同じく、現場で味わい深い質問を投げかけるのはベテランの川内天子リポーター。熟女好きなピース綾部とウワサになった(!)過去をもつ。
そして、もともとオールマイティーな人ではあったが、「相撲リポーター」という肩書での出演が激増しているのは横野レイコリポーター。先日の『大相撲ODAIBA場所』では、フジテレビの各番組に入り中していたが、その知識の深さや、力士との繋がりは、日ごろ、地道に取材をしている賜物だと見受けた。
『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)を離れ、現在、東海地区や関西地区のローカル局のワイドショーにレギュラーをもつ島田薫リポーターは、クラシックバレエやミュージカル、フィギュアスケートに深い知識をもつ。
長谷川まさこリポーターも、映画や舞台を頻繁に見て勉強していて、先日、『女性セブン』の座談会で「オススメのイケメン」を訊ねたら、『ビリ—・エリオット〜リトル・ダンサー〜』の「前田晴翔くん」の名前を挙げてきて驚かされた。NY暮らしが長く、アポロシアターのヒップホップダンス・アマチュアナイトの子供部門で年間チャンピオンに輝いたこともリサーチ済みだった。
そして駒井千佳子リポーターは、ジャニーズや韓流から氷川きよしまで、イケメンに強い。「女性芸能人の名前はなかなか覚えられないんですけど、イケメンの名前はすぐ覚えるんですよね」と笑う駒井リポーターは、韓流スター取材のために韓国語を習っていたことも。さらに、文章力に優れ、イケメンの歴史も全て頭に入っているため、読み応えのあるコラムを何度も読ませてもらった。
故・武藤まきこさんは「皇室」「歌舞伎」という専門をもち、「現場の東海林です」が流行語にもなった東海林のりこさんは、文字通り、現場に寄り添う取材に定評があった。
芸能人とて、顔見知りのリポーターにもっともっと現場に来てほしいだろうし、芸能プロダクションやPR会社としては、「やはり、著名なリポーターさんに来てもらわないと格好がつかない」と思っているのだ。
女性芸能リポーターにブームの兆し。視聴者の女性にとっても、これは“朗報”だろう。