「まさに、言いたいことも言えないという心境を曲に代弁してもらった形でした。岡村さんの言うように、昔からラジオでは自分のコンプレックスをネタにしていたし、仕事の中でラジオが最も落ち着ける場所だった。

 結婚の予定もない48歳の自分より6歳年下の大金持ちが、20代の女優と付き合っている。いつも通り、自分のコンプレックスをネタに妬む岡村さん得意のトークなんですよ」

 アメリカの経済誌『フォーブス2018年度版』によれば、前澤氏の総資産は2830億円。金持ちが女優と付き合うことに対する岡村なりの『ねたみ、ひがみ、そねみ』(せんだみつおはこの3つを“せんだみつおの三位一体”と話している)だったわけだが、それが世間で思わぬ反響を呼んでしまった。

「自分のラジオ番組で発言したさんまさんや岡村さんを批判すべきではないですよ。2人は、『ラジオだから良いだろう』という気持ちでしゃべっているはず。元来、ラジオはテレビでは言えないことをリスナーだけにこっそり伝えるような場所という認識があるし、その内輪感が大きな魅力。それがいまや、ネット上の話題を提供する場になっている。ラジオを好きでない人がラジオの良さを奪っている。タレントやリスナーからすれば、これは許しがたいことですよ」(同前)

 ラジオでの発言がすぐ記事になってしまうという現状を踏まえたうえでトークをすべきという意見もあるかもしれない。

「そうすると、昔から聴いてくれているリスナーを裏切ることになる。この問題で、さんまさんや岡村さんに矛先を向けるのは間違っていると思います。そもそも、2人のラジオを聞いた上で批判するなら構わない。しかし、今回の件で2人に噛み付いているネット民のほとんどはラジオを聴かず、ネットニュースを見て批判しているだけでしょう。ラジオを愛していない人間がラジオを陳腐化させようとしている」(同前)

 ネットニュースやSNSの普及で、ラジオの最大の魅力の一部が消されようとしているのかもしれない。

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