話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/21ページ

【書評】成人の日の看板番組の歩みから見る戦後日本の心性史
【書評】成人の日の看板番組の歩みから見る戦後日本の心性史
【書評】『青年の主張 まなざしのメディア史』/佐藤卓己・著/河出書房新社/1800円+税【評者】井上章一(国際日本文化研究センター教授) かつて、『青年の主張』というNHKのテレビ番組があった。テレビでの中…
2017.03.29 16:00
週刊ポスト
【書評】体毛を失ってヒトは家族を獲得した
【書評】体毛を失ってヒトは家族を獲得した
【書評】『毛の人類史 なぜ人には毛が必要なのか』/カート・ステン著/藤井美佐子訳/太田出版/本体2400円+税【著者プロフィール】Kurt Stenn(カート・ステン)/米国イェール大学教授(病理学、皮膚科学専攻)…
2017.03.28 16:00
SAPIO
中村玉緒 男の人は京女の言葉に目尻下げちゃいけません
中村玉緒 男の人は京女の言葉に目尻下げちゃいけません
【この人が語るこの本】『京女の嘘』/井上章一著/PHP研究所/本体800円+税【著者プロフィール】井上章一(いのうえ・しょういち)/1955年京都市右京区花園生まれ、同嵯峨育ち。京都大学大学院工学研究科建築学…
2017.03.26 07:00
SAPIO
【著者に訊け】加藤秀行氏 芥川賞候補作『キャピタル』
【著者に訊け】加藤秀行氏 芥川賞候補作『キャピタル』
【著者に訊け】加藤秀行氏/『キャピタル』/文藝春秋/1300円+税 これは、現代の勝ち組に限った憂鬱なのだろうか? 大手コンサルファームで勤続7年。その報奨として1年の〈一時休養(…
2017.03.23 16:00
週刊ポスト
【書評】1932年に書かれた2540年のテクノロジーの的確な予言
【書評】1932年に書かれた2540年のテクノロジーの的確な予言
【書評】『すばらしい新世界[新訳版]』/オルダス・ハクスリー・著/大森望・訳/ハヤカワ文庫/800円+税【評者】鴻巣友季子(翻訳家) いま米国ではオーウェルの『1984』が売れに売れている。トランプ大統領顧…
2017.03.21 07:00
週刊ポスト
【書評】「遅れてきた最後のスター」松方弘樹の真の姿
【書評】「遅れてきた最後のスター」松方弘樹の真の姿
【書評】『無冠の男 松方弘樹伝』/松方弘樹&伊藤彰彦・著/講談社/1800円+税【評者】坪内祐三(評論家) 三年前に刊行された『映画の奈落 北陸代理戦争事件』の著者伊藤彰彦が凄いインタビュー集を出した。…
2017.03.17 07:00
週刊ポスト
【著者に訊け】呉勝浩氏 描き下ろし長編『白い衝動』
【著者に訊け】呉勝浩氏 描き下ろし長編『白い衝動』
【著者に訊け】呉勝浩氏/『白い衝動』/講談社/1600円+税 祖父母がなぜ日本に渡り、大阪育ちの両親がなぜ青森にいたのか、「詳しい事情は何も聞いていないんです」。大阪芸大映像学科…
2017.03.11 16:00
週刊ポスト
【書評】人間の欲望の歴史が宿った「イタドリ」の数奇な運命
【書評】人間の欲望の歴史が宿った「イタドリ」の数奇な運命
【書評】『Moving Plants』/渡邊耕一・著/青幻社/3800円+税【評者】与那原恵(ノンフィクションライター)「イタドリ」という植物がある。ハート型の葉で、白い花を咲かせ、高さ一~二メートルに成長する。日本…
2017.03.10 07:00
週刊ポスト
【書評】スリリングで刺激的な宗教学者と編集者の宗教問答
【書評】スリリングで刺激的な宗教学者と編集者の宗教問答
【書評】『中学生の質問箱 宗教ってなんだろう?』/島薗進・著/平凡社/1400円+税【評者】嵐山光三郎(作家) いま、宗教は「危ない」「怖い」というイメージがある。イスラーム過激派がテロと結びついて暴力を…
2017.03.08 16:00
週刊ポスト
【書評】99年前に漫画になっていた漱石の『坊っちゃん』
【書評】99年前に漫画になっていた漱石の『坊っちゃん』
【書評】『漫画 坊っちゃん』/近藤浩一路・著/岩波文庫 720円+税【評者】池内紀(ドイツ文学者・エッセイスト) 何であれ名作の漫画化は当節のならいだが、漱石の『坊っちゃん』はすでに九十九年前に漫画にな…
2017.03.03 16:00
週刊ポスト
【著者に訊け】木下昌輝氏 『敵の名は、宮本武蔵』
【著者に訊け】木下昌輝氏 『敵の名は、宮本武蔵』
【著者に訊け】木下昌輝氏/『敵の名は、宮本武蔵』/KADOKAWA/1600円+税 二刀流、とはいっても、あの大谷クンではない。その元祖代名詞的存在、宮本武蔵玄信、幼名弁助が、本書の主人…
2017.03.02 16:00
週刊ポスト
【書評】政府保有資産を活用すれば日本は無税国家になれる
【書評】政府保有資産を活用すれば日本は無税国家になれる
【書評】『政府の隠れ資産』/D・デッター、S・フォルスター・著 小坂恵理・訳/東洋経済新報社 2800円+税【評者】森永卓郎(経済アナリスト) 決して読みやすい本ではない。事実を淡々と記しているので、退屈と…
2017.03.01 16:00
週刊ポスト
読むと中国語を勉強したくなる小説『来福の家』
読むと中国語を勉強したくなる小説『来福の家』
 日本で活躍する女性作家、温又柔(おんゆうじゅう)は、台湾の台北に生まれ(一九八〇年)、三歳の時に家族と共に、東京に移り住んだ。『来福の家』は、台湾と日本という二つの故郷を持つことになった若い女性を…
2017.02.26 16:00
SAPIO
【書評】経済部記者が家庭を犠牲にして観察した出世の条件
【書評】経済部記者が家庭を犠牲にして観察した出世の条件
【書評】『出世の法則 財界・官界のトップから日銀総裁まで』岸宣仁・著/文藝春秋/1200円+税【評者】岩瀬達哉(ノンフィクション作家) 古き良き時代の新聞記者は、「夜討ち朝駆け」で、財界、官界のトップの…
2017.02.25 16:00
週刊ポスト
【書評】戦間期の日本海軍と統帥権学べる9500円の好著
【書評】戦間期の日本海軍と統帥権学べる9500円の好著
【書評】『戦間期の 日本海軍と統帥権』太田久元・著/吉川弘文館/9500円+税【評者】山内昌之(明治大学特任教授) 太平洋戦争中のミッドウェー海戦ひいては大戦の悲劇的な大敗の遠因は、日本海軍の中に政治と軍…
2017.02.24 16:00
週刊ポスト

トピックス

近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
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2025年10月末、秋田県内のJR線路で寝ていた子グマ。この後、轢かれてペシャンコになってしまった(住民撮影)
《線路で子グマがスヤスヤ…数時間後にペシャンコに》県民が語る熊対策で自衛隊派遣の秋田の“実情”「『命がけでとったクリ』を売る女性も」
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文化勲章受章者を招く茶会が皇居宮殿で開催 天皇皇后両陛下は王貞治氏と野球の話題で交流、愛子さまと佳子さまは野沢雅子氏に興味津々 
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【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
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兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
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