遺産の話し合いの後は、佳代さんと敏勝さんの実家はまた没交渉の状態に戻ったという。それから15年近く経って、小室さんが眞子さまのフィアンセとして浮上することになった。敏勝さんの実家の関係者が明かす。

「昨年10月、圭くんから結婚の報告に来たいと連絡があり、いとこなど15人ほどで迎えました。ただ、佳代さんは来なかったんです。“仕事があるから”という理由でした。実は、このお正月にも挨拶に来るって言ってたんですけど、直前になって圭くんが風邪をひいたとかで急にキャンセルになりました」

 前出の知人男性は佳代さんのこんな言葉を耳にしていた。

「私の夢をすべてこの子にかけたい」
「私にはこの子しかいない」

 佳代さんは、神奈川県内の町工場に勤める父・國光さんと、母・八十子さんの間に長女として生まれ、下に弟がいる。佳代さんが10代を過ごした家の近隣住民が明かす。

「八十子さんのお母さん、つまり佳代さんの祖母も含めた5人家族でした。それ以前は、横浜市内にある工場の寮に住んでいたそうなんですが、そこが閉鎖されることになり、締め出されるようにしてここに引っ越してきました。病気がちな八十子さんに代わって祖母がほとんどの家事をやっていました。

 八十子さんは、病気の治癒のため地元の新宗教に希望を託していました。佳代さんや弟の名前を名づけたのも、その宗教の人だったそうです。あまり積極的に近所づきあいはしていませんでしたが、慎ましい暮らしをしていたと思います。ただ、佳代さんは家庭があまり裕福でないことに不満を覚えている様子でした」

 前出の知人男性が続ける。

「お財布事情が厳しくても、無理をしてでも音大の付属小学校に通わせてバイオリンをやらせたり、インターナショナルスクールに通わせて、ICU時代は留学までさせて英語の習得を後押ししたのは、佳代さんの強い上昇志向の表れだったんだと思います」

 そのためには、どうしても前出の元婚約相手のBさんの支援も必要だったのだろう。

撮影/雑誌協会代表取材

※女性セブン2018年2月15日号

関連記事

トピックス

大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
理論派として評価されていた桑田真澄二軍監督
《巨人・桑田真澄二軍監督“追放”のなぜ》阿部監督ラストイヤーに“次期監督候補”が退団する「複雑なチーム内力学」 ポスト阿部候補は原辰徳氏、高橋由伸氏、松井秀喜氏の3人に絞られる
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“最もクレイジーな乱倫パーティー”を予告した金髪美女インフルエンサー(26)が「卒業旅行中の18歳以上の青少年」を狙いオーストラリアに再上陸か
NEWSポストセブン
大谷翔平選手と妻・真美子さん
「娘さんの足が元気に動いていたの!」大谷翔平・真美子さんファミリーの姿をスタジアムで目撃したファンが「2人ともとても機嫌が良くて…」と明かす
NEWSポストセブン
(公式インスタグラムより)
『ぼくたちん家』ついにLGBTのラブストーリーがプライム帯に進出 BLとの違いは? なぜ他の恋愛ドラマより量産される? 
NEWSポストセブン
メキシコの有名美女インフルエンサーが殺人などの罪で起訴された(Instagramより)
《麻薬カルテルの縄張り争いで婚約者を銃殺か》メキシコの有名美女インフルエンサーを米当局が第一級殺人などの罪で起訴、事件現場で「迷彩服を着て何発も発砲し…」
NEWSポストセブン
「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」に出席された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年11月6日、撮影/JMPA)
「耳の先まで美しい」佳子さま、アースカラーのブラウンジャケットにブルーのワンピ 耳に光るのは「金継ぎ」のイヤリング
NEWSポストセブン
逮捕された鈴木沙月容疑者
「もうげんかい、ごめんね弱くて」生後3か月の娘を浴槽内でメッタ刺し…“車椅子インフルエンサー”(28)犯行自白2時間前のインスタ投稿「もうSNSは続けることはないかな」
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
《出所後の“激痩せ姿”を目撃》芸能活動再開の俳優・新井浩文、仮出所後に明かした“復帰への覚悟”「ウチも性格上、ぱぁーっと言いたいタイプなんですけど」
NEWSポストセブン
”ネグレクト疑い”で逮捕された若い夫婦の裏になにが──
《2児ママと“首タトゥーの男”が育児放棄疑い》「こんなにタトゥーなんてなかった」キャバ嬢時代の元同僚が明かす北島エリカ容疑者の“意外な人物像”「男の影響なのかな…」
NEWSポストセブン
滋賀県草津市で開催された全国障害者スポーツ大会を訪れた秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
《“透け感ワンピース”は6万9300円》佳子さま着用のミントグリーンの1着に注目集まる 識者は「皇室にコーディネーターのような存在がいるかどうかは分かりません」と解説
NEWSポストセブン
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン