「ロシアのメドベージェワ選手(17才)や全米チャンピオンのワグナー選手(25才)も絶賛しています。自分に似たキャラを見つけて“『ユーリ!!!』デビューした”と喜ぶ選手も。
中には本番の試合で好きなキャラのポーズを真似する選手もいるんですよ!」(フィギュア関係者)
原案を務めた漫画家の久保ミツロウさんは、熱狂的なフィギュアファンとしても知られているが、本物の試合会場に何度も足を運んで取材を重ねたという。
「例えば、スケート選手は氷の眩しさが目によくないらしく、視力の低い人が多い。羽生くんもリンクの外では青いメガネをかけていますよね。だから主人公の勇利も目が悪い設定で、メガネをかけていない時はよく目を細めているんです」(前出・テレビ局関係者)
主人公のモデルは誰なのか、ライバル役の“ユリオ”は誰がモデルか…と話題はつきない。
「勇利は容姿が羽生くんっぽいともいわれてましたが、実は町田樹(たつき)元選手(26才)がモデルという話が根強い。
他にも、カナダ人選手JJは、現役カナダ代表のパトリック・チャン(26才)かな、など“この選手って、もしかして…”と想像するのも、『ユーリ!!!』の楽しみ方の1つです」(『ユーリ!!!』ファン)
さらに作中には織田信成(29才)が本人役の声優としても登場。最終話には、スケート選手が持つ雑誌の表紙に今シーズンの衣装を着てポーズを決める羽生が描かれているなど、何度見ても楽しめる仕掛けがちりばめられている。
来年の冬季五輪に向けて続編を求める声が後をたたないという。
※女性セブン2017年3月2日号