そして田中みな実(文学部英米文学科卒)である。数年前までは「女に嫌われる女」「ぶりっこ」の代表格だったが、“闇キャラ”が世に広まったり、『MAQUIA』や『an・an』などで美ボディを惜しみなく披露するようになってから女性人気が急上昇。その発言の多くはネットニュースに上がるし、2016年10月からは『ひるキュン!』(TOKYO MX)なる帯番組のMCを務めている。キワモノ(失礼)を起用してスターに育てるのが得意なMXだとは言え(!)、主婦も見ている昼ワイド。この時点で田中みな実には光が差していたといと言っていい。

 最近目につくのはテレビCMだ。保健室の先生役として「あいつ、ない」と清野菜名に助言する『オープンハウス』や、IKKO、川口春奈と共演している『スマートニュース』は頻繁に見かける。

 さらには、ドラマ『絶対正義』(東海テレビ・フジテレビ系)に女優として出演中。その番宣のため、バラエティー番組への出演も多いが、山口紗弥加や片瀬那奈と並んで、ちゃんと“女優”として振る舞っている。いい意味で、“遠慮”がないのである。これは、局アナ出身者にはなかなかできないこと。こういう天真爛漫なところもまた、青学出身者らしい一面かもしれない。

 有名だった人気芸人との恋に破れた頃は、彼女のほうが傷ついていたと聞くし、その後も芸人が好みなのか、それともなかなか彼氏ができない焦りだったのか、共演する男性芸人と“近すぎる”現場を何度か目にしたものだ。が、いまはそんなこともなく、“ぶりっこ”よりは、女性の代表として言いたいことをハッキリ言う人という位置づけだ。

 そんな田中みな実は、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)「本音でハシゴ酒」の“飲み仲間”として、夏菜、峯岸みなみ、小島瑠璃子、菊地亜美らと共にヘビーローテーション。年齢を重ねている分、分析力に長けていたり、ダウンタウンや坂上忍、そして男性ゲストにズバッと言ったりすることに関しては、ナンバーワンと言ってもいい。

◇ミタパン、クジパン、テレ朝小川アナも

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