芸能

ムロツヨシ 本名が明かせない理由と猫が飼えない理由

猫が飼えないというムロツヨシ

 NHKの大河ドラマ『おんな城主 直虎』では無一文から商売で大成功を収めた豪商・方久を好演する俳優・ムロツヨシ(41才)。俳優仲間からの人望も厚く、40才の誕生日は、嵐の松本潤の声かけで、小栗旬、瑛太、松田龍平、菅田将暉…といった今をトキメクイケメンたちが一堂に会し、彼をサプライズで祝ったことが大きなニュースになった。

 今でこそ自由でコミカルな演技が評判で、名脇役としてその名を知られるようになったムロ。1浪して入学した東京理科大学を、俳優になるために中退したのが19才の時だった。しかし鳴かず飛ばずで、ようやく俳優の仕事でご飯が食べられるようになったのは、2013年の連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK)の頃から。

「本当はもっと早く売れる予定だった」という彼。実際25才頃までは、「松田龍平側」だと思い、「ゆくゆくは加瀬亮タイプの俳優になるんじゃないか」と信じて疑わなかったそう。

 それが今や、イジられキャラといえば「ムロツヨシ」。彼自身も「ぼくをイジらないのは2%いるかいないか」と自認している。ちなみにイジらない代表が新井浩文。2人きりのときには極端にやさしく、大勢でいるときにもっとも上手にイジってくれるのが山田孝之だという。

◆ロマンス求めるも「結婚できない」

『ムロツヨシ』は本名ではない。21才からこの芸名を使っているが本名は名乗れない、のだ。

「彼は複雑な家庭環境に生まれました。4才の時に両親が離婚して、彼は父親に引き取られるんですが、その父親に恋人ができたり、再婚したりするなかで、親戚の家に預けられ、祖父母に育てられていたんです。そんな生い立ちを彼自身は隠すことなく、公にしているんですが、それは不幸自慢ではなく、そういう環境に生まれたことをプラスに考えているから。『生まれ変わっても、この人生を選ぶ』って豪語してるくらいですからね。

 それで本名の話なんですが、ちょっと珍しい名前なんです。母親とは4才の時に別れてからずっと会っていないんですが、彼女にはすでに新しい家族がいて、子供もいるようなんです。俳優になろうと思って名前を考えた時、もし本名だったら、母親がテレビを見て『あ、私の息子だ』って目障りなんじゃないかってムロさんは思ったそうなんです。実際はそこから17年くらい売れないんですけどね(苦笑)」(テレビ局関係者)

関連記事

トピックス

大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《大谷翔平が“帰宅報告”投稿》真美子さん「娘のベビーカーを押して夫の試合観戦」…愛娘を抱いて夫婦を見守る「絶対的な味方」の存在
NEWSポストセブン
令和最強のグラビア女王・えなこ
令和最強のグラビア女王・えなこ 「表紙掲載」と「次の目標」への思いを語る
NEWSポストセブン
“地中海の楽園”マルタで公務員がコカインを使用していたことが発覚した(右の写真はサンプルです)
公務員のコカイン動画が大炎上…ワーホリ解禁の“地中海の楽園”マルタで蔓延する「ドラッグ地獄」の実態「ハードドラッグも規制がゆるい」
NEWSポストセブン
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さん、撮り下ろしグラビアに挑戦「撮られることにも慣れてきたような気がします」、今後は執筆業に注力「この夏は色んなことを体験して、これから書く文章にも活かしたいです」
週刊ポスト
強制送還のためニノイ・アキノ国際空港に移送された渡辺優樹、小島智信両容疑者を乗せて飛行機の下に向かう車両(2023年撮影、時事通信フォト)
【ルフィの一味は実は反目し合っていた】広域強盗事件の裁判で明かされた「本当の関係」 日本の実行役に報酬を支払わなかったとのエピソードも
NEWSポストセブン
イセ食品グループ創業者で元会長の伊勢彦信氏
《小室圭さんに私の裁判弁護を依頼します》眞子さんの“後見人”イセ食品元会長が告白、夫妻のアパートで食事した際に気になった「夫としての資質」
週刊ポスト
ブラジルの元バスケットボール選手が殺人未遂の疑いで逮捕された(SNSより、左は削除済み)
《35秒で61回殴打》ブラジル・元プロバスケ選手がエレベーターで恋人女性を絶え間なく殴り続け、顔面変形の大ケガを負わせる【防犯カメラが捉えた一部始終】
NEWSポストセブン
連続強盗の指示役とみられる今村磨人(左)、藤田聖也(右)両容疑者。移送前、フィリピン・マニラ首都圏のビクタン収容所[フィリピン法務省提供](AFP=時事)
《ルフィ事件》「腕を切り落とせ」恐怖の制裁証言も…「藤田は今村のビジネスを全部奪おうとしていた」「小島は組織のナンバー2だった」指示役らの裁判での“攻防戦”
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月12日、撮影/横田紋子)
《麗しのロイヤルブルー》雅子さま、ファッションで示した現地への“敬意” 専門家が絶賛「ロイヤルファミリーとしての矜持を感じた」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ツアーに本格復帰しているものの…(左から小林夢果、川崎春花、阿部未悠/時事通信フォト)
《トリプルボギー不倫》川崎春花、小林夢果、阿部未悠のプロ3人にゴルフの成績で “明暗” 「禊を済ませた川崎が苦戦しているのに…」の声も
週刊ポスト
三原じゅん子氏に浮上した暴力団関係者との交遊疑惑(写真/共同通信社)
《党内からも退陣要求噴出》窮地の石破首相が恐れる閣僚スキャンダル 三原じゅん子・こども政策担当相に暴力団関係者との“交遊疑惑”発覚
週刊ポスト
山本アナは2016年にTBSに入局。現在は『報道特集』のメインキャスターを務める(TBSホームページより)
【「報道特集」での発言を直撃取材】TBS山本恵里伽アナが見せた“異変” 記者の間では「神対応の人」と話題
NEWSポストセブン