芸能

辞めてどーすんの? 日テレ・上田まりえアナの今後が心配

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、日テレを退社することを公表した上田まりえアナの今後を案じる。

 * * *
「辞めて何すんの?」とは、歌番組で電撃脱退と電撃退所を発表したKAT-TUNの田口淳之介に対し、バラエティ番組で共演している所ジョージが宝くじイベントで放った一言。

 それとまったく同じ台詞を私は日本テレビの上田まりえアナウンサーに対して放っていた。自宅で…、勝手にだが…。

 スポーツ紙各紙の報道によれば、上田アナは来年1月で同社を退社し、松竹芸能に所属するというのである。

 09年入社で、同期には『シューイチ』のエンタメコーナー担当から、上重聡アナに代わって『ズームイン!!サタデー』のメインとなった汗かきで有名な辻岡義堂アナがいる。

 女子アナでいうと、1期下に、あの水ト麻美アナ、2期下に徳島えりかアナ、3期下に久野静香アナ、杉野真実アナ…と、現在、同社で帯番組を仕切ったり、人気バラエティ番組のアシスタントとして大活躍している後輩たちが続く。

 最近、日本テレビでは、モデルや読モ出身の女子アナが「やっと」(同社社員談)増えてきて、視聴率の好調も相まって、在京局ではもっとも華やかな女子アナが揃う局といっていい。

 そんな中、上田まりえアナはかなり地味なタイプだし、ネットで検索すると「痩せた」「歯並び」といった関連ワードが出るのみ。

 来年、女子アナにとっての“定年”と言われる30才を迎える上田アナは、他部署に異動させられる前に退社しようとでも考えたのだろうか。

 何千倍という競争率を勝ち抜いて在京局の女子アナになっても、30才前後に、他部署に異動させられるケースは日テレ以外でも少なくない。

 女子アナの異動先といえば、外部のメディアの人と交流できる宣伝部が大半。日テレでは、かつて角田久美子アナや河本香織アナらが宣伝部に所属し、担当番組の会見などに姿を見せていた。現在、角田さんは編成、河本さんは同期アナの古市幸子さんと共に営業へ。角田さんと同期だった山王丸和恵さんはコンテンツ部にいて通販番組を仕切るプロデューサーだ。

 女子アナマニアにとっては、少なくとも上田アナよりも顔が浮かぶだろうし、バラエティ番組などでもよく見かけた面々だろう。

関連記事

トピックス

高校時代の安福久美子容疑者(右・共同通信)
《「子育ての苦労を分からせたかった」と供述》「夫婦2人でいるところを見たことがない」隣人男性が証言した安福容疑者の“孤育て”「不思議な家族だった」
活動再開を発表した小島瑠璃子(時事通信フォト)
《輝く金髪姿で再始動》こじるりが亡き夫のサウナ会社を破産処理へ…“新ビジネス”に向ける意気込み「子供の人生だけは輝かしいものになってほしい」
NEWSポストセブン
中国でも人気があるキムタク親子
《木村拓哉とKokiの中国版SNSがピタリと停止》緊迫の日中関係のなか2人が“無風”でいられる理由…背景に「2025年ならではの事情」
NEWSポストセブン
トランプ米大統領によるベネズエラ攻撃はいよいよ危険水域に突入している(時事通信フォト、中央・右はEPA=時事)
《米vs中ロで戦争前夜の危険水域…》トランプ大統領が地上攻撃に言及した「ベネズエラ戦争」が“世界の火薬庫”に 日本では報じられないヤバすぎる「カリブ海の緊迫」
週刊ポスト
ケンダルはこのまま車に乗っているようだ(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
《“ぴったり具合”で校則違反が決まる》オーストラリアの高校が“行き過ぎたアスレジャー”禁止で波紋「嫌なら転校すべき」「こんな服を学校に着ていくなんて」支持する声も 
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
新大関の安青錦(写真/共同通信社)
《里帰りは叶わぬまま》新大関・安青錦、母国ウクライナへの複雑な思い 3才上の兄は今なお戦禍での生活、国際電話での優勝報告に、ドイツで暮らす両親は涙 
女性セブン
東京ディズニーシーにある「ホテルミラコスタ」で刃物を持って侵入した姜春雨容疑者(34)(HP/容疑者のSNSより)
《夢の国の”刃物男”の素顔》「日本語が苦手」「寡黙で大人しい人」ホテルミラコスタで中華包丁を取り出した姜春雨容疑者の目撃証言
NEWSポストセブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン