スポーツ

プレミア12でカメラマン席にいた中居正広を相手チームが注意

 シーズン終了後に行われた野球の国際大会「WBSCプレミア12」の第1回大会が2015年11月8日から台湾と日本で開催された。プロ野球選抜チーム「侍ジャパン」が招集され優勝の期待が高かったが、3位に終わった。大会期間中、もうひとつの開催地である台湾でも侍ジャパンの人気が高い様子が報じられていたが、現実はどうだったのか。表も裏も知り尽くす記者たちが、「書けなかった」ネタを明かした。

スポーツ紙遊軍記者A:いや、今大会の侍ジャパンはアピールより恥を晒しただけでしょう。マナーが酷かった。まずは巨人の坂本勇人。台北の繁華街でマエケン(広島・前田健太)、大野雄大(中日)、秋山翔吾(西武)の同期らと深夜まで大騒ぎした様子が現地の週刊誌にスクープされた。しかも坂本は路上で酒をまき散らすわ、タバコをポイ捨てするわという様子が報じられた。

スポーツジャーナリストB:タバコについては侍ジャパンは本当に酷かった。台湾の球場のロッカーが禁煙だからと、その入り口付近に灰皿を置いて、坂本、筒香嘉智(横浜)、炭谷銀仁朗(西武)、中田翔(日本ハム)らがスパスパ。通路は煙で真っ白になっていた。

スポーツ紙セ・リーグ担当記者C:風紀が乱れていましたよね。小久保裕紀監督の「外食禁止令」が無視された事件も起きたし。

スポーツ紙パ・リーグ担当記者D:今大会、小久保監督は選手の食事をかなり気にしていた。実は2年前の台湾遠征の時、嶋基宏(楽天)をはじめとしたメンバーには現地の食事が口に合わず、苦労したからです。そこで監督は今回、球場から距離はあるが宿舎を日系のホテルにして、日本食のシェフまで準備。体調を整えるため、下手に外食するなと呼びかけたんですよね。

C:にもかかわらず、川端慎吾(ヤクルト)ら数人の選手が街の焼き肉店に出かけた(笑い)。川端が打撃好調だったのにほとんど起用されなかったのは、小久保監督の逆鱗に触れたからではないかといわれています。

B:ただ選手ばかりではなく我々日本のメディアも台湾でクレームを食らった。TBSのレポーターとして来ていたSMAPの中居(正広)君。いつもカメラマン席にいたが、メキシコなどの相手チームからするとSMAPなんて知らないから、「日本だけ変なのがウロついている。おかしい」となり、注意を受けたと聞いています。

A:中居君は芸能人の威力で、ロッカールームにちょっとだけ入って選手を外に呼び出してくる、なんて荒ワザも使ってましたからね。毎試合しっかりノートを取って、すごく真剣に取材していましたが、ちょっと熱心すぎたかな(笑い)。

※週刊ポスト2015年12月25日号

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン