズラリ並ぶ世界。ちょっと近寄りがたいけれど、本質をよく考えると大相撲や歌舞伎のタニマチや大向こうと、さほど変わらないのかも。歌舞伎役者に向かって「成田屋!」「高麗屋!」と声をかけるのも、コールの一つと言えるかもしれません。 つまり、人は誰かを応援したい。それによって自分自身を確かめたい。自分の居場所を作りたい。愛を与え個人的見返りは求めないという美学に酔いしれたい。『だから私は推しました』は、そんな「特殊性」と「普遍性」とが上手に織り合わさった秀逸なドラマです。
2019.08.31 16:00
NEWSポストセブン
視聴率も好調。月9ドラマ『ラジエーションハウス』
存在感示す平成最後の月9ドラマ 本田翼の箸休め演技も好評
 4月から始まった平成最後の春ドラマが出揃った。新時代にさしかかり、さらなる盛り上がりを見せているが、どのドラマを見続けるかどうかは悩みどころ。「視聴率とギョーカイ人の評価は全然違う」と言うのは、あるドラマのプロデューサーだ。本当に面白いドラマはどれか──ギョーカイ人だけが知っている「ツッコミどころ」を調査する。「ドラマといえば月9」といわれた平成の終わりに、その月9が再び存在感を示している。『ラジエーションハウス』(フジテレビ系・月曜21時)は視聴率ランキングで5位につけた。「主演の窪田正孝(30才)は直前のけがもあって、主役交代かとも囁かれたが、独特の雰囲気がハマっている。芸歴24年目で第2次ブームが来ている山口紗弥加(39才)や遠藤憲一(57才)など主役級の役者たちが脇を固める万全の布陣。本田翼(26才)は相変わらずの演技ですが、芸達者が揃いすぎているので、息抜き要因としてアリですね」(テレビ誌記者) キャスト面で業界の注目を集めているのは『白衣の戦士!』(日本テレビ系・水曜22時)。第1話には、NHK朝ドラ『なつぞら』で広瀬すず(20才)の同級生役を演じる富田望生(19才)やモデル出身の鈴木仁(19才)など『3年A組』(日本テレビ系)で活躍した生徒たちが演技対決を繰り広げる。主演は中条あやみ(22才)だ。「元ヤンキーの新米看護師が活躍するドラマ。局は違うけど『新・ナースのお仕事』というタイトルの方が注目を集めたかも(笑い)。中条は観月ありさ(42才)ほど振り切れていませんが、とにかくかわいいので今後の開花に期待」(前出・テレビ誌記者)『わたし、定時で帰ります。』は9.5%と一桁スタートだったが、内容への評価は高い。「局としては、働き方改革を後押しするような強いメッセージを打ち出したいようですが、『アンナチュラル』や『中学聖日記』を手がけた新井順子プロデューサーには、シビアな問題だからこそポップに仕上げたいという思惑があるようで、吉高由里子(30才)はその世界観にぴったり。現場はユースケ・サンタマリア(48才)が盛り上げていて、チームワークもいい。関係者の評価も高くいい滑り出しです。産休明けキャリアウーマン役の内田有紀(43才)にも期待です」(TBS関係者) ダークホースは『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系・土曜22時)。主演の古田新太(53才)がゲイで女装家の国語教師を演じる。初回視聴率は10.9%と6位につけた。「登場人物のキャラクターがあまりに突き抜けているので、出演者の新しい一面が発見できる、と局内でも話題になっています。 古田さんは舞台で変な格好に慣れているので、もはや貫禄の座長ぶり。休憩時間もオネエ言葉で若い出演者をいじるなどして、笑いが絶えない現場だとか。キンプリの永瀬廉(20才)くんもイケメンと評判です。ジャニーズの後輩、なにわ男子の面倒を見て、お兄ちゃんとして振る舞っているようですね」(別のテレビ誌記者)※女性セブン2019年5月9・16日号
2019.04.29 07:00
女性セブン
田中みな実、ミタパンらTVを席巻する青学出身女子アナ
田中みな実、ミタパンらTVを席巻する青学出身女子アナ
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は青山学院出身の女子アナについて。 * * * 田中みな実、新井恵理那、小林麻耶さん…と、青学出身の女子アナは男性から見てかわいいタイプが多い。彼女たちは、男性のあしらい方にも長けている……との指摘をしたのは、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)の「男子校・女子校・共学」くくりの回に“女子校出身代表”として出演した高橋真麻だ。私もその青学出身者(しかも初等部から16年も御世話になっていた)ということで、共学での男女関係しか知らないのだが、女子校や男子校の“あるあるネタ”として、「異性を異常なまでに意識してしまい、うまくコミュニケーションがとれない」というのがあるそうだ。 では共学の女子はどうかといえば、常にクラスの半数は男子だから、男性と接することに高いハードルはない。そりゃあ、小学校、中学校時代には、好きな女子をからかうような男子もいたけれど、振り返れば、常に男子からは大切にされてきたような…。さらに彼氏は、ほぼ校内と決まっていて、私の学年は11組も同学年夫婦がいる(高校までの話だ。大学も含めたら、もっともっといると思われる)。 話を青学出身の女子アナに戻そう。まず、小林麻耶(文学部英米文学科卒)さんは、言わずと知れたTBSのトップアナウンサーだった。バラエティー、料理、スポーツ特番から番宣番組まで、こんなに忙しく掛け持ちしていた女子アナというのは、後にも先にも麻耶さんだけだったと思う。 同期は先日、高校の先輩との結婚を発表したばかりの高畑百合子アナ。麻耶さんのアイドル的な人気がものすごかったものの同期仲は決して悪くなく、麻耶さんは一度、(こんなに仕事ばかりしていたら)「死んじゃうかもしれない」と高畑アナにだけ吐露したことがあると聞く。 新井恵理那(総合文化政策学部総合文化政策学科卒)は、セント・フォース所属のアナウンサーとして、もっとも忙しい。いや、“女性タレント”というくくりでも、近年は「二ホンモニター」の調査で常に上位にランクイン。