《これだけの高齢になるまで結婚しなかった理由の一つに、初めて出会ったとき、相手に家族がいたことは無視できません》
この衝撃的な告白に世の女性は、「これって不倫だったの?」「『文春』ではゲス不倫とか、さんざん叩いてきてたけど、阿川さんのはアリなの?」とザワザワ。本誌・女性セブンの取材でも、Sさんと元妻のA子さんの離婚が成立したのは4~5年前と見られる。となると、別居が始まったのは約25年前というから、その間の「20年」はどのようなおつきあいをされていたのかが気になるところ。
ちなみに昨年、日本中を騒がせた“ゲス不倫本家”の川谷絵音(28才)も、ベッキー(33才)との不倫当時は妻と別居中だった。
世の女性をさらにザワつかせたのは、阿川さんがA子さんと親しい友人関係にあったと報じられたことだ。これには「友人の夫とつきあいはじめたってこと?」「前妻の気持ちを思えば幸せの告白なんてしない方がよかったのでは…」などA子さんに同情する声がもっぱら。
エッセイストの中野翠さんは、「相手の夫婦関係を壊したのでなければアリ」と阿川さんの行動に理解を示しつつも、“女には女のルール”があると指摘する。
「女同士の義理として、友人の夫に対しては“100%恋愛感情は持たない”“邪心をもって近づかない”ということが暗黙の了解です。妻帯者の男性と友人としてつきあうなら、奥さんとも顔なじみになって人柄を知って安心してもらうほうがいい」
竹を割ったようなストレートで鋭い物言いが人気の阿川さんだが、今回の手記ではA子さんへの思いはこう述べただけだった。
《こういうご時世ですから、テレビのワイドショーで取り上げられたとき、正直、世間の皆様にどのような感想を持たれるのか、あるいは離婚したとはいえ、前の奥様にも相当にご迷惑がかかるのではないか(実際、しつこく取材されたそうです)という不安もありました》
◆Sさんの元妻は何を語るか…
出会った当初はSさんとA子さんは6人家族で仲睦まじく暮らしていたという。それからなにがあったのか──。