芸能

大和田ファミリー 暴走ぶりで注目、芸能界で勢力拡大の動き

大和田ファミリーが注目!?の大和田獏

 芸能界には数多くの“ファミリー”が活躍しているが、最近、あるファミリーの活躍が目立っている。コラムニストのペリー荻野さんが注目したのは、大和田ファミリーだ。なぜ彼らが今、注目なのか? ペリー荻野さんが綴る。

 * * *
 芸能界の“ファミリー”といえば、演歌化界の大御所北島三郎をおやじと慕う「北島ファミリー」、名プロデューサーを中心にモーニング娘。らが集まる「つんくファミリー」、小堺一機、関根勤、風見しんごら1970年代から続く萩本欽一ゆかりの「欽ちゃんファミリー」、泉ピン子はじめ脚本家橋田壽賀子ドラマの常連が集結した「橋田ファミリー」、石田純一、妻の東尾理子、元妻・松原千明、その娘のすみれらによる「石田ファミリー」など、いろいろある。

 しかし、今、もっとも爆走を続けるファミリーといえば、「大和田ファミリー」だ。族長・大和田伸也、妻の五大路子、ふたりの息子大和田悠太、大和田健介、そして信也の弟・大和田獏、妻の岡江久美子、娘の大和田美帆。二家族全員がドラマや舞台で活躍中という芸能一家である。

 先日放送された『くりぃむクイズ ミラクル9』では、獏、伸也、美帆、悠太が出演。「なかなか減らない調味料」9種類を当てるクイズで、美帆が突然「すっすすすす~」と「酢」をミュージカル風に回答したのに続き、獏が「こしょおおおお~」とオペラ風に。そして品川祐に「いつまで続くのかこのノリは」と止められたのにも関わらず、伸也は「さとおおおおお」と堂々と歌い、しかも不正解というすごい展開を見せた。

 不正解だとわかっても「うちにはいっぱい残っている!」と主張する伸也。実にいい味だ。族長は人の話など聞いてなくてもいいのである。久美子と路子の嫁ふたりがいなくてもこの暴走。誰にも止められない大和田パワーを見せつけた。しかし、大和田ファミリーパワーが13年前にも炸裂したことがあったことを私は知っている。

 当時、岡江久美子はTBS『はなまるマーケット』の司会、獏はテレビ朝日『ワイド!スクランブル』の司会をしていた。そして伸也はフジテレビ系の『真珠夫人』でヒロインにうはうはと迫る金満家役で出演していたのだ。つまり朝から岡江、昼から獏、昼下がりには伸也がこんにちは。連日、四時間も大和田ファミリーを見ていた日々。思えばすごい月日であった…。

関連記事

トピックス

“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン