流行もさることながら眞子さまは、前例に倣って「地味婚」を選ばれる可能性が高いと語るのは宮内庁関係者だ。
「清子さんは『できるだけ控えめに』と、指輪の交換やケーキカットといった派手な演出が一切ない結婚式を選ばれました。引き出物も磁器製白地のボンボニエールに金平糖という派手さを避けた雅やかなもの。その代わり、身の回りの世話をしてくれた女官や警護を担当してくれた護衛官なども招待されており、清子さんの感謝の気持ちが伝わる大変いい雰囲気の式でした。眞子さまは清子さんを『ネェネ』と呼ばれ、姉のように慕われており、同じような質素なお式にされるのではないでしょうか」
ちなみに典子さんの出雲大社での挙式も総額50万円程度だったと報じられている。
また花嫁衣装も多くの人々の注目を集めている。清子さんは神前結婚式では純白のドレスを着用。これは清子さんが憧れていた『ルパン三世 カリオストロの城』でヒロインのクラリスが着ていたドレスにそっくりだったため、「クラリスドレス」として話題となった。その一方、披露宴では美智子さまの貝桶文様の着物を手直しして着られた。
「清子さんは美智子さまから『質素を重んじ、物を大切に』というお考えを受け継ぎました」(前出・宮内庁関係者)
かつて清子さんの衣装製作スタッフを務めた原田奈津子さんが、眞子さまのウエディングドレスについて、こう予想する。
「女性皇族方がご結婚される際、ドレスを着られるなら、美智子さまがお育てになっている『小石丸』という日本古来の蚕から採れる糸でドレスが作られるとうかがったことがあります。その糸はとても細いですが、強く、またその輝きは素晴らしいものだそうです。眞子さまも美智子さまの思いが詰まったドレスを着られるかもしれませんね」
一方でこんな声も聞こえる。
「紀子さまが長年ご愛用される『レリアン』というブランドにウエディングドレスを特注するのではないかという噂もある」(秋篠宮家関係者)
『レリアン』は「洗練、気品、女らしさ」をコンセプトにした50年ほど続く日本の老舗婦人服ブランド。
「紀子さまは新婚当初から、このブランドの服を愛用され、眞子さまも成人されてからはご公務の際、たびたびお召しになられています」(前出・秋篠宮家関係者)
どちらのドレスを選ばれるにせよ、眞子さまは簡素なドレスを選ばれるはずと前出の原田さんは続ける。