芸能

フジテレビが大改革 古舘伊知郎、菊川怜、市川紗椰の事情

自ら降板を申し出た菊川

 視聴率低迷が続くフジテレビ。この10月の改編では「『変える、変わる』ためにフジテレビを“reboot(リブート)”します」を合言葉に改革の大ナタを振るった。その影響をもろに受けたのが古舘伊知郎(62才)だ。

 2016年11月に鳴り物入りで始まった冠番組『フルタチさん』(日曜・19時)が、視聴率低迷のため1年足らずで終了。番組は古舘が司会のまま『モノシリーのとっておき』に変わり、古舘の冠が外れて日曜ゴールデンから金曜19時へお引っ越しとなった。番組関係者が苦悶の表情を浮かべて話す。

「『報道ステーション』(テレビ朝日系)終了後、休養したいという古舘さんを『好きな内容をやっていいから』と口説き落として新番組を作ったことが裏目に出て、視聴者が求めていない内容となってしまい、この惨敗です」

 同局の『とくダネ!』では、5年間MCを務めた菊川怜(39才)が降板する。原因はやはり週刊誌で報じられた夫の「隠し子騒動」だという。

「結婚発表直後は小倉(智昭・70才)さんも『奥さんになった怜ちゃんのコメントが欲しい』と言っていて、本人も続投の意思を持っていたのですが、隠し子騒動が勃発したために事態は急転。新婚にもかかわらずいまだ別居状態で『自分の身が定まらないまま報道番組に出演していいのか』と降板を決意したようです」(フジテレビ関係者)

 後任には新人の海老原優香アナ(23才)が大抜擢された。彼女は同期入社の久慈暁子アナ(23才)が同局人気アナの証といわれる『○○パン』シリーズの番組を任され“次世代エース争い”に敗れたと報じられていた。一気に形勢逆転となるか。

「大抜擢といえば聞こえはいいですが、海老原しかいないというのが本音。今のフジはとにかく安く人件費を抑えたく、新人の海老原に白羽の矢が立った。大物司会者の小倉さんの隣で萎縮してしまわないかという心配する声も出ています」(前出・フジテレビ関係者)

 過去、佐々木恭子(44才)や中野美奈子(37才)ら歴代MCは皆、「共演のストレスで嘔吐した」「退社の原因は小倉だった」など小倉との確執が報じられてきただけに、懸念されるのももっともだろう。

 また、ショーンK(49才)の経歴詐称のすったもんだで始まった『ユアタイム』が幕を下ろす。MCの市川紗椰(30才)は降板決定直後、同番組で共演する野島卓アナ(50才)との熱愛が報じられた。降板とスキャンダルのダブルパンチでさぞかし悔しがっているかと思いきや…。

「実は本人がいちばんやめたがっていた。もともとサブだったはずがショーンKの経歴詐称騒動でいきなりメーンに抜擢された。経験もないため重責に悩み、本人はずっと『さすがに無理』と言い続けていた。私生活では野島アナとの交際も順調のよう。もし番組が続いていたら、野島アナの番組降板などの対応に迫られたかもしれない。ちょうどいいタイミングで終了して、ふたりには願ったり叶ったりのようですよ」(前出・フジテレビ関係者)

 ちなみに後番組を担当する椿原慶子アナ(31才)は「真摯にニュースと向き合ってまいります」と気合充分だ。また総合設備会社社長との熱愛が『週刊ポスト』に報じられ、公私ともに順調なようだ。

※女性セブン2017年10月12日号

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