スポーツ

中3で球速146kmも 大阪桐蔭の今期の新入部員は逸材揃い

 春1回、夏4回の甲子園制覇を誇り、今春のセンバツ(3月20日開幕)でも優勝候補筆頭と目されているのが大阪桐蔭だ。中田翔(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)らを輩出し、全国からプロ予備軍が集まる同校だが、4月に入学する新入部員は「例年以上にとんでもない逸材揃いだ」と高校野球ファンの間ですでに話題になっている。

 中でも注目株は岐阜県の飛騨高山に生まれ育った根尾昴(あきら)・投手。177センチと特別に目立つ身長ではないものの、昨年、中学3年生にして球速が146キロに達した。小学生時代にソフトボール投げで89メートルを記録した逸話を持つが、ヤンキースの田中将大・投手の記録は67メートルというから、ポテンシャルは計り知れない。

 また中学ではスキー部に在籍し、昨年2月には全国中学校スキー大会スラロームの部で優勝した多才なアスリートである。中学時代に在籍した飛騨高山ボーイズの井上太・代表が証言する。

「彼は12~3月は野球の練習には参加せず、スキーに時間を費やした。そのおかげで専門家がびっくりするぐらいの筋肉が下半身についている。中学生で140キロ以上のボールが投げられる理由だと思います」

 両親は医師で、飛騨高山でも雪の深い僻地診療所の勤務医。井上氏が母親に聞いた話によれば、医師不足で診察に駆け回る両親に代わり、診察を受けたお年寄りたちに根尾投手は面倒をみてもらったという。中学時代をオール5の成績で過ごし、生徒会長も務めたという。プロ野球選手になる夢をはっきり口にしたのは昨年のことだった。

「プロになるために一番レベルの高い学校でやりたい。その思いから大阪桐蔭進学を決めたようです。部内競争も覚悟の上では」(同前)

関連記事

トピックス

俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
佳子さまの「多幸感メイク」驚きの声(2025年11月9日、写真/JMPA)
《最旬の「多幸感メイク」に驚きの声》佳子さま、“ふわふわ清楚ワンピース”の装いでメイクの印象を一変させていた 美容関係者は「この“すっぴん風”はまさに今季のトレンド」と称賛
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」
AIを活用し遭遇リスクを可視化した「クマ遭遇AI予測マップ」から見えてくるもの 遭遇確率が高いのは「山と川に挟まれた住宅周辺」、“過疎化”も重要なキーワードに
週刊ポスト
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン