それより2年ほど前の2015年夏、大野は10才年下の元女優との親密交際が写真週刊誌で報じられた。その後のコンサートでは、大野に対し「裏切り者」などと書いたうちわを掲げるファンもいた。大野はステージから「これからもついてきて」と声をかけたが、バッシングはヒートアップしていった。

「大野さんの恋人とされた元女優はSNSで当時の自宅や飼い犬まで突き止められ、その姿が大野さんがコンサートグッズのために描いた犬にそっくりだと大炎上しました。2017年の春頃には、大野さんのこの苦い経験をメンバーの多くが味わうことになった。彼らの目に『このままでは自分と交際する人は幸せになれない』と映ったであろうこと、そして、自分たちの自由のなさを実感していたことは想像に難くありません」(前出・芸能関係者)

 大野は冒頭の会見で、「自由に生活がしたい」という気持ちは「3年ぐらい前からあった」と明かしたが、それはちょうど自身の“交際バッシング”の頃と重なる。

 プライベートが制限されるのはアイドルの宿命というのはわかっている。しかし、多くのファンに応援されるか、プライベートを優先させるか――いつかはその決断をしなくてはならない。少なくとも、相葉雅紀(36才)はそう考えていたという。

「相葉さんは最後まで、活動休止には反対の立場だったようです。自分たちは嵐であるからこそ多くの人に応援してもらえている。プライベートが大切とはいえ、今、この時期に嵐という立場を降りるのは早急だと考えていたのです。ただ、そんな話が上がる中、二宮さんは二宮さんなりに、覚悟を固めていったようです」(前出・芸能関係者)

 二宮とAさんの交際が発覚したのは前述の通り2016年6月のことだった。

「Aさんのブログに二宮さんとの交際をうかがわせる写真や記述を見つけたファンがいたようです。それから“匂わせ女”と、SNSでの大バッシングが始まった」(ワイドショー関係者)

 Aさんは『news every.』(日本テレビ系)にレギュラー出演していたが、交際が発覚して約10か月後の2017年3月に、約10年間出演を続けていた同番組を卒業。その後、表立った活動をせずにきた。昨年3月には所属していた事務所を退社し、事実上の引退をした。

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