コラムニストの中森明夫氏は「ショービジネスに携わってほしい」と熱望する。
「AKB48などグループアイドル全盛のいま、たったひとりで老若男女を魅了できるのは彼女くらいでしょう。長きにわたってフィギュアスケート界の“トップアイドル”だった彼女には、ショービジネスの世界で通用する魅力がある。本人が歌って踊る、というよりは、そのノウハウを生かしてプロデューサーとしてかかわってほしい」
政界からの期待も高い。
「柔道の谷亮子選手が引退後の10年に参院選に出馬して35万票を得たように、スポーツ選手は大量得票が期待できる。浅田なら谷以上の得票数が見込める。次の総選挙をにらみ、すでに調査を始めている党もあるようだ。もし政界進出となれば、浅田が引退を迷っているときにアドバイスをしたといわれる日本スケート連盟会長で参院議員の橋本聖子氏の所属する自民党が最有力でしょう。『ゆくゆくはスポーツ庁長官に』なんて声もあがっています」(全国紙政治部記者)
※週刊ポスト2017年4月28日号