どちらにしてもスゴいのは、非難されても両親に反対されても、錦織さんが彼女と別れないこと。何を忠告されてもブレずに彼女を選んでいるわけですから、それだけ信頼しているということでしょう。相当な彼女だと思います」(前出・スポーツ紙記者)

 観月は交際後すぐに芸能界を引退。友人にも知人にも会えない中、錦織のツアーに一年中つきあい、婚約者としての日々を送っている。錦織をつかんで離さないその握力の源に、1人の女性の存在があった。

◆卑弥呼も使った秘儀

「観月明希(あき)先生という『数霊占術』を扱う占い師です。あこちゃんは、何か転機が訪れると観月先生に相談してきたそうです。『観月あこ』の芸名も、先生の名前の一部をもらったんでしょう。一部では“新興宗教”を信奉しているかのように報じられましたが、それは全然違います。政治家や芸能人をはじめ多くの著名人が通う有名なかたですよ。あこちゃんが錦織くんと交際しようか悩んでいる時にアドバイスしていました」(観月を知る芸能関係者)

 観月明希氏は、静岡県伊東市・川奈で運命カウンセリングや浄霊を行う、「川奈の神様」とも称される人物だ。東京・阿佐谷にも相談所があり、1か月先まで予約で埋まっている人気ぶりだという。

「30代の頃、夫の暴力に悩み離婚してから修行を積んだかたです。数霊占術や、オーラ、霊感をあわせて観ることで、相談者の悩みを解決されています。東日本大震災の時も地震が起こる前に危険を口にされていました。人の相性などはもちろんですが、行方不明者の居場所をあてたり、原因不明の偏頭痛を治したりということでも評判です。観てもらうのは1万円が基本で、浄霊だと3万円ほどでしょうか。現在、全国に1000人近い弟子がいます」(観月氏の弟子)

 数霊占術の歴史は縄文時代までさかのぼる。仏教などの外来宗教の影響を受ける前の神道『古神道』の秘儀で、「数には魂が宿る」という思想のもと生まれた占術だ。邪馬台国を統一した卑弥呼も、数霊占術師であったという説もある。

 それぞれの流派により鑑定の方法は異なるものの、生年月日、姓名、住所を1から9までの数に変換し、その人の現在の状態と併せて占う。

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン