「月9ドラマ『コード・ブルー』(フジテレビ系)では左利きの山Pがフライトドクターを熱演しています。医者を演じるだけでも大変なのに、左利きの彼が右利きで手術シーンを演じる。これは右利きの俳優さんの倍以上の努力が必要だと思います。そうしたバックボーンが見えると、5割増しでかっこよく感じますね」(沖さん)
演じる側の俳優にとっても、“左利き”は特別な思い入れがある。現在、凶悪犯罪と戦う左利きの警察官を描いたサスペンスドラマ『コードネームミラージュ』(テレビ東京系)で主演を務める桐山漣(32才)は、「左利きの謎めいたイメージを大事にしたい」と語る。
「主人公は、自分と同じ左利きの設定にしています。左利きにはミステリアスなイメージがある。視聴者がどんな人なのか気になってくれるよう、あえて左利きのまま出ています」(桐山)
小栗旬は、映画『君の膵臓をたべたい』でいちばん苦労したのは黒板に右手で書くシーンだったと語り、ドラマ『拝啓、父上様』(フジテレビ系)で料理人を演じた二宮和也は、右手で包丁を扱う特訓をしたと明かしている。普段は表に出さない、左利きの努力。明日からはイケメンの俳優たちの手に注目してドラマや映画を見よう!
※女性セブン2017年9月7日号