芸能

『西郷どん』、『相棒』と同様の“呪い”的不幸の連鎖も?

『西郷どん』はヒット作となるか、それとも…(写真:共同通信社)

 来年放送の大河ドラマ『西郷どん』は、明治維新150年の節目を彩る記念番組。NHKも力が入る同作だが、出演が予定されていた斉藤由貴が不倫騒動により降板を発表するなど、ドタバタも発生している。

 斉藤の降板による「別の不倫問題」の再燃も懸念されている。西郷隆盛を見出した薩摩藩の名君・島津斉彬を演じる渡辺謙は、今年3月に元ホステスとの「ニューヨーク不倫」が報じられた。斉藤の降板で視聴者から「同じ不倫なのに渡辺謙はなぜ降板しないの?」と問い合わせがあれば、当然答えにくくなる。

 不倫関連のトラブルは民放番組の場合、番組スポンサーからの要望でタレントの降板につながることが少なくない。NHKではそうしたスポンサー絡みでの降板騒動の心配はないものの、“受信料を払っている視聴者”が最大のスポンサーである以上、その声には敏感にならざるを得ない。

◆呪われてるんじゃ……

 9月には、斉彬の先代・斉興を演じる俳優・鹿賀丈史も、離婚と年下女性とのデートが写真週刊誌で報じられるなど、“火種”になりそうな話題には事欠かない状況だ。沢村一樹、小柳ルミ子、戸田菜穂、市原悦子……脇を固めるキャストたちは大河らしく大物揃い。それだけに、トラブルを起こせば影響は大きく取り上げられかねない。

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