高須:これまたびっくりだ。今、国際社会的に北朝鮮は、核をちらつかせていろいろな要求をしてくる悪者なわけだよ。そんな北朝鮮にお金を差し出してしまうとは、これはもう完全に北朝鮮の仲間といわざるをえない。それこそ「テロ支援国家」といわれても仕方ないとすら思えてくる。韓国にとっては相当リスキーな行為だったと思う。
ちなみに、2億8000万円はどこからきてるの? まさか、日本が慰安婦支援財団のために支払った10億円が使われている…なんてことはさすがにありえないか(笑い)。そこまでやっていたら、逆にアッパレだ(笑い)。
いずれにしろ、平昌オリンピックは政治利用が多すぎる。スポーツに政治は介入しないというのがルールのはずなんだけど、まったく守られていない。IOCは便乗CMを取り締まる前に、オリンピックの政治利用を厳しく取り締まるべきだ。はっきりいって、韓国には何らかの制裁を与えたほうがいいと思うよ。オリンピックの理念とあまりにもかけ離れて見える。
それに、文在寅大統領がお咎め無しで、高須クリニックのスマイルジャパンCMが流せないというのは、あまりにもおかしい。せっかくスマイルジャパンが気持ちよく勝利したというのに、祝福すらさせてもらえないわけだ。アスリートばかりが損をしてしまうようなオリンピックになっているような気がするね。オリンピック全体のシステムを、今一度しっかり見つめ直す必要があると思うよ。
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理不尽な五輪運営に不満を抱いている高須院長。スマイルジャパンお祝いCMがいつの日かオンエアできるように、願うばかりです!
【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。
昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子氏との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『行ったり来たり 僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)など。