実は先日、近藤サトのフジテレビ時代の同期、中村江里子アナと『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で共演し、ヒナ壇の隣に座らせてもらった。間近で見た中村アナの黒黒とした美しい髪に私は息を呑んだ。20代の頃はロングヘアだった彼女も、いまはベリーショート。だが、艶が合って、羨ましいほど太い髪をワックスでまとめたスタイルは、その日の装い(白シャツにパンツ)に合っていて素敵だった。
白髪を放置し「自然体」と胸を張るのか、キレイに染めて背筋を伸ばすのかは、はっきり言って好みの問題。
繰り返しになるが「グレイヘア」がトレンドで、しかも「新語・流行語」というのには、無理がありすぎる。できるだけポジティブな言葉を選出しようとしている審査員らが、「グレイヘア」をそう捉えたというのなら仕方ないのだけれど…。
とにかく、「流行なのかもしれない」と、白髪を放置して、どれだけの人が美しく見えるのだろうか。近藤サトは、フジテレビ入社当時、先輩男性社員がザワついたほどの美人であり、華やかな同局の女子アナの中でも、もっとも美しい(好みか否かは別)一人ではないか。
つまり、彼女はグレイヘアであっても、逆にカラーリングを施していても、なんならスキンヘッドにしていたとしても、美人に変わりはなく、「グレイヘアが流行り?」を真に受けて彼女のマネをしたところで、いいことばかりではないのではないかと私は思う
近藤サトの古巣・フジテレビの番組でもスルーされてしまった「グレイヘア」。この先、どう広がりを見せていくのか、個人的に興味津々ではある。