芸能

プレミアカレンダー 今後のお宝化が期待できる女優は誰?

1991年の南野陽子のカレンダー

 女優・アイドルのお宝グッズ市場が活況を呈している。中でも販促用の無料カレンダーには何万円もの値がつくほど。例えば紺野美沙子が水着姿で登場している1979年のユニチカのカレンダーには4万1040円の値がついている。

 プレミアカレンダーの現状は、1970~1980年代のものが上位を占めているが、今後はどのような市場になるのが予想されるのか。

「やはり古いものの価値が高くなるのは自然なことですが、なんといっても被写体となるアイドルや女優たちによるところが大きいです。最近では1980年代アイドルのグッズの人気が何度目かの高まりを見せています。実際、南野陽子のグッズはジワジワと高騰傾向にあります」(東京のタレントグッズ専門店「カルチャーステーション」の田川修氏)

 また1980年代以降、レースクイーンやキャンペーンガールなどを経てタレントになる芸能人も出てきたため、後に大成するタレントの下積み時代のものなどもお宝として化ける可能性が高いという。

 その証左として、鈴木京香は最初東北のみで活動していたが、その当時のポスターは高額で取り引きされたという。ちなみに、これまでカルチャーステーションで一番高値で取り引きされたのは、森高千里の等身大パネルで35万円だったという。田川氏が一番評価しているタレントは河合奈保子だ。

「同時期には松田聖子や中森明菜などのアイドルがいましたが、清楚かつ童顔でいて水着グラビアなどでの露出もふんだんにあったのは彼女がダントツです。さらには彼女は結婚と共に芸能活動を休止しました。こうしたアイドルのグッズは高い評価をつけられる傾向がありますね」(田川氏)

 もしかしたらあなたの押し入れの中にも、お宝が眠っているかも知れない。

◆資料提供・監修/カルチャーステーション 芸能資料館 http://www.culturestation.co.jp/c

※週刊ポスト2017年11月3日号

関連記事

トピックス

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の打ち上げに参加したベッキー
《ザックリ背面ジッパーつきドレス着用》ベッキー、大河ドラマの打ち上げに際立つ服装で参加して関係者と話し込む「充実した日々」
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)
《お洒落とは》フェラガモ歴30年の雅子さま、三重県ご訪問でお持ちの愛用バッグに込められた“美学” 愛子さまにも受け継がれる「サステナブルの心」
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン