芸能

木村拓哉と女性マネジャー、かつては信頼しあう仲だった

「キムタク前」と「キムタク後」でアイドル像が変わった?

「木村拓哉対4人のメンバー」という様相を呈しているSMAPの解散騒動。今年1月のSMAP独立騒動の際には、女性マネジャーと行動をともにすると決めていた4人のメンバーに対し、木村のみがジャニーズ事務所残留を選択。その結果、独立は実現せず、『SMAP×SMAP』での生謝罪を経て、事務所に残ることとなった。

 それから約半年後、急転直下の解散となるわけだが、ハワイの地でその事実を知った木村はただただあ然とするばかりだったという…。

 芸能界において、木村拓哉(43)の存在はとてつもなく大きいものだ。日本のアイドル像は、「キムタク前」と「キムタク後」で大きく変わった。

「木村が登場して初めて、年上の女性でもアイドルに熱をあげていいと社会的に認められました。それまでのアイドルは基本的に年下から憧れられる存在で、ファンの中心は中学生や高校生。いい大人の女性が『光GENJIのかーくん!』と応援することはありませんでした。それが木村さんのブレークにより、女性が年齢に関係なくアイドルに熱狂できるようになった。マスコミやファッション業界の女性たちも木村拓哉を語るのが一つのトレンドになっていました。彼がアイドルの持つ枠を大きく広げたんです」(芸能関係者)

 今では大人の女性が読むファッション誌にTOKIOや嵐のメンバーが登場するのは当たり前だが、木村が登場する前にはありえなかった。

「木村さんには圧倒的な存在感がある。それほど努力をする必要もなく、スターの階段を駆け上った人です。中居(正広)くんが読書に時間を割き、バラエティーで司会術を磨き、草なぎ(剛)くんが韓国語をマスターするなど、他のメンバーには努力の時期がありましたが、木村さんは別格。どんな仕事でも“自然体”で“キムタク流”にこなします。それは彼だけに許されたことでした」(テレビ局関係者)

 周囲から特別扱いされ、“何でもできる男”というレッテルが貼られる中、木村は壁に直面する。世界的な名監督、ウォン・カーウァイ氏が手がけた映画『2046』(2004年公開)は当初、木村と香港人俳優トニー・レオンのW主演との触れ込みだったが、撮影は大幅に遅れ、できあがった作品では、木村の出演時間はわずか7分だった。

「日本の大スターが参加、と期待されていましたが、いざ撮影に臨むと、木村の演技力と語学力に監督が満足できなかったといわれています。この時はかなりショックを受けていたそうです」(映画関係者)

関連記事

トピックス

夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン