◆外国人監督なんていらない

 久保建英と合わせて“W久保”と呼ばれるFW・久保裕也(24・ヘント)はハリルホジッチ前監督時代、A代表の招集経験を持つ。

「ベルギー1部の所属チームでは不慣れなポジションでの起用ながら、2シーズン連続で2桁得点を達成している。W久保のどちらが“A代表のエース”となるか、今から楽しみにしている関係者は少なくない」(同前)

 久保裕也と同様、ハリル解任の結果、ロシアW杯のメンバーを外れたMF井手口陽介(21・レオネサ)やFW中島翔哉(23・ポルティモネンセ)も4年後は脂がのり切った時期を迎える。

「今回、代表に選ばれたMF大島僚太(25・川崎F)や昌子源(25・鹿島)、植田直通(23・鹿島)らがロシアでの経験を新生代表に持ち込めるか。本来は大島にキャプテンになって東京五輪世代を引っ張ってほしいところだが、大人しくてやや不向き。主将の人選は考えどころでしょう」(財徳氏)

 監督は誰になるのか。釜本氏は「日本人監督で行くべきだ」と語る。

「何億円も積んで外国人監督を連れてくるよりも、コミュニケーションがしっかり取れる日本人監督を起用し、浮いたお金で若い選手に経験を積ませればいい。適任は東京五輪も率いる森保一U-23日本代表監督だ。広島の監督として3度のリーグ優勝の実績もあるし、ドーハ組でW杯予選の怖さもよく分かっている」

 4年後のチーム、なんだかうまくいきそうな気がしてきたぞ!

※週刊ポスト2018年6月29日号

関連記事

トピックス

ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《巨人の魅力はなんですか?》争奪戦の前田健太にファンが直球質問、ザワつくイベント会場で明かしていた本音「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン
佳子さまの“ショッキングピンク”のドレスが話題に(時事通信フォト)
《5万円超の“蛍光ピンク服”》佳子さまがお召しになった“推しブランド”…過去にもロイヤルブルーの “イロチ”ドレス、ブラジル訪問では「カメリアワンピース」が話題に
NEWSポストセブン
「横浜アンパンマンこどもミュージアム」でパパ同士のケンカが拡散された(目撃者提供)
《フル動画入手》アンパンマンショー“パパ同士のケンカ”のきっかけは戦慄の頭突き…目撃者が語る 施設側は「今後もスタッフ一丸となって対応」
NEWSポストセブン
大谷翔平を支え続けた真美子さん
《大谷翔平よりもスゴイ?》真美子さんの完璧“MVP妻”伝説「奥様会へのお土産は1万5000円のケーキ」「パレードでスポンサー企業のペットボトル」…“夫婦でCM共演”への期待も
週刊ポスト