この数字は丸の11、筒香の12.7、パ・リーグの本塁打王を手中に収めそうな西武・山川穂高の11.4を上回っている。過去5年間、セ・リーグ本塁打王に輝いた選手の本塁打率を見ても、2013年60本で日本新記録を樹立したバレンティンは7.3と驚異的な数字だが、2014年のエルドレッド(広島)は12.3、2015年の山田哲人(ヤクルト)は14.7、2016年の筒香嘉智(DeNA)は10.7、2017年のゲレーロ(中日)は13.4。
2013年のバレンティンを除けば、最も高い本塁打率を誇っている。
過去、プロ野球で50本塁打以上放った選手はのべ14人。彼らの本塁打率は、平均9.1。1963年の野村克也(南海)は550打数52本塁打で、ソトと同じ10.6だった。2002年の松井秀喜(巨人)は500打数50本塁打で、ちょうど10打数に1本の確率だった。残り試合でDeNAがCS進出するカギは、ソトの爆発が握っているかもしれない。