スポーツ

巨人、内海・長野の流出で松井秀喜監督就任がさらに遠のくか

昨年の日米野球では原辰徳監督と松井秀喜氏が談笑する姿も見られたが(写真:時事通信フォト)

 巨人はFAで広島から丸佳浩、西武から炭谷銀仁朗を獲得した代償として、人的補償で広島に長野久義、西武に内海哲也という幾度となくチームを救ってきた2人を流出させることになった。

 昨年10月23日の原辰徳監督の就任会見では、山口寿一オーナーが「チームに関しては監督に全てをお任せする。編成の方針に関しても監督の意向を完全に尊重しようと思う」と発言。原監督は選手獲得にも当然関わっていたはずで、28名のプロテクトリストの中に生え抜きのベテランを入れなかったことを疑問視する声も上がっている。野球担当記者が話す。

「チーム史上ワーストタイの4年連続V逸をしているため、何が何でも優勝したいという意向はわかりますが、あまりにも生え抜き選手を蔑ろにしていると批判されても仕方ない。仮に優勝しても、ファンがどこまで喜べるのか。120%巨人を好きな人であれば何をしても勝てばいいのかもしれませんが、かねてより球団の姿勢に疑問を持っているファンも沢山いる。これを機にファン離れが進んでもおかしくない」(以下同)

 原監督は今季、ヘッドコーチを置いていない。還暦を迎えた原監督には優勝とともに、次期監督を育てることも求められており、来季ヘッドのポジションに付く人物が後釜になると予想されている。

「気の早い話ですが、高橋由伸前監督が1年で復帰するとは考えづらいですし、今年3月で40歳を迎える阿部慎之助が据えられる可能性もある。でも、ファンが一番望んでいるのは、松井秀喜氏の巨人復帰でしょう」

関連記事

トピックス

(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン