「同じドラマの出演者ばかり次々と“不幸”に見舞われるという不思議な連鎖は過去にも結構あるんです。テレ朝の人気刑事ドラマ『相棒』シリーズでは成宮寛貴(2016年に芸能界引退)をはじめ、主要キャストが相次いで不祥事を起こし、『相棒の呪い』と言われたくらいです」(コラムニスト・辛酸なめ子氏)
ドラマ評論家・成馬零一氏は「期待できる作品だけに変なコケ方はしてほしくない」とした上でこう語る。
「この大河は脚本家主導で面白いドラマになっていくんじゃないか。今回脚本を務める中園ミホさんは朝ドラ『花子とアン』やテレ朝の『ドクターX』を手がけたヒットメーカー。主演の鈴木亮平をはじめ、瑛太(大久保利通役)や黒木華(西郷の妻・糸役)という、力のある若手俳優を揃えているのもいい」
放送開始まで、あと3か月だ。
※週刊ポスト2017年10月13・20日号