【5】事件解決はテーマではなかった!?
ほかの刑事ドラマ同様、事件を解決するため刑事らが奔走するが、その軸となるのは人間模様。「事件を解くまでの警視庁本庁と所轄のせめぎ合いや裏切り、同僚に対する嫉妬など、警察官といえども一人の人間であることを主軸に描いています」。
【6】捜査一課は髪形もネクタイもビシッ!
警視庁捜査一課は、警視庁が誇る精鋭部隊。それゆえ、身なりもきちんとした人が多いとか。「ぼくが取材でお会いした一課の刑事はみんなそうでした。ドラマでも、髪を短めに整え、スーツ姿でネクタイも首元まであげて、しっかり結ぶようにしています」。
【7】運転担当&車には驚きの秘密が
若手刑事の山田(岡田将生・27)は捜査一課長の運転担当を務めていた。「取材したら、元捜査一課長たちは皆、元運転担当を経験したかたたちでした。一課長の運転担当は重要な話を聞く立場のため、信頼の厚い人がなるそうです」。また、警視庁の捜査一課長が乗る車はクラウンと決まっており、ドラマでも同じ車種を使用。
【8】次々と登場する意外な役者たち
悪徳理事長役で、民放連ドラに26年ぶりにレギュラー出演している和田アキ子(67)。「圧倒的な存在感を考えたら、和田さん以外なかった」。フリーアナウンサーの堀尾正明(62)は弁護士役で出演。「学生時代、劇団で役者をしていたことを俳優の溝端淳平さん(27)に聞いてオファーしたんです。声の通りもお見事でした」。
【9】困ったら「香坂さんに聞け!」
徹底的な役作りをしている長谷川。「演出が“このシーンをどう撮ろうか”と迷ったときは、“よし、香坂さんに聞いてみよう!”と相談しながら一緒にやっています。香坂だったらどう動くのか、演じる長谷川さんがいちばんわかっているので」。
【10】香川と昇太のマル秘楽屋トーク
ドラマでは対立を見せる香川と所轄の署長役の春風亭昇太(57)の2人だが、楽屋では仲よく共通の趣味の話題で盛り上がっているそう。「2人ともボクシングが好きなようで、撮影の合間にも盛り上がっていましたよ」。
【11】真の敵は実は香坂の母だった?
「敵は味方のフリをする」という決めせりふの通り、誰が味方で誰が敵かということが視聴者の注目を集めている。「まだ決まっていませんが、アッと驚くような展開になると思います。香坂の母を演じる三田佳子さん(75)は“私が敵だったらいいわね”と言っていますが…」。
※女性セブン2017年6月15日号