芸能

市川猿之助も重傷骨折 不気味に続く「歌舞伎座の呪い」

左腕は元通りになるのか?(市川猿之助)

「本当に復帰できるのか」──関係者の間でそう囁かれているのは10月9日、東京・新橋演舞場での公演中に左腕を骨折した人気歌舞伎俳優・市川猿之助(41)だ。事故が起きたのは公演終了後のカーテンコール。漫画『ワンピース』を題材にしたスーパー歌舞伎で主役を務めていた猿之助が、花道の途中にある“すっぽん”と呼ばれる昇降装置で舞台から姿を消す瞬間だった。演舞場関係者が明かす。

「猿之助さんが一瞬で床下に消える演出で、普段より降下スピードを上げていたため、衣装の左袖が装置に巻き込まれると同時に一気に腕を持っていかれてしまった。この公演は2015年に続き2回目ですが、今回から衣装の袖を前回より長くし、羽根飾りなども付けて“スケールアップ”させたことが災いした」

 異変に気付いたスタッフが「猿之助さんが機械に挟まれた!」と助けを求めたが、体を装置から引き離すのに「大人4人がかりだった」と言うから、どれほど腕が深く装置に挟まれていたかが窺い知れる。

「救助に当たったスタッフの話では、猿之助さんの左腕の骨が皮膚を突き破ってハッキリと見えるほど飛び出していたそうです」(前出・関係者)

 すぐに病院へと搬送され緊急手術。左上腕と前腕、指の3か所の開放骨折という重傷だった。猿之助は事故翌日に、代役を務めることになった歌舞伎役者・尾上右近(25)らに向け、「僕は元気。なるべく早く戻るから(中略)みんなで頑張ってください」と激励するなど気丈に振る舞っているというが、事態は深刻だ。

関連記事

トピックス

畠山愛理と鈴木誠也(本人のinstagram/時事通信)
《愛妻・畠山愛理がピッタリと隣に》鈴木誠也がファミリーで訪れた“シカゴの牛角” 居合わせた客が驚いた「庶民派ディナー」の様子
NEWSポストセブン
米倉涼子(時事通信フォト)
「何か大変なことが起きているのでは…」米倉涼子、違約金の可能性を承知で自らアンバサダー就任のキャンセルを申し出か…関係者に広がる不安がる声
NEWSポストセブン
ドイツのニュルンベルクで開催されたナチ党大会でのヒトラー。1939年9月1日、ナチ・ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発した(C)NHK
NHK『映像の世紀』が解き明かした第二次世界大戦の真実 高精細カラー化されたプロパガンダ映像に映る国民の本音、老いて弱りゆく独裁者の姿
週刊ポスト
大阪・関西万博を視察された天皇皇后両陛下(2025年10月6日、撮影/JMPA)
《2回目の万博で魅せた》皇后雅子さまの気品を感じさせるロイヤルブルーコーデ ホワイトと組み合わせて重厚感を軽減
群馬県前橋市の小川晶市長(共同通信社)
「ドデカいタケノコを満面の笑顔で抱えて」「両手に立派な赤ダイコン」前橋・小川晶市長の農産物への“並々ならぬ愛”《父親が農民運動のリーダー》
NEWSポストセブン
萩生田光一元政調会長が幹事長代行へ起用(時事通信フォト)
《SNSで非難轟々》“裏金議員”萩生田光一氏が党執行部入りの背景 永田町関係者が明かす“総裁選での暗闘”と「香水がとてもいい香り」の珍評価
NEWSポストセブン
巨人の阿部慎之助監督(左)とDeNAの三浦大輔監督
セ2位DeNA・三浦監督は勇退で3位巨人・阿部監督は続投でいいのか? 御意見番・広岡達朗氏は「三浦は偉い」「阿部は三浦が辞めた意味すらわかっていないんじゃないか」
週刊ポスト
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(共同通信)
《やる気スイッチ講師がわいせつ再逮捕》元同僚が証言、石田親一容疑者が10年前から見せていた“事件の兆候”「お気に入りの女子生徒と連絡先を交換」「担当は女子ばかり」
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月7日、撮影/JMPA)
《再販後完売》佳子さま、ブラジルで着用された5万9400円ワンピをお召しに エレガントな絵柄に優しいカラーで”交流”にぴったりな一着
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷が“即帰宅”した理由とは
《ベイビーを連れて観戦》「同僚も驚く即帰宅」真美子さんが奥様会の“お祝い写真”に映らなかった理由…大谷翔平が見計らう“愛娘お披露目のタイミング”
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《山瀬まみが7ヶ月間のリハビリ生活》休養前に目撃した“スタッフに荷物を手伝われるホッソリ姿”…がん手術後に脳梗塞発症でICUに
NEWSポストセブン
京都を訪問された天皇皇后両陛下(2025年10月4日、撮影/JMPA)
《一枚で雰囲気がガラリ》「目を奪われる」皇后雅子さまの花柄スカーフが話題に 植物園にぴったりの装い
NEWSポストセブン