平日の『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)、週末の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)、『所さんお届けモノです!』(毎日放送・TBS系)などなどレギュラーを多数もっており、見ない日はないほどである。◇田中みな実はドラマ、バラエティー、CMと幅広く活躍 そして田中みな実(文学部英米文学科卒)である。数年前までは「女に嫌われる女」「ぶりっこ」の代表格だったが、“闇キャラ”が世に広まったり、『MAQUIA』や『an・an』などで美ボディを惜しみなく披露するようになってから女性人気が急上昇。その発言の多くはネットニュースに上がるし、2016年10月からは『ひるキュン!』(TOKYO MX)なる帯番組のMCを務めている。キワモノ(失礼)を起用してスターに育てるのが得意なMXだとは言え(!)、主婦も見ている昼ワイド。この時点で田中みな実には光が差していたといと言っていい。 最近目につくのはテレビCMだ。保健室の先生役として「あいつ、ない」と清野菜名に助言する『オープンハウス』や、IKKO、川口春奈と共演している『スマートニュース』は頻繁に見かける。 さらには、ドラマ『絶対正義』(東海テレビ・フジテレビ系)に女優として出演中。その番宣のため、バラエティー番組への出演も多いが、山口紗弥加や片瀬那奈と並んで、ちゃんと“女優”として振る舞っている。いい意味で、“遠慮”がないのである。これは、局アナ出身者にはなかなかできないこと。こういう天真爛漫なところもまた、青学出身者らしい一面かもしれない。 有名だった人気芸人との恋に破れた頃は、彼女のほうが傷ついていたと聞くし、その後も芸人が好みなのか、それともなかなか彼氏ができない焦りだったのか、共演する男性芸人と“近すぎる”現場を何度か目にしたものだ。が、いまはそんなこともなく、“ぶりっこ”よりは、女性の代表として言いたいことをハッキリ言う人という位置づけだ。 そんな田中みな実は、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)「本音でハシゴ酒」の“飲み仲間”として、夏菜、峯岸みなみ、小島瑠璃子、菊地亜美らと共にヘビーローテーション。年齢を重ねている分、分析力に長けていたり、ダウンタウンや坂上忍、そして男性ゲストにズバッと言ったりすることに関しては、ナンバーワンと言ってもいい。◇ミタパン、クジパン、テレ朝小川アナも 新井恵理那や田中みな実だけではない。この春は、現役の局アナでも“青学出身の女子アナ”にニュースが集中しているのである。 まずは、「フジテレビの”ミス・パーフェクト“」とフィギュアスケートの宮原知子のような呼ばれ方をしているのが「ミタパン」こと三田友梨佳アナ(国際政治経済学部卒)。4月から夜帯ニュース『Live Newsα』の月~木曜メインキャスターを務めることが発表された後、『Mr.サンデー』への起用も決まった。10日オンエアの『R-1ぐらんぷり』のアシスタントは、「もうバラエティーはやれないだろう」ということで同局からの”最後のごほうび“だったのかもしれない。”ものまね番組“のアシスタントをしたり、『ワイドナショー』や『ペケ×ポン』も印象的だったミタパン、実は硬軟どちらもやれる局アナなのである。 同じフジテレビでは、久慈暁子アナ(経済学部経済学科卒)の『めざましどようび』メインキャスターが決まった。そして、いま、お昼のニュースをメインで仕切っている梅津弥英子アナ(文学部仏文科卒)も青学出身だ。 TBSでは、タレント起用が多い平日のワイド番組で唯一、『ひるおび』のアシスタントをしている江藤愛アナ(文学部英米文学科卒)、『サンデージャポン』のアシスタントとして人気急上昇中の山本里菜アナ(同)。学生時代からモデル活動をしていて、TBS一の美人アナと言ってもいい『NEWS23』のサブキャスター、皆川玲奈アナ(総合文化政策学部卒)も青学出身だ。  さらには、その『NEWS23』をやるのではないかというウワサが濃厚な、テレビ朝日の小川彩佳アナ(国際政治経済学部国際政治学科卒)も青学出身者なのである。 ちなみに、私がレギュラー出演しているメ~テレ『ドデスカ!』で昨年10月から、お天気を担当している「モッチー」こと望木聡子(もちき・さとこ)アナも青学卒(文学部仏文学科卒)。常に落ち着いているし、アドリブも利くうえ、アナウンス能力にも長けているのだが、ルックスが女性アイドルっぽく、自分でもそこは意識しているのか自撮り画像はまさしくアイドル。女子アナマニアの男性たちに大人気なのである。 こうした彼女たちのキャラクターと、仕事場でのコミュニケーション能力の高さが大きな番組への起用につながっているのだとしたら、それは高橋真麻が指摘する“共学力”、そして、自由な校風の“青学力”が深く関係しているのかもしれない。 女子アナになりたかったら、まず青学大に入るべき? とにかく今春は、青学大出身の女子アナが席巻することは間違いのである。
2019.03.12 16:00
NEWSポストセブン
田中みな実 女優初挑戦の『絶対正義』で魅せたポテンシャル
田中みな実 女優初挑戦の『絶対正義』で魅せたポテンシャル
 深夜枠のドラマは題材においてもキャスティングにおいても「実験」ができる故に、思わぬ発見に遭遇することが少なくない。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * * 今期ドラマのナンバーワンに推したいスリリングさ。何の変哲もない日常の中に潜む、底知れない闇を見せられてしまうのが『絶対正義』(フジテレビ系土曜日23時40分)です 。主人公・高規範子(山口紗弥加)の口ぐせは「私何か間違ったことしている?」。 その姿は真っ白いスカートに真っ白のジャケット。オカッパ髪に見開いた目、ロボットのような口調、ちょこちょこと小刻みな歩調。存在がどことなく不気味。いや、それより何より「正しいこと=いいこと」という、範子の中の鉄壁常識がヤバイ。そして「家族」という括りへの盲信も。 範子は間違いや法を犯すものを許さない“絶対正義”主義者。「私たち、家族だよね」と確認し合った女子校時代の親友4人を破滅へと追い込んでいく。「正しいから」「家族だから」「あなたの味方だから」という理由を楯にして、人の行動を束縛し制止していくモンスター。 そう、「家政婦のミタ」の鉄面皮にも通じる直進型人間の恐ろしさと奇妙さ、そこから滲み出てくる滑稽さ。範子役の山口紗弥加さんの徹底した演技に目を奪われてしまいます。 範子のキャラクターは異色で、シニカルなパロディにも見えてくる。あまりリアルに演じてしまったら深刻すぎてしまうから、意図的に演出し戯画化しているのかもしれません。 そんな「破壊的トリックスター」に成り切っている山口さん。セリフ回しだけでなく全身全霊を使って演じているこのドラマ、山口さんの役者としての殻をもう一枚破り、次へとつながるステップとなることは間違いなさそう。 いや、山口さんに限りません。役者たちの頑張りぶりも見所です。「初めて女優に挑戦」という元TBSアナウンサーの田中みな実さんは、「初」というわりに演技が自然でびっくり。役どころは「妻子ある男性と不倫中の女優・石森麗香」。実にさらりと石森麗香に成りキャラを体現しています。 たしかに田中さんのアナウンサー時代を思い返すと、「ぶりっ子」キャラを開花させ「みな実はみんなのみなみだよ」と決めセリフまで作り思い切り楽しませてくれました。どう振る舞えばより面白いか、より周囲のリアクションが大きくなるか、観察しつつぶりっ子演技の研究をしていたとしか思えない。 つまり、アナウンサーの頃から田中さんは「演技力」を磨いていたのでは。この調子なら、今後も女優として走っていけそう。そう、知らぬ間に「みんなのみな実」は「女優のみな実」になっていました。 一方、桜井ユキさんが演じる今村和樹はフリーのノンフィクションライターという設定です。サバサバとした語り口、他人の意見に左右されない頑固さ、ベストセラーを出そうという野心など、こちらも役どころをよく押さえています。役者の持ち味と配役とがピタリと決まっています。 片瀬那奈さんが演じる理穂・ウィリアムズは、インターナショナル・スクールを経営する裕福な夫人。しかし外国人の夫との間で不妊治療をめぐって問題を抱え苦しんでいます。厚切りジェイソンとの夫婦ぶりもいかにも板についていて、いい。 さらに、美村里江さん演じる西山由美子もリアルです。夫の借金で苦しい暮らしを強いられている、どこにでもいそうな平凡な主婦。髪型から衣服まで、庶民の匂いを漂わせている由美子は子どもへの虐待の疑いをかけられ窮地に陥って……。 人格、気質、生活背景、ファッション、話し方、歩き方……一人ひとりが粒立ちを見せている。見事なバリエーションとなっている。 誰か一人が突出しているというよりも、このドラマの最大の面白味は「5人の女性のバリエーション」「個性の違う人物の陳列」の面白さにあると言ってもいいでしょう。 まるでショーケースにずらりとディスプレイされた女たち。各人一筋縄ではいかない問題に悩んでいる。多種多様なだけに、視聴者はそのいずれかに自分を重ねてドラマを楽しむ、という仕掛けでしょう。 そして何よりもこのドラマが怖い点は、見ている視聴者一人ひとりの中に「プチ範子」がいる、ということに気付かされてしまうこと。 誰でも一度は「正しい」を楯に他人をとがめたり責めたりしたことがあるはずです。「家族」「約束」にこだわって、自分の中の正義をふりかざし、それが残酷さと結びついていく瞬間……。ああ、あったなと思い出しつい人生について考えてさせられてしまう。それもまた秀逸なこのドラマの力ゆえでしょう。
2019.03.09 16:00
NEWSポストセブン
黒木華
なぜ有名女優が集結?テレ東深夜ドラマの豪華ゲストに驚き
 最近、テレビ東京の深夜ドラマのある“異変”に注目が集まっている。それは出演する女優たちが深夜にしてはあまりにも豪華、ということ。テレビ解説者の木村隆志さんがその背景に迫る。 * * * 3月に入って冬ドラマが終盤を迎えつつある中、ドラマ好きの間で、「テレビ東京の深夜ドラマが凄かったよね」という声があがっています。 凄かったのは、「深夜ドラマであるにも関わらず、各話のゲストに主演級の女優が出演していた」こと。終盤に差し掛かった今だからこそ、「テレビ東京の深夜ドラマ、凄くない?」「何でこんなに集められるのだろう」と話題になっているのです。 主演級の女優がゲスト出演していたのは、濱田岳さん主演の『フルーツ宅配便』、光石研さん主演の『デザイナー渋井直人の休日』、遠藤憲一さん主演の『さすらい温泉 遠藤憲一』。それぞれ一話完結形式で週替わりのゲスト女優が出演していますが、確かに豪華であり、時間帯を考えると異例の顔ぶれと言えます。『フルーツ宅配便』には、内山理名さん、成海璃子さん、中村ゆりさん、阿部純子さんらが出演。『デザイナー渋井直人の休日』には、黒木華さん、川栄李奈さん、夏帆さん、池田エライザさん、山口紗弥加さん、内田理央さん、臼田あさ美さん、平岩紙さん、森川葵さんらが出演。『さすらい温泉 遠藤憲一』には、ともさかりえさん、山口紗弥加さん、堀田真由さん、加藤貴子さん、笛木優子さん、野波麻帆さん、伊藤ゆみさん、阿部純子さんらが出演。 いずれも主演級の女優であり、注目度が低く、ギャラの安い深夜ドラマに、なぜこれほど集まったのでしょうか?◆気鋭の映画監督をチーフ演出に起用 最大の理由は、テレビ東京の制作スタンスが“クリエイティブ・ファースト”だから。近年、テレビ東京の深夜ドラマは、気鋭の映画監督を演出に迎える作品が多く、自局やスポンサーの事情よりも、「いいものを作ること」に徹しています。 実際、『フルーツ宅配便』は、映画『凶悪』『孤狼の血』などを手がけた白石和彌監督と、映画『横道世之介』『南極料理人』などを手がけた沖田修一監督。『デザイナー渋井直人の休日』は、映画『マザーウォーター』『東京オアシス』などを手掛けた松本佳奈監督、映画『ファの豆腐』『うちの執事が言うことには』などを手がけた久万真路監督。『さすらい温泉 遠藤憲一』は、映画監督でこそありませんが、民放各局やWOWOW、Huluなどでドラマを手掛けてきた後藤庸介監督が演出を担当。監督たちは「この役はあの女優に演じてほしい」と推薦し、女優たちは「あの監督が撮るのならぜひ出たい」という気持ちになりやすいようです。 とりわけ女優たちにしてみれば、「いい作品に参加できる」「気持ちよく演じられる現場だろう」というのが本音。また、「彼女が出るのなら私も出ておきたい」という安心感、あるいはライバル意識が芽生えやすく、制作サイドにとってはオファーを受けてもらいやすい好循環が生まれています。 女優たちの所属事務所が、「ゲスト出演ならスケジュールの問題はない」「監督との関係性を深めておくいい機会」とOKを出しやすいのもポイントの1つ。さらに、テレビ東京の深夜ドラマであれば、低視聴率でネガティブな記事を書かれる心配もありません。リスクや労力が少なく、はっきりとしたメリットがあるため、報酬が少なくても問題はないのです。◆「テレ東の深夜ドラマは面白い」が業界に浸透 週替わりのゲスト女優を迎えない形式のため、ここまで挙げませんでしたが、テレビ東京が今冬に放送している4つ目の深夜ドラマ『日本ボロ宿紀行』も「高品質」と評判。チーフ演出の藤井道人監督は、32歳にしてすでに多くの作品を手がけた注目の若手監督であり、今年も山田孝之さんが初のプロデューサー業に挑んだ映画『デイアンドナイト』で監督を務めました。やはり作品の内容も、スタッフ編成も、他局とは大きく異なるものがあるのです。 今回のコラムではゲスト俳優にフィーチャーしましたが、もちろん主要キャストも豪華。『フルーツ宅配便』の濱田岳さん、仲里依紗さん、徳永えりさん、松尾スズキさん、荒川良々さん、『デザイナー渋井直人の休日』の光石研さん、池松壮亮さん、『さすらい温泉 遠藤憲一さん』の遠藤憲一さんなど、プライムタイムの作品で主演を演じられる俳優がそろっています。これも前述した「クリエイティブ・ファースト」という理由が大きいでしょう。 私が各局のテレビマンや映画関係者と話していて驚かされるのは、「テレビ東京の深夜ドラマが好きでよく見ている」という人が多いこと。2010年代に入って以降、業界内では、「テレビ東京の深夜ドラマは面白い」という感覚が普通になり、それが視聴者にも浸透しつつあるのです。 春以降も、「質が高く演じがいがある」などの魅力があるテレビ東京の深夜ドラマに、どんな豪華俳優がゲスト出演するのか、注目してみてはいかがでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.03.09 07:00
NEWSポストセブン
光石研『デザイナー 渋井直人の休日』はなぜクセになるのか
光石研『デザイナー 渋井直人の休日』はなぜクセになるのか
 作品の良し悪しは、必ずしも予算では決まらない。そう実感できる瞬間はアートの醍醐味の一つだ。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が、深夜ドラマについて言及した。 * * * 最近、日本国内でもそれらしき作品が見つかり、にわかに注目されている謎のアーティスト、バンクシー。イギリス出身らしいということ以外分かっていない覆面芸術家です。そう、「バンクシー」という名が世界に鳴り響いたのは、昨年10月のオークション現場でのことでした。 サザビーズの会場で1億5000万円で落札された絵画《風船と少女》。落札の槌が響いたその瞬間、額縁に仕込まれたシュレッダーが作動し、絵は人々の目前で無残にも裁断されていきました。 唖然としかいいようのないその光景。「アートは、一部の富裕層が所有したり金融商品のように売買したりするものではない」というバンクシーのメッセージが浮き彫りに。と同時に「コンセプチュアルアート」の面白さも世界中に伝わっていきました。 一つのアート作品によって巻き起こされる反響・現象。それを事前に設計する「コンセプチュアル」な行為。バンクシーのアートは、描かれた絵よりも「コンセプト」こそが表現対象であり伝えたい対象なのでしょう。 さて。現代アートとは分野もスタイルも違いますが、「コンセプト」の面白さを追い求めるという意味で、深夜ドラマの中に個性的な作品が見てとれます。言ってみれば、物語の筋立てやストーリー展開の面白さ以上に、ドラマの「コンセプト」が際立ち、光を放っている個性的な作品が登場してきています。 その筆頭が『デザイナー 渋井直人の休日』(テレビ東京・木曜深夜1時)。 渋井直人(光石研)という52歳の独身デザイナーが繰り広げる日常風景。渋井は個人事務所を持って活躍しているデザイナー、いわば都会の成功者。しかしどこかミスマッチ感が。まずそれを象徴するのが、似合っているとは言いがたいダッフルコートとマフラー姿です。 浮いている。着こなせていない。光石さん演じる「オシャレな業界人」の「微妙なズレ感」が見事に結晶しています。「かっこ付けオヤジの痛い日常」「チャラくないのに舞い上がってしまう滑稽さ」。都会生活に適応したかと見えつつも、どこかで右往左往しているチグハグ感こそ、このドラマの「コンセプト」なのでしょう。 光石さんのナレーションも内面の独白としてズレ感を伝えています。オヤジの小さな見栄とプライド。切なくて情けない。心のつぶやきが「あるある感」をぐっと高めていき、倒れても前を向く健気さは、ついつい応援したくなる。 そう、このドラマは「ささやかであっても、消せないズレ」がテーマでありコンセプト。それは多くの人のリアルであり、ペーソスが漂い、クスッと笑いを誘う要素。という意味で、まさにコンセプチュアルなドラマです。 初めて単独主役を演じるという光石研さんですが、これ以上のキャスティングはない、という印象です。北九州市の高校生だった時、映画「博多っ子純情」でデビューし役者歴は何と40年超。出演した映画やドラマは数知れず。しかし、どこか都会的で華やかなスポットライトから一歩脇に立ってきた名バイプレイヤー。「博多っ子純情」に象徴されるような素朴さを纏いつつ、デザイナーという都会人を気取る(気取らねば仕事にならない業種)渋井を演じ、まさしくその「あわい」の表現が絶妙です。 その他にも、深夜ドラマにはコンセプチュアルな作品が並んでいます。 『絶対正義 』(フジテレビ系 土曜夜11時40分)の主人公は、最恐主婦・正義のモンスターである高規範子(山口紗弥加)。間違いや過ちは一切許さず法律のみを唯一の価値基準とするという人物。「百パーセント正しい、ということはそれだけで大きな欠点」というコンセプトをドラマとしていかに興味深く描き出せるか、注目です。 一方、遠藤憲一主演の『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京 水曜深夜1時35分)も、独特なコンセプト感漂う作品です。「遠藤憲一が役者を引退」という噂を聞いたスタッフが、真相を確かめに行くシーンから始まり、男仲居として温泉宿で働く遠藤の姿を追いかけていく、という虚実ないまぜがいい。 いくつもの名湯を訪ねる密着取材、そこで繰り広げられる一話完結の物語。ストーリーも面白いのですが、やはり実在の名湯・名旅館の風情が克明に描き出されるあたり、ドラマが旅番組の別バージョンにもなり得る、という発見。まさにテレ東得意の「ドキュメンタリーとドラマの合体」作です。 ということで、ユニークなコンセプトをドラマ化していく新しい挑戦、そのみずみずしさが魅力です。深夜帯に限らず「コンセプチュアルなドラマ」が次々に生まれてきて欲しいものです。
2019.02.16 16:00
NEWSポストセブン
遠藤憲一「作品に携わっている“その時”が喜びの最高潮」
遠藤憲一「作品に携わっている“その時”が喜びの最高潮」
「いましゃがんでいるから、ここからこんなふうに寝転んでみようか」「ここで撮るんだ。おもしろいね、この木材に腰かけてみる?」 撮影中、カメラマンのリクエストに応えながら、閃いたアイデアを気さくに話しかける遠藤憲一(57)。根からの職人気質なのだろう。あれこれと言葉を交わしながらカメラに向き合う表情は、実に生き生きとしている。 そんな遠藤が、現場では常に創作意欲で満たされていたと充実した面持ちで語るのが、放送中のドラマパラビ『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京)。「女性と巡る温泉紹介をバラエティ仕立てにして、ドキュメンタリー要素として素の遠藤憲一を織り交ぜていきたいとお話をいただいたんです。といっても僕は芸人さんじゃないから、素でバラエティ感を出すのはむずかしいかな、と。そこで仲居の役を演じるのも好きだし、ドラマ仕立てにしてはどうですかということでプロデューサーや脚本家などとアイデアを出し合いながら、虚実織り交ぜたドラマを作り上げていきました。第一湯で♪草津よいと~こ~♪と歌ってみたら“それ毎回やりましょう”と監督が気に入って各地でご当地ソングを歌うことになるなど、細部までみんなで話しながら作っていく作業が本当に楽しかった」 俳優の遠藤憲一が引退する──そんな衝撃的な噂を追うと、なぜか遠藤が温泉宿で男仲居として働く姿をカメラは目撃する。仲居名は「中井田健一」。彼は全国の名湯をさすらいながらワケありの美女と出会い、湯にも彼女たちの人生にもしっぽり浸かっていく。「引退の真相を探るなか、中学時代の友達や近所のやきとり屋さんや床屋さん、事務所スタッフなど親しい人が出てきて、思い思いに証言します。そこもリアルで、台本なしにモロ普段の俺を語っているんです(照れ笑い)。芝居ではともさかりえさん扮する同僚の仲居や山口紗弥加さん扮する官能小説家など、温泉地ごとに登場するマドンナのために毎回一肌脱ぎ、歌ったり踊ったりコスプレや漫才をしたりと(笑い)、スリリングな挑戦の連続でした」 ドラマタイトルに役名ではなく、役者の名前が入っていることもユニーク。「ジャッキー・チェンの名前が作品名に刻まれているイメージらしく、題名は後から聞きました。なかなかない経験ですが芸人さんのように“冠をとりたい”という夢も、有名になりたいなんて欲も持ってないし。ただ、おもしろい作品、いい作品を作るためには強烈な意識を持っている。タイトルに名前も入っているし、1本1本、自分でも思いつく限りの知恵を出していこうという意識は自ずと高まりました」 創作意欲を刺激された遠藤が今年挑戦してみたいことは何か。ちなみに昨年は元日に酒断ちを宣言し、それ以降は1滴も飲んでいないという。「いちばんやってみたいのは自主映画。この『さすらい温泉』みたいにロケ地も飛び飛びに、思いついた時に撮っていくの。でもやるとなるとカメラさんに照明さんに音声さんにと、全員のスケジュールを合わせるのも大変だろうし、モノを作るってカネがかかるよね。ロケバスも必要だし、弁当が1食600円だとして1日3食だったら……」 そう言うと、同席していたドラマのスタッフに「いま現場はスタッフ何人でやっているの?」と問いかけ、「と、なると……」と宙を仰いで計算する。「弁当だけで毎日そんなに飛んでいくのかぁ。これはお小遣いを貯めないとね! 酒もやめたし、趣味という趣味もないし、自分がいちばん燃えるのはモノを作っている時。何か作品を作っている時にときめく。ここからどうしたらおもしろくなるだろう、どうしたら緊張感が生まれるだろうと場面、場面を生み出していく瞬間に燃える。で、その時に思いつく限りのいい何かが撮れたらそこで満足。発表したいという欲もない。最近思うんだけどね、芝居についても完成作品がどうなるかというドキドキ感はもちろんあるけれど、何に興味があるかって、いちばんは演じている時。作品に携わっている“その時”が喜びの最高潮みたい」 他にも連ドラや、被写体と放浪をしながら写真を撮る構想なども密かに温めているという。毎年1冊ノートを作り、自主映画も連ドラも写真も昨年のノートに書き留めたものなのだとか。「それだけに集中しているわけではないのでちょこちょこ、ちょこちょこね。休みや音楽を聴いている時に突如アイデアが浮かんでは、“ああ俺、またこのことを思い出してる”なんて」 一言、「でも女房いわく“それ墓場まで持っていく夢だね”だって(笑い)」と付け加えながらも、その表情はやはり生き生きと輝いている。遠藤にとっては、役を生き作品へ息を吹き込む現場だけでなく、作品の構想を練る日常のひとときもまた、役者としての炎を赤々と燃やす瞬間なのだろう。●撮影/田中智久、取材・文/渡部美也※週刊ポスト2019年2月1日号
