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石原慎太郎氏は「昭和で絶滅した勘違いおじさん」?

石原慎太郎氏に疑問を呈するオバ記者

 女性セブンの名物アラカン記者“オバ記者“こと野原広子が、世の不条理に物申す! 今回のターゲットは石原慎太郎元東京都知事です。

 * * *
 いや、すごいねえ。あのスター、石原慎太郎元都知事が、豊洲市場問題で百条委員会に呼び出されるんだもの。うそついたりしたら刑罰がつくって、私らオバさん感覚でいえば“お白州”だよ。

 そこに、「絶好の機会。喜んで行きます。逃げるのがいちばん嫌い」と84才の、なんとまぁ威勢のいいこと。

◆オバさんと世間話をして、最も似合わない人

 これもスターの素質だと思うけど、この人、わきが甘いというか、いつもチョロッと余計なひと言を言うんだよ。

 昨年の夏、舛添要一前都知事がその座から滑り落ちたときは、「彼は何回も結婚したり離婚したりしてお金がないので気の毒だ」と。

 2001年秋の雑誌インタビューでは、「これはぼくが言ってるんじゃなくて…」と断りを入れつつ、「文明がもたらしたもっともあしき有害なものはババアなんだそうだ。女性が生殖能力を失っても生きてるってのは、無駄で罪」と。

 そして、昨年夏の都知事選では、小池百合子氏を「大年増の厚化粧」と──。

 さすがの男っぷり。東京広しといえど、私らオバさんと世間話をして、これほど似合わない人もいないんじゃない? なのに私は、この手の言動に本気で腹が立ったことがないの。昭和で絶滅したはずの“勘違いおじさん”が、大手を振って歩いているのはむしろ笑っちゃう。

◆細木数子さんに「孫が日本を救う」と言われ、メロメロに

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