もちろん声だけで俳優が務まるわけではない。高橋はこれからも活躍し続けることができるだろうか?
「高橋さんは売れるまでに時間がかかりましたが、それでも一つひとつの作品で、見ている人の心に引っかかる爪あとを少しずつ残してきました。『今ブレークしている高橋一生ってあのドラマに出ていた人?』と二重に驚く人も少なくないと思います。私も2011年に放送された『名前をなくした女神』(フジテレビ系)というドラマでヒステリックな夫を演じた彼を見てから、ずっと気になっていました。演技力は確かな物があると思います。
また、塩顔で童顔なので見た目も老けにくい。20代から40代の役までできると思います。今でも年齢より若く見えますが、少なくともあと10年は今とそれほど変わらないルックスをキープすると思います。50代になれば、笑顔の素敵なダンディな俳優さんになるでしょうね。ルックス、演技力、人間的な引き出し。どこにもマイナスがない。ドラマやバラエティーに出れば出るほどファンが増えるんじゃないでしょうか」