2019.01.22 16:00
週刊ポスト
幻想的な美しさ、石原さとみのオフショット2選
幻想的な美しさ、石原さとみのオフショット2選
2018年1月期に放送されたドラマ「アンナチュラル」公式ツイッターに主演を務めた女優の石原さとみさんが登場。ドラマ撮影でのオフショットが公開されています。https://twitter.com/unnatural_tbs/status/951785656107204608夕日をバックに微笑む石原さんに、ファンからは「めっちゃ綺麗!」「夕日とさとみちゃんは最高です」と絶賛する声が寄せられています。別ショットでは同ドラマ第1話でゲスト出演した女優の山口紗弥加さんとのツーショットも公開されています。https://twitter.com/unnatural_tbs/status/951773995837284352夕日を背にした石原さんが幻想的で美しいですね。
2018.11.29 06:52
SNSのニュースメディア Insty
芸歴24年でドラマ初主演の山口紗弥加「主役は薄味が必要」
芸歴24年でドラマ初主演の山口紗弥加「主役は薄味が必要」
「このウジ虫野郎!」──強烈な目力で迫る美貌の演技派女優・山口紗弥加が、芸歴24年にして初の連ドラ主演を務める深夜ドラマ『ブラックスキャンダル』(読売テレビ・日本テレビ系)で弾けている。 山口が演じるのは、仕組まれた不倫スキャンダルで芸能界から追放された元女優。ドラマは、現実にあった不倫スキャンダルによく似た謝罪会見シーンや覚せい剤使用の2世俳優の登場、かつて実際に不倫を報じられた人気男優がアイドルに枕営業を強要する筋立てなど、深夜枠とはいえかなり“攻めて”いる。しかも主題歌は“ゲス不倫”で世を賑わせた川谷絵音の「ゲスの極み乙女。」という徹底ぶりだ。「芸能生活が長いので、ドラマで起きている出来事はいい面も悪い面もどこかで見聞きしてきたようなこと(笑い)。役作りには大体苦心しますが、今回はあえて私自身で臨むことに決めました。24年の経験で感じたままを表現する方が、生々しく伝わると思ったから」 数々の現場で脇役を経験してきたが、初主演で学んだことも多いという。「脇役は限られた出番の中に必ず表現するべき役割があって、瞬発力が必要になります。わざと誇張した“濃い味付け”をすることもあるけれど、作品を通して出番の多い主役には、控えめの“薄味”による持続力が必要だと気付きました。台本が完成する以前から、役柄や内容について打ち合わせを重ねたり……意見を求められることが多く何だか恐縮します(笑い)。新鮮ですね」 とはいえ、オファーを聞いたときは嬉しい半面、戸惑いもあった。「私のような“古株女優”にそんな話はもうないだろうって、どこか諦めていましたね(笑い)。漬物は古漬けが好きなんですが、発酵が進んで香りが強い方がご飯に合う気がして。だから今回は、38歳の今だからこその“古漬けの味”を出したいです」 終始笑顔を絶やさずに屈託なく話す山口だが、その女優人生は順風満帆とはいえなかった。14歳でドラマデビューを果たした後、『笑っていいとも!』などのバラエティ番組に出演したり歌手デビューするうちに“色”がつき、本業の女優の仕事が激減。さらに、週に1度は繰り返される原因不明の高熱や体調不良に悩まされ、22歳で引退を決意。最後の仕事と挑んだのが、演出家・野田秀樹の舞台『オイル』だった。「稽古開始早々に声を潰して、動けない。錚々たる役者の皆さんをお待たせする中、私だけの稽古が延々と続いて……逃げ出したくなりました。でも、いざ本番になると心が勝手に反応して、考えるより先に体が動くようになって。それは初めての体験で、驚くほどの高揚感、お客さんとの一体感は震えるほどでした。やめたくない──女優に縋(すが)ろうとする私がいました」 その芝居を見た演出家の蜷川幸雄から声がかかり、『エレクトラ』という大舞台を経験。以後、『コウノドリ』や「絶対零度」シリーズなど連ドラ60本以上に出演する実力派女優に成長した。この数年は、1クールに数本のドラマに並行出演するほどの忙しさだ。「息抜きはサーフィン。まだ初心者ですが、ようやく自分で波を選んで乗れるようになりました。日焼けができないので、夜中2時頃に起きて湘南や伊豆の海まで車を飛ばして、薄暗い日が昇る直前から1時間限定の至福のひと時。目鼻口だけを出した真っ黒のウェットスーツを着てるから周りから見たら変な人ですよね(笑い)」 好奇心旺盛で多趣味と評判。山登りや釣りが大好きで、料理もプロ級の腕前という。たびたび友人を自宅に呼んで手料理をふるまう。「好みの味があるから、外食するより自分で作る方が楽。自分が食べたいものを作るだけです。食べさせたい男性? ドラマの最終回で恋愛スキャンダル会見でもすれば話題にはなるかも?とは思いますが(笑い)、今は仕事が恋人。仕事に集中できるひとりの時間を大事にしたいから、結婚の予定もないし、興味も全然ないんですよ」 残念ながら現実はドラマのようにはいかないようだが、今回ばかりはその役者魂で“意外な結末”を期待したい。【プロフィール】やまぐち・さやか/1980年、福岡県出身。1994年、鈴木保奈美に憧れ、『若者のすべて』(フジテレビ系)で女優デビュー。バラエティ番組にも多数出演。2003年、野田秀樹作・演出の舞台『オイル』出演を機に女優に専念、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』ほか、『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』『モンテ・クリスト伯──華麗なる復讐──』など、連ドラだけで60作以上に出演。現在、『ブラックスキャンダル』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜、夜11時59分~)に出演中。■撮影/江森康之、取材・文/戸田梨恵※週刊ポスト2018年11月2日号
2018.10.25 07:00
週刊ポスト
女優が大集合、有村架純ら事務所への思いを綴る
女優が大集合、有村架純ら事務所への思いを綴る
