「『BG』の第1話で、江口洋介さん(50才)に警護された石田ゆり子さん(48才)が建物から出てくるシーンがありましたが、あれは創価大学のキャンパスで撮影されたものです。『99.9』では、同大学の階段が、裁判所の階段として第1、3話で使われています。松本さんが、敵役となる裁判官を演じる笑福亭鶴瓶さん(66才)とすれ違った階段です。今後も、ドラマの象徴的なシーンとして出てきそうです」(芸能関係者)
さらには、現在放送中で山崎賢人(23才)主演の『トドメの接吻』(日本テレビ系)の第3話でも、創価大学の廊下やロータリーなどで撮影が行われた。
また、第1話で木村がボディーガードに復帰するためにトレーニングをした階段は都内の神社なのだが、そこも過去に使われている。
「最終回の視聴率が16.4%と好評だった満島ひかりさん(32才)主演の『Woman』(日本テレビ系、2013年放送)の第1話で、満島さんが娘さんと夏祭りに出かけた神社だそうです」(前出・芸能関係者)
その神社の階段は、傾斜がきついことで知られている。
「でも、木村さんは軽々と駆け上がっていて、スタッフの間では『さすが!』という声が上がっていました」(前出・ドラマ関係者)
ほかにも『BG』の第1話で石田が政界の重鎮に土下座した料亭は、亀梨主演で放送中の『FINAL CUT』(フジテレビ系)の第1話でも使われたという。ちなみに、埼玉県の料亭だ。
それにしてもなぜ、放送時期や局が違っていても、同じロケ地が使われるのか。
「験にあやかりたい思いは否定できませんが、実際は撮影許可が得やすいこと、場所を貸してくれる側が撮影に慣れていることなどが優先されています。制作会社が同じ場合は特に“前にお願いしたところにしよう”と、“場所かぶり”が起こりがちです」(前出・テレビ局関係者)
今後、どんなロケ地が登場するのかも楽しみだ。
※女性セブン2018年2月15日号