10月15日に女優の有村架純さんが自身のインスタグラムを更新。女優の戸田恵梨香さん、広末涼子さん、吉瀬美智子さん、山口紗弥加さん、松本穂香さんら豪華メンバーとの集合写真を公開しました。https://www.instagram.com/p/Bo85flwg0E1/?hl=ja&taken-by=kasumi_arimura.official所属事務所「フラーム」の20周年を記念する船上パーティーに出席した有村さん。ドレスアップをして先輩の女優さんや後輩の女優さんとの交流を深めました。有村さんは「この事務所に出会えたことを感謝致します、今後もよろしくお願い致します」と感謝の気持ちを綴っています。また、出席した吉瀬さんらは自身の公式SNSにで同じ写真をアップしておりそれぞれの思いを綴っています。https://twitter.com/ena_koshino/status/1051785637311873024女優の小篠恵奈さんの公式ツイッターには少し表情の違ったメンバーが大集合!先輩女優と会話を弾ませ、今後の活動にも意欲を見せました。また、松本さんがインスタグラムに投稿した戸田さん、有村さんとのツーショットにはそれぞれ「まずは戸田恵梨香氏。大恋愛観てます」「有村さんとのツーショット!とっても素敵な先輩です」とコメントしています。https://www.instagram.com/p/Bo8rW-DDwcw/?taken-by=weekly_matsumoto松本さんはツイッターにも投稿して「私たちを支えてくれているマネージャーさん達。 そんな皆さんにとても良い刺激を貰いました」と感謝の言葉を綴っています。https://www.instagram.com/p/Bo9R_sxDkVw/?taken-by=weekly_matsumoto
2018.10.16 07:41
SNSのニュースメディア Insty
『女囚セブン』出演中の木野花 「毎日1個はためになる」
『女囚セブン』出演中の木野花 「毎日1個はためになる」
 7人女囚が織り成すプリズンサバイバルドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系、毎週金曜日23時15分~一部地域を除く)に出演中の木野花(69才)。刑務所最高齢の老女“ウメボシ”こと、平塚うめを演じている。「うめは『はぁ!?』って聞き返すんですが、耳が遠いのか、すっとぼけているのか、わからないところがある。そこが演じていて面白いところ。生きていくのは大変ですから、うめみたいに“こんなもんでしょ”と、明るく受け流すしなやかさは見習いたいですね」 徐々に距離が近づく女囚たち。現場での7人の結束も固いのだとか。「休憩中は7人でおしゃべりしています。山口紗弥加ちゃんは本当に物知りで、毎日1個はためになることをおっしゃっていますね。橋本マナミちゃんは色っぽいのに意外とさばさばしているんですよ。7人での意見交換も活発で、みんなのびのびと芝居を楽しんでいます」 なお、女囚の一人を演じるトリンドル玲奈(25才)は木野に対し「25才でやっておくべきことはありますか?」と質問していたが、木野はこう答えた。「やっておくべきことより、『やっていて楽しくなかったら、無理することはない』と伝えたいです。仕事には自分が変わるきっかけになるつらさと、がまんすると人間性がゆがんでしまうつらさがある。楽しいと感じれば続けられるし、それはきっと身になるつらさだと思います」撮影/三宅祐介※女性セブン2017年6月1日号
2017.05.19 16:00
女性セブン
月9藤原さくら ネットでは賛否も「感受性豊か」と識者絶賛
月9藤原さくら ネットでは賛否も「感受性豊か」と識者絶賛
 福山雅治(47才)が主演している月9『ラヴソング』(フジテレビ系)。相手役として起用されたのが藤原さくら(20才)だ。大抜擢に反発の声も多いが、テレビ解説者の木村隆志は「類いまれな演技力」と絶賛する。その根拠とは? 以下、木村さんの解説だ。 * * * 演技未経験で“月9”ヒロインに大抜擢されただけに、藤原さくらさんの関連記事がアップされると、「低視聴率のフォローに必死。ゴリ押しがスゴイ」「事務所の先輩である福山雅治さんのバーター」などのネガティブなコメントが飛び交いますが、私は決してそれが正しいとは思いません。『ラヴソング』は、福山雅治さん演じる“神代広平の再生物語”と、藤原さくらさん演じる“佐野さくらの成長物語”という2つの軸があって焦点が絞りにくい上に、“27歳もの年の差恋愛”に違和感を抱く人がいるなど、序盤は印象面で損をしたのは明らか。しかし、藤原さくらさんに焦点を絞って見てみると、驚くほどその魅力に気づかされます。 美しい女優陣の中に入ると、藤原さくらさんは決して際立つ美人というわけではないものの、1話と3話で見せたライブシーンを筆頭に、見る人をグッと引き付ける求心力は、共演の水野美紀さん、夏帆さん、山口紗弥加さんら美人女優に負けていません。 演技経験が少ない人は、「台本を読み込んで役作りをしよう、役に入り込もう」と思いがちですが、そうするほど生き生きとした表情ができないもの。しかし、藤原さくらさんは、「役を演じる」というより、「私なりの感性で役を表現してみよう」と体当たりで挑んでいるように見えます。 その感性の豊かさが表れているのが“目の演技”。思い詰めたような悲しげな眼差し、物思いにふけるような遠い目、絶望したような力のない瞳、さらに一転して、意志の強さを感じる鋭い視線など、吃音でうまくしゃべれない役柄を逆手に取るようなベテラン女優顔負けの表情を目だけで表現しています。 今、藤原さくらさんは、「他人と同化する」演技の難しさや充実感を初めて体感しているのでしょう。吃音について相当学んでいる様子が伝わってきますし、初回ラストの名曲『500マイル』を歌うシーンでは、「歌う楽しさに気づいて自然に涙があふれた」そうですから、もしかしたらあのシーンで「演技とは何たるか」のかすかな手応えをつかんだのかもしれません。 そんな姿を見ていて、「誰に似ているかな……」と考えたとき、2人の女性アーティストが浮かびました。 1人目は、初演技でのヒロイン大抜擢が同じ中島美嘉さん。2001年のドラマ『傷だらけのラブソング』(フジテレビ系)で女優デビューし、すぐにアーティストとしてもブレイクしましたが、感性を全身で表現するような体当たりの演技は藤原さくらさんと共通するものがあります。 2人目は、同じ福岡出身で、10代のころ地元の音楽スクールに通っていたなど経歴が似ているYUIさん。2006年の主演映画『タイヨウのうた』で見せた憂いと希望が交錯するような目の演技は、藤原さくらさんとオーバーラップします。 ただ、「その他にも、かつて似たムードの人がいたような……」と考えたときに思い浮かんだのが、今回の相手役である福山雅治さん。思えば、福山さんも連ドラデビュー作の『あしたがあるから』、それに続く『愛はどうだ』(ともにTBS系)のころは、アーティスト志向がにじみ出るような感性の豊かさを押し出した演技スタイルでした。モテ男や優男を演じていても、時折見せる鋭い視線や悲しげな眼差しなどの“目の演技”で魅了した福山さんに、現在の藤原さくらさんがシンクロします。 今後の見どころは、ズバリ藤原さくらさんの秘めたる爆発力。2話の絶叫しながらギターを叩き壊すシーンでは、女優・藤原さくらの大いなる可能性を感じさせただけに、次に感情を爆発させるシーンでは、どんな演技を見せるのか? また、今は終始とがらしている唇が終盤にかけて収まり、さらに魅力的なヒロインになっているのではないか? さらなる成長が期待できますし、それを見守り、見届けるのが『ラヴソング』の醍醐味と言えます。 藤原さくらさんの大抜擢は、「いいものはいい」「必ず理解してもらえる」という関係者の願いを込めたものであり、見る側はできるだけ色眼鏡を外して純粋な目で見たいところ。藤原さくらさんが女優業を続行させていくのかわかりませんし、私は業界内に一切のしがらみはないのですが、将来が楽しみな女優であることに疑いの余地はありません。「わずか4話の演技で、女優としての資質があることを立証した」という意味では、視聴率はともあれ、上々のスタートを切ったのではないでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』などに出演。さらに、タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2016.05.03 07:00
NEWSポストセブン
2015年活躍した女優 個性派として注目度増した山口紗弥加も
2015年活躍した女優 個性派として注目度増した山口紗弥加も
 今年も映画やドラマではさまざまな女優たちが活躍した。幅広い役柄を見事にこなした演技派、“今年もっともブレイクした姉妹”となった2人、個性派として注目作での起用が目立った中堅、などなど。コラムニストのペリー荻野さん総括する。 * * * いよいよ2015年も大詰め。そこで今回は、今年頑張った女優と来年の動き予想をしてみたい。まず、筆頭にあげたいのが杏。  東出昌大と結婚、芸能界屈指の大型カップル(見た目も)となった今年、月9『デート~恋とはどんなものかしら』では政府機関に勤める堅物公務員で、恋愛がよくわからない超合理主義者の主人公依子。「かくし芸を」と言われて円周率を二万桁暗唱するようなすさまじい分量のセリフをこなし、笑わせた。そのすぐ後には池井戸潤原作ドラマ『花咲舞が黙ってない』で自分が務める銀行内の問題を指摘。相手に「黙れ」と言われて「黙りません!!」と胸を張る。その合間には時代劇『剣客商売』で女性剣士となって戦う。まさに大車輪の活躍。コメディからシリアスまで幅広くできる女優として来年以降も世界を広げそうだ。 今年頑張った姉妹といえば、広瀬アリスとすず姉妹。アリスはNHKの『佐知とマユ』、フジテレビの『妄想彼女』など通ウケするドラマに出た後、『釣りバカ日誌~新入社員浜崎伝助』のみち子さんに。続編もありそうな予感。 すずは『学校のカイダン』で謎の男(神木隆之介)に操られる女子高生。講堂で演説し、文化祭準備でしゃかりきになり、泣いたり叫んだり転んだり。この年代にしかできない学園型頑張りを見せた。今、空席の学園ドラマクイーンに名乗りをあげたといっていい。 デビューから21年、今年いい味を出した個性派といえば、山口紗弥香。『ようこそ、わが家へ』では、大威張りのパワハラ部長(竹中直人)に暗い顔で反撃する女子社員役が素晴らしかった。今年は『リスクの神様』『コウノドリ』と続き、さらには『サイレーン刑事×彼女×完全悪女』では、口の悪い女性警官役。北山宏光演じる速水刑事を思いっきり「チビデカ!」と呼んでいた。『サイレーン』では、この人を忘れちゃいけない。菜々緒! 完全悪女橘カラとして平然と人を殺し、執拗にターゲットを追い回す。ボクシングが得意で男性刑事(松阪桃李)相手に殴るわ、蹴るわは当たり前。液体窒素のような冷たい微笑みを浮かべて銃も刃物も使いこなす。かつてドラマ『主に泣いています』で、妙に足の長い小泣きじじいのコスプレをしていた女優と同一人物とはとても思えない。アクション全開女優となった菜々緒は、2016年の新ドラマ『怪盗山猫』では、刑事役だ。つかまえる側に回ってどんなアクションを見せるのか。あの長い脚で回し蹴りされたら痛そう。山猫(亀梨和也)の無事を祈る。 そして、締めくくりに来年の予想。三田寛子、小泉今日子、鈴木保奈美、斉藤由貴、財前直見、川上麻衣子、江角マキコ、吉川十和子、国生さゆり、安田成美、RIKAKO…彼女たちに共通していることといえば、16年に50歳になることだ。なんかみんな若っ!!「みんなもこっち(五十代)においでよ、楽しいからさっ」と手招きするRIKAKOが目に浮かぶようである。ちなみに2015年に50代に突入したのは吉田美和、草刈民代、大桃美代子、沢口靖子、中森明菜など、どこか職人芸を感じさせる面々だった。 年々層が厚くなる五十代女優陣。上司役、お母さん役だけじゃなく、王道のラブストーリーだっていけまっせ!という五十代女優たちの存在感は、来年、ますます大きくなりそうだ。
2015.12.30 07:00
NEWSポストセブン

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